人がツールに成り下がってAI様にTRPGのシナリオを作っていただいた
はじめに
ChatGPTという自然言語処理を行い自然なテキスト生成をしてくれるサービスがあり、色々と試しています。
前回、プロットを考えてくれるところまで検証してみましたが、今回はとうとうシナリオを0から作り出してもらうことにしました。
何ともSFチックな話ですが、私がやっているのは文字入力と情報の整理であり、こうなるともう私はただのUIでありコミュニケータであり、ツールの1つです。
人がテンプレに沿って質問を繰り返し、それに沿ってAI様がアイデアを考えてくださいます。
NARUTO<逆だったかもしれねぇ......
なお今回はルールがとてもシンプルなストリテラ
で使用する前提のシナリオを作成してもらいました。
ストリテラ権利表記
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本作は「著:瀧里フユ/どらこにあん、KADOKAWA」が権利を有する『ストリテラ オモテとウラのRPG』の二次創作作品です。
© 瀧里フユ/どらこにあん ©KADOKAWA
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ストリテラガイドライン
なお、執筆に当たっては以下ストリテラ公式HPに記載のガイドラインを元に本記事の内容は問題ないと判断しましたが、万が一問題がある場合はお知らせください。
■『ストリテラ オモテとウラのRPG』二次創作ガイドライン
本作のあらゆる「同人活動」の範疇に入る二次創作活動を無条件で許可します。
電子や物理での有償販売や無償頒布、そしてどのような立場の方であっても、収益化を伴う配信や公演などを行うことが可能です。
二次創作を行う際は、次のようなクレジットを、視認性を確保したうえで必ず表示してください。
たとえば本なら奥付やもくじ、動画なら説明文などとなります。
(中略)
●オンラインでの情報の取り扱いについて
遊ぶために必要な情報を書籍から引用し、オンラインのキャラクターシートツールなどを使ってWEB上で保存・公開・使用することを許可します。
リプレイや動画、配信などで、プレイ中のワンシーンに一部を引用することや、遊んでいるときにルールをすぐ確認できるよう、個人的に内容をまとめておくことも問題ありません。
みなさまが遊びやすいようにしてください!
シナリオ作成にあたって
シナリオの作成に当たってはChatGPTの機能を利用しました。
執筆時点で固有名詞への対応は行っておりませんので例えばストリテラのシナリオを書いて
と入力しても応えてくれません。
よって、必要最低限の情報を入力してそれに沿った内容で結果を得ています。
そのため、ストリテラのルールブックに記載のルールとは若干異なる点もありますのでその点ご容赦ください。
また、シナリオ作成に当たって人の意思を介在を防ぎたいという思いを持ちながら検証しましたが実際には恣意的に選択および編集している点もあります。これはChatGPTから入力の目的に沿った回答を得るためだったりやり方がブレブレだったからっだったりします。その点もすみません。
作成していただいたシナリオ
早速ですが今回作成していただいたシナリオは以下の通りになりました。
後述の作成過程を見てもらえば分かりますが、作成する順番と1つの選択肢を除いて筆者の意思は介在していません。
AIだけでここまで作り出してしまえるのはどう感じるでしょうか。
余談ですが、作成途中筆者はコピペをしているだけなので、シナリオ作成としてはまっったく楽しくありません。
実験として興味深くはありますしたが。
シナリオ紹介
「メイドさんと魔法使いの冒険」というTRPGのシナリオです。
このシナリオは、四人のプレイキャラクターが、王国を巡る冒険を繰り広げるものです。
それぞれのプレイキャラクターは、自分たちが本来持っているべき地位を手に入れることができるように、冒険を通じて、自分たちの能力を高めることができます。
また、冒険を通じて、新たな場所を訪れ、新たな出会いをすることができます。
そして、最終的な目的を達成することができるように、冒険を続けることができます。
このシナリオは、オープニングチャプターから結末チャプターまでを、4つのメインチャプターに分割することができます。
各メインチャプターは、簡単な背景とあらすじを持ち、そのチャプターを表す5つのキーワードを持っています。
プレイヤーたちは、これらのキーワードを活用して、冒険を進めることができます。
このように、「メイドさんと魔法使いの冒険」は、冒険を通じて、自分たちの能力を高め、新しい場所や出会いをすることができる、
