(AWS Hands-on for Beginners)CloudEndure Migrationをやってみる
教材
AWS Hands-on For Beginners[1]にある
CloudEndure Migrationを使ってオンプレミスサーバーをAmazon EC2に移行する
CloudEndureとは
Wikipedia[2]で詳細に記載されていますが、
抜粋すると米国本社で開発拠点となるイスラエルにて研究開発が進められていたソフトウェアです。
Google CloudのVM Migration製品に統合されたりと独立していたものの、2019年にAmazonにて買収されています。[3]
AWS Application Migration Service の一般提供を発表
(2021/5/18)元々CloudEndureは別製品であったため、AWSのIAMなどの統合がされていませんでした。
このAWS MGNのサービス紹介には次のような文章が含まれています。
CloudEndure Migration のテクノロジーに基づいており、類似の機能を提供しますが、AWS マネジメントコンソールで利用できます。
このように、AWSの1サービスとして提供される形となります。
なお、AWS MGNについてはAWS公式トレーニングに掲載されているので別途実施してまとめる予定です。[4]
CloudEndureの稼働する環境は公式ドキュメントにて公開されています。
CloudEndure Migration
- エージェントインストール型
- 90日間無料
-
サポートOS
- Windows Server
- 2003/2008/2012/2016/2019
- Linux
- CentOS
- RHEL
- OEL
- SUSE
- Ubuntu
- Debian
etc...
- Windows Server
実際にやってみる
CloudEndure アカウント作成
動画の手順は、Googleで「aws cloudendure」を検索する流れですが、
2021年5月22日時点で検索結果アルゴリズムによる結果が異なるので以下ダイレクトページ。
- CloudEndure Migration を使用して、サーバーまたは仮想環境を AWS に移行したいと考えています。プロセスを開始するにはどうすればよいですか?
- Registering to CloudEndure Migration
有効なメールアドレスで登録実施
AWS APIに必要なIAMリソース作成
The Project must have these permissions
レプリケーション設定
エージェントのインストール手順を確認
CloudEndureエージェントインストール
CloudEndure コンソールに表示
- レプリケーションが始まるとプログレスバーに進捗が表示
-
Continuous Data Replication
が出たら準備完了
今回の環境だと、だいたい15分前後で完了
実際に移行を実施
Test Mode
: 実際の現場では、実際の移行日1週間前を目処に移行後のアプリ動作確認含めて実施を推奨
Cut Over
: 移行完了
なお、どちらもVMを移行することには変わりなく、CloudEndureでフラグとして完了とするか否か
移行処理開始
-
Job Finished
で移行完了
今回の環境だとだいたい7分前後で完了
移行完了後のインスタンス一覧
-
CloudEndure Replication Server con17
は移行タスクを受け取る -
CloudEndure Machine Converter con17
はボリュームの変換など移行処理で一時的に起動
以上で、移行タスクの実施は完了。
まとめ
以前、EC2のVM Import/Exportで苦労した経験があります。
今回、サクッとレプリケーションができたのでかなり楽でした。
エージェントがインストール可能な環境でサポートされるOSだと、
現時点ではこの実施方法がよいでしょうね。
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