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latexindentで句読点を置換する
はじめに
こんにちは、みみです。
私は某理系単科大学に在学しているのですが、レポートを書いていて
「、」や「。」などの句読点を、コンマ「,」ピリオド「.」に置換するのがめんどくさいなぁと感じたわけです。
そこで今回は、latexindent + VSCode LaTeX Workshop でコンパイル前に自動で置換する方法と注意点を紹介します。
脳死で書いた予備録なので、当てにしないでね。
latexindent の用意
latexindent を入れて、VSCode LaTeX Workshop の設定もしていきます。
設定されている方は読み飛ばしてください。
意識が高いみなさんなら、latexindent はもちろん入っているでしょうが
brew なり apt なり yay なり、お使いのパッケージマネージャで入れてあげてください。
(Windows?知らねえ、WSL でも使ってろ!)
セットアップできたら、VSCode の設定に
"[latex]": {
"editor.formatOnSave": true,
"editor.defaultFormatter": "James-Yu.latex-workshop",
},
"latex-workshop.formatting.latex": "latexindent",
"latex-workshop.formatting.latexindent.path": "latexindent",
"latex-workshop.formatting.latexindent.args": [
"-c",
"%DIR%/",
"%TMPFILE%",
],
を追加。これでひとまず latexindent は使えるようになった。
tex ファイルを保存するといい感じにフォーマットされるのがわかる(はず)。
細かく弄りたい人は以下の記事でも参考にしておくとよいでしょう。
句読点の置換
さて本題。
句読点を置換しよう。
まず、適当なディレクトリにlatexindentrc.yaml
を生やします。
(実は名前は何でも良い)
おすすめは、
~/.config/latexindent/latexindentrc.yaml
とか。
そしたらこのファイルに以下を記述。
replacements:
- this: "、"
that: ","
- this: "。"
that: "."
ここで、VSCode の設定をちょっと変更する。
"latex-workshop.formatting.latexindent.args": [
"-c",
"%DIR%/",
"%TMPFILE%",
+ "-l",
+ "latexindentrc.yamlへの絶対パス",
+ "-r"
],
注意しなければ行けないのは、絶対パスということ、~/
なども使えなかった。ちなみに -r
は置換を有効化するオプション。
これで句読点を置換できるようになりました!!
以上、では皆さん良い LaTeX 人生を。
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