また、最終的な目的を達成することができる、エキサイティングなTRPGのシナリオです。
PCハンドアウト
-
PC1
オモテ: 優秀で真面目なメイドさん。
頼りにされており、お城内でも人望が高い。
ウラ: <PC1>は、実は魔法使いである。
ただ、それを隠しており、城内ではそれを知らない人がほとんどである。
<PC1>は、城を出ることで、自身の魔法使いとしての能力を発揮し、自分が本来持っているべき地位を手に入れることを目指す。 -
PC2
オモテ: 冷静で賢い魔法使い。
常に冷静沈着で、自分をコントロールできるため、周りからも信頼されている。
ウラ: <PC2>は、実は自分が生まれた王国の王子である。
しかし、当時の王国は、政治的な陰謀により滅び、<PC2>は幼少期に王国を追われ、流浪生活を余儀なくされた。
そのため、<PC2>は、王国を取り戻すために、自分が生まれた王国に戻り、王位を取り戻すことを目指す。 -
PC3
オモテ: 自信に満ちた若い女性。
自分に対する信頼が強く、周りの人々を巻き込んで、自分の意見を通すことができる。
ウラ: <PC3>は、実は自分が生まれた王国では、女性が王位を継承することができないという法律があったため、王位を継承することができなかった。
そのため、<PC3>は、自分が生まれた王国では、王位を継承することができないということを知っているが、他の国では女性が王位を継承することができるということも知っており、異国の女性が王位を継承するようになることを願っている。
そのため、異国の冒険をすることで、女性が王位を継承するような王国を見つけることを目指す。 -
PC4
オモテ: 誠実で真面目な騎士。
自分の使命を真剣に受け止めており、周りからも尊敬されている。
ウラ: <PC4>は、実は自分が生まれた王国において、自分が属する騎士団が滅ぼされたことを知っている。
そのため、<PC4>は、自分が生まれた王国において、騎士団を再興させることを目指す。
また、自分が生まれた王国以外でも、騎士団が存在する王国を探して、そこで騎士として働くことも目指す。
オープニングチャプター
【背景】
ある王国のお城にて、リリーは、平凡なメイドさんとして働いていた。
ある日、城内で起きた事件により、リリーは偶然巻き込まれ、その事件を解決することになる。
【あらすじ】
<PC1>は、お城内での日常仕事をしていた。ある日の夜、お城内で騒ぎが起きる。
<PC1>は、その騒ぎの原因を知りたいと思い、お城内を彷徨う。
すると、お城内で起きた事件の真相を知ることができる。
その事件を解決するために、<PC1>は、魔法使いである<PC2>、自信に満ちた女性<PC3>、誠実な騎士<PC4>と共に、冒険をすることになる。
メインチャプター
-
メインチャプター1
【背景】
<PC1>たちは、王国を巡る冒険を開始する。
【あらすじ】
<PC1>たちは、王国を巡る冒険を開始する。
彼らは、冒険を通じて、様々な困難を乗り越えていく。
また、<PC1>たちは、冒険を通じて、新たな仲間を得ることができる。
【キーワード】
冒険, 困難, 仲間, 冒険の途中, 新しい出会い -
メインチャプター2
【背景】
<PC1>たちは、王国を巡る冒険を続ける。
【あらすじ】
<PC1>たちは、王国を巡る冒険を続ける。
彼らは、冒険を通じて、様々な場所を訪れ、新たな知識を得ることができる。
また、<PC1>たちは、冒険を通じて、自分たちの能力を高めることができる。
【キーワード】
冒険, 新しい知識, 能力アップ, 旅の途中, 冒険を続ける -
メインチャプター3
【背景】
<PC1>たちは、王国を巡る冒険を再開する。
【あらすじ】
<PC1>たちは、王国を巡る冒険を再開する。
彼らは、冒険を通じて、新たな場所を訪れ、新たな出会いをすることができる。
また、<PC1>たちは、冒険を通じて、自分たちの夢を叶えることができる。
【キーワード】
冒険, 新しい場所, 新しい出会い, 夢, 冒険の再開 -
メインチャプター4
【背景】
<PC1>たちは、王国を巡る冒険を最後にする。
【あらすじ】
<PC1>たちは、王国を巡る冒険を最後にする。
彼らは、冒険を通じて、最終的な目的を達成することができる。
また、<PC1>たちは、冒険を通じて、新たな夢を抱くことができる。
【キーワード】
冒険, 最終的な目的, 新しい夢, 冒険の終着点, 冒険を終える
結末チャプター
【背景】
<PC1>、<PC2>、<PC3>、<PC4>は、王国を巡る冒険を終え、最終的な目的を達成することができた。
【あらすじ】
<PC1>たちは、王国を巡る冒険を終え、最終的な目的を達成することができた。
