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三度の飯よりデータサイエンス!な人に会うために、松尾研究所のデータサイエンティストたちで今年取り組んだこと

2024/12/09に公開

こんにちは。松尾研究所でデータサイエンティストの採用を担当している、開原です。

長年採用に携わっていると「テックブログで採用の話をするのはちょっと気が引けるな」という率直な気持ちがありつつも、今年はデータサイエンティストのメンバーと共に多くの取り組みを実施しましたので、ぜひ紹介させていただきたく、筆をとりました。

採用担当の方や、同じように採用活動に取り組んでいるデータサイエンティストの皆さんに参考になれば嬉しいです。

0. 前提

松尾研究所では、日々のプロジェクトや技術の研鑽だけでなく、次世代の仲間探しにも力を入れています。
入社初日にオンボーディングの一貫で採用についての考え方やご協力いただきたいことの共有をおこなっていることもあり、松尾研究所のメンバーにとって、採用は業務同様、とても重要な取り組みの1つという認識です。


入社初日のオンボーディング資料より

特にデータサイエンティストチームにおいては、日々舞い込んでくる、難易度が高く、そして知的好奇心がくすぐられるプロジェクトを成功させるため、より多様なケイパビリティやバックグラウンドを持ったメンバーを迎えることが大きなミッションとなっています。
なかでも、松尾研究所には「三度の飯よりデータサイエンス!」なメンバーが多く、業務が終わってもKaggleコンペに取り組んだり、学会や勉強会に参加したりなど、データサイエンスを愛するメンバーが集まっているため、そういった活動に一緒に取り組める仲間を全力で探しています。
※実際にはきちんと三食食べているメンバーがほとんどです。


松尾研究所のプロジェクト概観

1. 体制

当初はデータサイエンティストチーム全員+採用担当で毎週定例ミーティングを実施し、候補者についての相談や直近の採用施策に関する振り返り、振り返りをもとにしたネクストアクションの整理などを中心に議論していました。
一方、メンバーが増えたこともあり、少し効率が悪いな(メンバーの時間をたくさんもらっているのに、有効活用しきれていないな)と感じたことに加え、より短期で成果をうむためにはもっと高速でPDCAを回す必要があると考えました。
そのため、1チームあたりのメンバーを減らし、3つのチームに分け、各チームが異なる施策に取り組む方法にシフトしました。
チーム分けについては、メンバーの前職や興味関心をもとに割り振り、どんなペルソナをターゲットに、どんな施策をおこなうのか、データサイエンティストメンバーが中心となってペルソナの深堀りや施策のブレインストーミングをおこないました。

2. 三度の飯よりデータサイエンス!人材に出会うために今年取り組んだこと

上記をもとに具体的な施策に取り組んできました。

そのうちのいくつかをご紹介いたします。

JSAI(人工知能学会)でのスポンサー

松尾研究所のメンバーで参加し、展示ブースでは松尾研究所の取り組みについて紹介し、研究者を始めとする参加者の皆様と交流させていただきました。

LTイベントの開催

深層学習・機械学習をテーマとしたLT会を開催しました。
松尾研究所のメンバーに加えてゲストの方に登壇いただき、生成AI関連プロジェクトの事例紹介やKaggleの勉強法についてなど、技術を中心に語り合うイベントになりました。

▼開催レポートはこちらから
https://zenn.dev/mkj/articles/135c82d551ebe5

キャリアイベントの開催

松尾研究所で活躍するメンバーが、「前職での経験が今にどのように活きているか?」をテーマに、キャリアについて語るイベントを開催しました。
参加いただく方のバックグラウンド(業界)をあえて絞ることで、業界あるあるを共有できる、密なコミュニケーションが実現したイベントになりました。

▼松尾研MeetUp#1 「製造業出身メンバーがなぜ松尾研へ?松尾研のデータサイエンティストとしてのキャリアをお話します!」
https://connpass.com/event/335915/

▼松尾研MeetUp#2 「『クライアントの課題を先端技術で解決する』コンサル・起業経験者が集まる松尾研でのキャリアとは?
https://connpass.com/event/335921/

私たちが今年取り組んだ採用活動の核は、「ターゲットの興味関心を深く理解し、価値ある体験を提供する」ことでした。一方的に「こんな人を採用したい」「松尾研究所はいいぞ!」と主張するのではなく、データサイエンスのプロフェッショナルたちに「面白い!」と思ってもらえるようなコンテンツの提供を通し、双方向の交流を重視しました。
データサイエンティストのメンバーが主導して企画したからこそ実現できた施策だと考えています。

3. 三度の飯よりデータサイエンス!人材との縁を結ぶため、今後取り組みたいと考えていること

まさに様々な施策を通してPDCAをまわしている最中ですが、そのなかで今後取り組んでいきたいと考えている施策に下記のようなものがあります。

・Kaggleコンペ振り返り会、Kaggler同士の交流会
・データサイエンス関連の論文輪読会
・松尾研究所主催のコンペ
・松尾研究所Webサイトでのプロジェクト事例共有
・学会、展示会のスポンサー

上記実現にあたって、今後もデータサイエンティストのメンバーのサポートをしていけたらと思います。

イベント情報はXで随時公開しているので気になる方は是非ご覧ください!

https://x.com/MatsuoInstitute

まとめ

今後もデータサイエンスを愛する人にとって興味関心がわくようなコンテンツを提供していきたいと考えております。
興味にあったイベントが開催されましたら、ぜひお気軽に参加してくださいね。
三度の飯よりデータサイエンス!なあなたにお会いできる日を楽しみにしております!

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