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仮想テープライブラリーとは

2021/04/18に公開

英語版のブログは以下をご覧ください。
https://zenn.dev/mn87/articles/da92f06bc48ace

テープストレージ

LTO(Linear Tape-Open)テープストレージとは? | 富士フイルム [日本]

「テープストレージ」とは、コンピュータ用磁気テープを記録媒体として使用し、データを保管する装置やシステムのことです。
世の中のデータ量が爆発的に増加していくなか、デジタルデータを記憶/保管するストレージシステムのなかで、大容量の情報記録装置として「テープストレージ」は最適です。障害復旧時に必要なバックアップ用途に加えて長期的な記録・保管としてのアーカイブ用途にも注目が集まっています。

以下の特徴や用途があるようです。

  • 大容量
  • バックアップ
  • アーカイブ
  • 遠隔地保管

テープライブラリ

テープライブラリとは?:製品:日立サーバ周辺機器

テープライブラリは、複数台のテープドライブと多数のテープカートリッジを収納し、ロボット機構によってテープカートリッジを入れ替える大型のテープストレージです。

テープストレージの集合体のようです。

仮想テープライブラリー(Virtual Tape Library:VTL)

“仮想テープライブラリ”──実はディスクだってご存じでした?:キーワードでひもとくバックアップ最新事情【第4回】 - TechTargetジャパン システム運用管理

仮想テープライブラリとは、ディスク装置上でテープドライブを疑似的(仮想的)に実行させることで、システムに対して、あたかもテープドライブが接続されているかのように見せかける仕組みのことである。

使える! 情シス三段用語辞典47 「VTL(仮想テープライブラリ)」 | お役立ち情報(コラム) | セミナー・イベント情報 | パシフィックネットは法人のPCレンタル~運用保守~データ消去等で法人のIT戦略をトータルアシストします

みなさんのお父さんやお母さんが働く会社は大事な「データ(情報)」をたくさん持っています。
このデータは、お金のやり取りや取引先のリスト、毎日やり取りしているメールなど、会社にとってなくてはならないものです。そして、データは会社の「サーバー」という場所に保管されています。サーバーというのはコンピューターの親玉みたいなものと考えてください。
もし、サーバーが壊れたり、地震や火災で使えなくなったり、悪い人たちが「コンピューターウイルス」というものでデータをむちゃくちゃにしたら、会社は仕事を続けられません。だから、会社は大事なデータを、まるまる保存します。
これを「バックアップ」といいます。バックアップは、会社のコンピューターの面倒を見る人が、毎日時間をかけて行っています。
では、データは何に保存するのでしょう?
いろいろな方法がありますが、そのひとつに、みなさんがあまりなじみのない「磁気(じき)テープ」というものがあります。この磁気テープは、たくさんのデータを保存できる上、持ち運びや保管も便利なところがよい点です。これまでは、このテープにデータを保存するのが主流でした。
ところが、最近は仕事で使うデータの量が、とんでもなく大きなものになってきています。そのため、テープではバックアップするのに、ものすごい時間がかかってしまうのです。
そこで、「ハードディスク」といって、速いスピードで記録できる装置に、テープのような使い勝手でバックアップができる仕組みが考え出されました。
これを「VTL(ぶい・てぃー・える)」、日本語では「仮想(かそう)テープライブラリ」といいます。
VTLは、テープより早くバックアップができるので、作業時間が短くてすみます。そして、時間がある時に、テープにデータをまるまる移すこともできるのです。そのテープは離れた場所にある倉庫に運ばれ、そこで厳重に保管されます。こうすることで、会社が災害やコンピューターウイルスの被害にあった時でも、データは無事なのです。

  • 昔は磁気テープ (テープストレージ) にデータを入れていた
  • データ量が増えたことでデータを入れるのに時間がかかるようになった
  • ハードディスクを使ってバックアップのスピードをアップさせつつテープのような使い勝手でバックアップできる仕組みを考えた結果が VTL

AWS Storage Gateway

AWS Storage Gateway: 仮想テープバックアップをクラウドに | AWS

テープゲートウェイは、既存のバックアップワークフローを変更することなく、オンプレミスの物理テープの使用から AWS の仮想テープに切り替えることができます。

オンプレにある物理的なテープライブラリを AWS の仮想テープに切り替えることができるということなんですね。

まとめ

今回は仮想テープライブラリについて調べてみました。
以下がポイントでした。

  • 昔はテープストレージを使っていた
  • テープストレージでは大容量の記録に時間がかかる
  • ハードディスクを使ってテープストレージを仮想的に実行し、時間短縮を実現
  • AWS Storage Gateway でテープライブラリを仮想テープに切り替えられる

単語の勉強でしたが、どなたかの参考になれば幸いです。

参考資料

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