<PC1>は、自分が本来持っているべき地位を手に入れることができた。
また、<PC2>は、自分が生まれた王国を取り戻すことができ、王位を継承することができた。
そして、<PC3>は、異国の女性が王位を継承するような王国を見つけることができ、そこで女性が王位を継承するような王国を実現することができた。
さらに、<PC4>は、自分が生まれた王国では、騎士団を再興させることができ、また、異国でも騎士として働くことができるようになった。
シナリオ作成していただいた過程
では次にシナリオ作成の過程を見ていただきましょう。
なお、入力→筆者が入力した内容、出力→ChatGPTからの出力を表します。
また視認性向上のために適宜改行や段落分けを行っています。
以下見やすいように記事執筆時に筆者の判断で区切りを付けています。
世界観の設定
TRPGのシナリオを作成しましょう。
まずは世界観を決めてください。
おっしゃる通りです。
まずは、どのような世界観を想定されていますか?ファンタジーやSF、現実世界をベースにしたものなど、様々なオプションがあります。
また、人間だけでなく、エルフやドワーフなどのフantasy(※筆者注:原文ママ、ファンタジーの誤記)な種族や、異星人や未来人間などのSF的な要素も持たせることができます。
どのようなアイデアをお持ちですか?
いくつか選択肢を提案してください。
どういたしましょう。いくつかのオプションをご紹介しますので、お好きなものを選んでください。
①メイドさんと魔法使いの冒険。お城や王国を舞台に、平凡なメイドさんが、偶然巻き込まれた冒険をするという設定です。
②スーパーヒーローの世界。市民からスーパーヒーローになることで、街を守るために戦うという設定です。
③異世界転生。異世界に転生した主人公が、異世界での生活や冒険をするという設定です。
④古代エジプト。古代エジプトを舞台に、謎を解きながら冒険するという設定です。
⑤地球征服のための戦い。宇宙人や異星人と地球をめぐる戦いを描くという設定です。
1番を採用します。
それでは、「メイドさんと魔法使いの冒険」を進めていきましょう。
まずは、主人公であるメイドさんの背景や人物像を考えてみましょう。
メイドさんとしての経験や、どのような性格の人物であるか、などを考えてみましょう。
また、どのような冒険が待ち受けているのか、その中でどのような役割を果たすことになるのかも考えてみましょう。
PCの設定(ハンドアウト)
まずは、プレイキャラ4人を決めます。
1番を採用する前提でプレイキャラ4人の背景を提案してください。
それぞれのキャラの背景は一般にどのように人物として認識されているかを表す「オモテ」と隠された思いや真の目的を表す「ウラ」の設定から説明されます。
それでは、プレイキャラ4人を提案させていただきます。
①リリー・フレッチャー(20歳)
オモテ: 優秀で真面目なメイドさん。
頼りにされており、お城内でも人望が高い。
ウラ: リリーは、実は魔法使いである。
ただ、それを隠しており、城内ではそれを知らない人がほとんどである。
リリーは、城を出ることで、自身の魔法使いとしての能力を発揮し、自分が本来持っているべき地位を手に入れることを目指す。
②ジャック・スパロウ(22歳)
オモテ: 冷静で賢い魔法使い。
常に冷静沈着で、自分をコントロールできるため、周りからも信頼されている。
ウラ: ジャックは、実は自分が生まれた王国の王子である。
しかし、当時の王国は、政治的な陰謀により滅び、ジャックは幼少期に王国を追われ、流浪生活を余儀なくされた。
そのため、ジャックは、王国を取り戻すために、自分が生まれた王国に戻り、王位を取り戻すことを目指す。
③ミア・クロス(18歳)
オモテ: 自信に満ちた若い女性。
自分に対する信頼が強く、周りの人々を巻き込んで、自分の意見を通すことができる。
ウラ: ミアは、実は自分が生まれた王国では、女性が王位を継承することができないという法律があったため、王位を継承することができなかった。
そのため、ミアは、自分が生まれた王国では、王位を継承することができないということを知っているが、他の国では女性が王位を継承することができるということも知っており、異国の女性が王位を継承するようになることを願っている。
そのため、異国の冒険をすることで、女性が王位を継承するような王国を見つけることを目指す。
④ジム・ライト(24歳)
オモテ: 誠実で真面目な騎士。
自分の使命を真剣に受け止めており、周りからも尊敬されている。
ウラ: ジムは、実は自分が生まれた王国において、自分が属する騎士団が滅ぼされたことを知っている。
そのため、ジムは、自分が生まれた王国において、騎士団を再興させることを目指す。
