webエンジニア志望学生に休学を勧める理由
こんにちは、Suuです!
本記事は、CA Tech Loungeのアドベントカレンダーの記事になっています。
(他の方の記事はこちらから!)
さて、私は現在学部2年と3年の間で1年間休学をしています。今回は、私が休学中やってたことや、休学してめっちゃこれいいな〜と思ったことを書いていこうと思います。
休学前(学部2年時)に考えていたこと
- 大学生活やりたいこと多過ぎて4年じゃ足りなさそう
- 文系学科所属かつ今の技術力だと26卒でwebエンジニア志望はちょっと不安
- ワーカーホリック状態なのを治したい
- 高校時代にコロナで早期帰国になってしまった南米留学の心残りを晴らしたい
- =長期で南米滞在したい、スペイン語を上達させたい
=>せっかく国立大に行ってて休学費無料だし休学でもしよっかな!
という感じで休学を決めました!正直なところ、元々人がどう思うかは気にならないタイプなので休学することに抵抗はなかったです。
私の休学スケジュール(2024年度休学)
ざっくりいうと、4~7月は日本にいて色々やりながら技術力を上げ、8~12月は海外で技術以外のやりたいことをオフラインで&オンラインでエンジニアのインターンを行いました。
2025年に関しては、書いているのは暫定の予定になっているのですがもう少し2~3月に春インターンをできたらなと思っています。
休学して何がよかったか?
ワーカーホリック状態から抜け出せた
webエンジニア目指す学生界隈(?)だとあるあるだと思うのですが、ワーカーホリック状態の方が多く私もその一人でした。常にインターンを数個やりつつ、技術コミュニティやカンファレンスに行きつつ、大学の勉強も真面目にしつつ、国際系のボランティアをやっていて、NPOでのインターンも掛け持ちし、友達とよく遊ぶ、このような生活は非常に楽しいのですがプログラミング以外の趣味や休息に当てる時間が非常に少なくなってきます。
そしてそれが加速すると、休んでいることやダラダラしていることに罪悪感を覚えてきます。
とりあえず大学を休むことで、それ以外のことに時間を割けるようになったのはとてもよかったです!
日本から(いつもいる場所から)抜けた
人を遊びに誘うし誘われると行ってしまうので、東京にいると友達と会ったり飲みにく時間が多いんです。人と会っている方が元気が出るタイプなのですが、これだと一人の時間が減ってしまいます(当たり前)
海外に住んで強制的にオフラインでしかできない活動をお休みしたので、行う活動の種類が少なくなりましたし(多分)、東京にいる時ほど友達と遊ばなくなったので比較的ゆったりと暮らすことができました。
また、長期で旅行をしたり(今年は十カ国に滞在)海で寝たりとプログラミング以外にも素敵な時間の使い方があることを思い出させてくれる年にもなったなと思います。
技術力の向上
エンジニアインターンをほぼ通年で行ったことで、技術力が向上しました。
私は文系学科かつ大学に入ってからプログラミングを始めたのもあり、26卒で就活するのにはちょっと不安がありました(もちろん文系で優秀なエンジニアの方はいっぱいいます)。
そのため、長期の実務インターンをバックエンド枠で行えたのは非常にいい経験でした。
また、海外にいながら続けさせてくれるインターン先に出会えたのはラッキーでした!
インターン以外でも個人開発だったりCA Tech Loungeでの活動だったりと、技術に集中できる環境を作ることができました。
メキシコに行けた
キャリアを見つめる機会になった
エンジニアを目指すを決めたものの、自分のバックグランド的に本当にこれでいいのかなと思う気持ちがありました。(詳しくはこの記事をご覧ください)
休学をして、就活前にキャリア観を考え直せたのは非常に良かったです。
自己実現のために使える一年を手に入れた
普段「やらなくてはいけないこと」と「やりたいこと」の間にあるようなタスクに追われる生活をしていました。これはこれでとても素敵で、二つが混ざっているものに出会えたことを幸運だと思っているし出会えた環境に心から感謝しています。高校生の時から関心があった専攻ができる大学に行けたこと、プログラミングに出会えたこと、特にこの2つは特にそれに当てはまっていると感じています。
しかし、それ以外の自分自身をもっと素敵だと思えるためのこと、自己実現のためだけのことを行いたかったのです。(休学前はここまで言語化できていなかったけど)
スペイン語を将来どこかで使うかと言われれば予定はないし、少数民族の女性支援をするCSR事業部はエンジニアを目指す私には直接関係ないかもしれません。
けど、社会人になる前に就活のためではなく自分のために一回別の道を覗いてそこで努力できたことが大きな経験になったと思います。
大学が楽しみになった
元々大学の授業は好きだったのですが、メキシコでの経験などを通してさらに社会学を学ぶ意欲が出てきました。残り2年しかない大学生活、有意義に過ごしていきたいです。
また、大学での学問とソフトウェアエンジニアリングをどう繋げていくのかを考える学生生活にしていきたいなと思います。
悪いことがない
これは休学手続き費のようなものがない大学に所属しているのもありますが、休学して悪いことってなくない?と思うんです。
特にwebエンジニア志望者なら休学してやることがないなんて状況にはならないですし(開発は無限にやることがある)、就活において休学が悪い方に響きやすい業界でもないように見えます。
もちろん卒業してすぐやりたいことがある!という人は休学しなくていいと思いますが、そうじゃない人に関してはぜひ休学がおすすめです。
極論1年間ダラダラしててもいいのではと思います。
好きな時に起きて好きなプログラミングと趣味をする縛られない生活ってとっても魅力的じゃないですか?笑
総括
私の休学は、総括すると「大学に行かなくなった時間でインターンと旅とボランティアなどやりたいこと詰め込んだ!海外も長期滞在して満足!」な一年になったと思います(まだ終わってないけど)。
皆さんも休学してみませんか〜
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