Parallels で Google 日本語入力を使うときの注意点
やったこと
Parallels 上の Windows 11 でも Mac と同じように日本語切り替えをできるようにした。Mac Book のキーボードが日本語配列だと特に問題はないが、US Keyboard の場合、少し注意が必要だった。(1時間くらいハマった...)
こんなことになったのは、Micr○soft IME が使いにくすぎるせい
環境
Mac Book Pro 2017 (US Keyboard)
OS : macOS Ventura 13.2.1
仮想環境 : Parallels Desktop for Mac 18
仮想OS : Windows 11 Pro
Karabiner をインストール
スペースキーの両側の command
キーで、変換/無変換を切り替えられるように、Karabiner をインストールする。
詳しくは...
Google 日本語入力をインストール & 設定
Parallels 上の Windows 11 に Google 日本語入力をインストール
Windows の設定を開き 時刻と言語 > 入力 > キーボードの詳細設定
の 既定の入力方式の上書き
を 日本語 - Google日本語入力
に変更。
次に、時刻と言語 > 言語と地域 > オプション
の キーボード > キーボードレイアウト
を 日本語キーボード(106/109キー)
に変更。英語キーボードに設定すると、変換/無変換の切り替えが上手く行かなかった。理由は不明なので、分かる人教えてください。
(追記・2023.3.29)
Macbook US-key で、日本語入力設定(Parallels 対応)の記事を見つけて、解決方法がわかった。
AutoHotKey を Windows にインストール
下記のリンクから、AutoHotKey をダウンロード、 Parallels 上の Windows にインストールする。
インストールできたら、エディタで下記の ahk ファイルを作成して保存。
#USEHOOK ON
vkEB Up::Send,{vk1D}
vkFF Up::Send,{vk1C}
保存した ahk ファイルを右クリックして、compile script
をクリックすると exe ファイルが生成されるので、好きな名前に変更してスタートアップフォルダーに保存する。WinKarabiner なんかにしておくとわかりやすくて良いかもしれない。
スタートアップフォルダーは、Windows + R
でファイル名を指定して実行を開き、shell:startup
を実行すると開くことができる。
Google 日本語入力の プロパティを開き、一般 > キー設定 > キー設定の選択 > 編集
で、キー設定を以下のように変更する。
直接入力 Henkan > ひらがなに入力切り替え
入力文字なし Henkan > ひらがなに入力切り替え
入力文字なし Muhenkan > IMEを無効化
変換前入力 Muhenkan > IMEを無効化
変換中 Muhenkan > IMEを無効化
※AutoHotKey を使うと Hiragana
ではなく、Henkan
になるので注意。
まとめ
Parallels 上の Windows 11 でも、Mac 風に変換/無変換を切り替えられるようになった。
ちなみに、Google 日本語入力のステータスが白色で、タスクバーが白いと見にくいと思って、ダークテーマにしたら...
メニューの枠とか、ところどころ表示が気持ち悪いことになったので、断念。
Windows のバグなのか、Parallels で使うとこうなるのかはわからない。
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