また、自分が生まれた王国以外でも、騎士団が存在する王国を探して、そこで騎士として働くことも目指す。
オープニングチャプターの設定
では次にオープニングチャプターを決めます。
オープニングチャプターは物語の導入にあたるチャプターです。
プレイヤーたちがどのようにオープニングチャプターを進めるか背景やあらすじの形式で提案してください。
それでは、「メイドさんと魔法使いの冒険」のオープニングチャプターを提案させていただきます。
【背景】
ある王国のお城にて、リリーは、平凡なメイドさんとして働いていた。
ある日、城内で起きた事件により、リリーは偶然巻き込まれ、その事件を解決することになる。
【あらすじ】
リリーは、お城内での日常仕事をしていた。ある日の夜、お城内で騒ぎが起きる。
リリーは、その騒ぎの原因を知りたいと思い、お城内を彷徨う。
すると、お城内で起きた事件の真相を知ることができる。
その事件を解決するために、リリーは、魔法使いであるジャック、自信に満ちた女性ミア、誠実な騎士ジムと共に、冒険をすることになる。
【プレイのフロー】
リリーは、お城内での日常仕事をしている。
お城内で騒ぎが起きる。
リリーは、お城内を彷徨い、事件の真相を知る。
リリーは、魔法使いのジャック、自信に満ちた女性のミア、誠実な騎士のジムと共に、冒険をすることになる。
このような流れで、オープニングチャプターを進めることができます。いかがでしょうか?
結末チャプター
採用します。
では次にシナリオの結末チャプターの内容を決めます。
結末チャプターはシナリオの結末を示します。
どのような場面になるか、その場面を背景とあらすじの形式で提案してください。
【背景】
リリー、ジャック、ミア、ジムは、王国を巡る冒険を終え、最終的な目的を達成することができた。
【あらすじ】
リリーたちは、王国を巡る冒険を終え、最終的な目的を達成することができた。
リリーは、自分が本来持っているべき地位を手に入れることができた。
また、ジャックは、自分が生まれた王国を取り戻すことができ、王位を継承することができた。
そして、ミアは、異国の女性が王位を継承するような王国を見つけることができ、そこで女性が王位を継承するような王国を実現することができた。
さらに、ジムは、自分が生まれた王国では、騎士団を再興させることができ、また、異国でも騎士として働くことができるようになった。
メインチャプターの設定(4つのチャプター)
では次にメインチャプターを決めます。
メインチャプターは物語のオープニングチャプターから結末チャプターまでを4つのチャプターに分割したものです。
それぞれのメインチャプターは簡単な背景とあらすじを持ちます。
また、そのチャプターを表す5つのキーワードを持ちます。
キーワードは名詞かセリフのいずれかで表現されます。
それでは、「メイドさんと魔法使いの冒険」の4つのメインチャプターを提案させていただきます。
【メインチャプター1】
【背景】
リリーたちは、王国を巡る冒険を開始する。
【あらすじ】
リリーたちは、王国を巡る冒険を開始する。
彼らは、冒険を通じて、様々な困難を乗り越えていく。
また、リリーたちは、冒険を通じて、新たな仲間を得ることができる。
【キーワード】
冒険, 困難, 仲間, 冒険の途中, 新しい出会い
【メインチャプター2】
【背景】
リリーたちは、王国を巡る冒険を続ける。
【あらすじ】
リリーたちは、王国を巡る冒険を続ける。
彼らは、冒険を通じて、様々な場所を訪れ、新たな知識を得ることができる。
また、リリーたちは、冒険を通じて、自分たちの能力を高めることができる。
【キーワード】
冒険, 新しい知識, 能力アップ, 旅の途中, 冒険を続ける
【メインチャプター3】
【背景】
リリーたちは、王国を巡る冒険を再開する。
【あらすじ】
リリーたちは、王国を巡る冒険を再開する。
彼らは、冒険を通じて、新たな場所を訪れ、新たな出会いをすることができる。
また、リリーたちは、冒険を通じて、自分たちの夢を叶えることができる。
【キーワード】
冒険, 新しい場所, 新しい出会い, 夢, 冒険の再開
【メインチャプター4】
【背景】
リリーたちは、王国を巡る冒険を最後にする。
【あらすじ】
リリーたちは、王国を巡る冒険を最後にする。
彼らは、冒険を通じて、最終的な目的を達成することができる。
また、リリーたちは、冒険を通じて、新たな夢を抱くことができる。
【キーワード】
冒険, 最終的な目的, 新しい夢, 冒険の終着点, 冒険を終える
このように、「メイドさんと魔法使いの冒険」の4つのメインチャプターを構成することができます。
いかがでしょうか?
このシナリオの紹介文
ありがとうございます。
このシナリオの紹介を作成します。
このシナリオ全体のあらすじと概要を提示してください。
ただし、あらすじと概要では最終的な結末がわからないようにしてください。
「メイドさんと魔法使いの冒険」というTRPGのシナリオです。
このシナリオは、四人のプレイキャラクターが、王国を巡る冒険を繰り広げるものです。
それぞれのプレイキャラクターは、自分たちが本来持っているべき地位を手に入れることができるように、冒険を通じて、自分たちの能力を高めることができます。
また、冒険を通じて、新たな場所を訪れ、新たな出会いをすることができます。
そして、最終的な目的を達成することができるように、冒険を続けることができます。
このシナリオは、オープニングチャプターから結末チャプターまでを、4つのメインチャプターに分割することができます。
各メインチャプターは、簡単な背景とあらすじを持ち、そのチャプターを表す5つのキーワードを持っています。
プレイヤーたちは、これらのキーワードを活用して、冒険を進めることができます。
このように、「メイドさんと魔法使いの冒険」は、冒険を通じて、自分たちの能力を高め、新しい場所や出会いをすることができる、
また、最終的な目的を達成することができる、エキサイティングなTRPGのシナリオです。
筆者の感想と考察
さて、このようにChatGPTだけでシナリオが作れてしまったわけですが、まずは素直に技術の進歩に驚きました。
特にハンドアウト作成のところで、オモテ
とウラ
を持つようにと形式を指定してあげるとその意味を汲み取ってその通り各キャラクターの設定を出力してくれたことには脱帽しかありません。
一方で、前回の記事でも述べた通り、クリエイティビティの観点から見るとまだまだのように思います。
学習データから出力を引っ張ってくるのでどこかで見たような内容になってしまうのは仕方ないことかもしれません。
またこれば懸念材料にもなりえます。
CoCを代表にネット上にシナリオをアップロードしてくれている人はいるわけですが、それらも学習データとして読み込まれた場合、その内容の一部が使われる可能性があります。
ただし、シナリオという性質上、AI絵で問題になっているほど一目見れば分かるほど丸パクリになるわけではないのでそこまで大きな問題になることも少ないかと思います。どちらかというとAIの創作物全般に言えますが、権利がどこに発生するかは将来的に問題になりうるかもしれません。
今回の題材として利用させていただいたストリテラ
においては明確に権利者が記載されており、二次創作の範囲に限定されていますが、同じように創作物に関わる各社共いずれ考えるべき話でしょう。
有効な活用法としては、アイデアを形にする肉付けとして部分的に利用するのが思いつくアイデアです。
シナリオ作者あるあるですが、メモ帳にたまっている無数の細かいアイデアや、身内でやった頭の中にあるシナリオを形に起こす際には大きな武器になるという可能性を感じました。
さいごに
いずれ、今回作ったシナリオをAI様に遊んでいただく記事を執筆予定です。(GMとPL4人がすべてAI様、現時点でセッション進行中)
シナリオ作成から含めてプレイヤーが一切介在しないリプレイをお楽しみに。
編集鬼大変。
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