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社内ワークショップを開催してみた話
はじめに
こちらは「medicalforce New Year's Blog 2025」2日目の記事です。
昨年末に、ふと思いたって社内勉強会(ワークショップ形式)を開催しましたので、その時の開催ノウハウを、これから勉強会を主催してみたい人向けに書き残してみます。
(ちなみにその時のテーマは自社の事業施策を一般的な競争戦略論の観点から自分たちエンジニアで解説してみて理解を深めよう!というものでした)
アウトプットは、インプットした知識を血肉にする良い方法です。
興味がある方はぜひ社内勉強会を主催してみてください👍️
※掲載内容は個人の見解であり、所属する企業を代表するものではありません。
今年の抱負
私はEM(エンジニアリングマネージャー)を担当しているのですが、
今年の年末には以下のような状態を実現します!(有言実行に向けての宣言)
- 開発組織の人数が今の倍くらいになっている
- 人数が増えてもチームがコアバリューを体現しつつアウトプットの質・量ともに高い
- チームの空気が良い
ワークショップはこう開催しよう!
ワークショップ形式だと記憶に残りやすく、学びやすい上、参加者同士で社内リレーションを広げる良い機会にもなります。
企画段階
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内容の方向性を決める
- ザックリ3行くらいで方向性を決める
- なにか学んだ時や、なにか周りのニーズを感じた時、それが喋りどきです!
- 勉強会の目的を考える
- 参加者に何を持って帰ってもらうのか、勉強会を通じて何を実現したいのか、をよく考える
- ザックリ3行くらいで方向性を決める
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開催日時をまず決めて、みんなに告知
- 期日を決めると背水の陣になるので、自身の準備としての勉強もはかどります😅
コンテンツ準備
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内容に合わせてコンテンツを準備
- Googleスライド等のプレゼン資料形式が多いかと思います
- オフラインならば物理の紙を使ったりもできるでしょう
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タイムテーブルを考える
- どの項目に何分くらい使うのかを割り振ってみて、タイムテーブルを作成する
- 必要に応じてコンテンツのボリュームや内容を調整する
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練習
- 一人ででも運営仲間相手でも良いので、声に出して練習する。3回くらいはリハーサールをしてくのがおすすめです
- 練習で得た気付きやフィードバックを参考にコンテンツや進行方法をブラッシュアップする
運営準備
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会場を押さえる
- 会社の会議室等、場所を押さえる (告知前に押さえておきましょう)
- オンラインも対象の場合はツールの選定も行う
- Google meetかzoomで良いかと
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参加者を募集する
- 人数が少なければslackのリアクションだけでも良いですし、人数が多ければ Google フォームを用いるのが便利です
- 会社によっては、『参加に上長の許可が必要か』『業務か私用か』など、参加者が迷いそうな事が有るかもしれません。もし有れば事前に確認して募集時に伝えると親切でしょう
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グループワークのグループ分けを考える
- 分け方例:
- 普段絡まない人どうしの組み合わせ
- ファシリテーションがうまそうな人をバラけさせる、など
- オンラインで実施する場合は、あらかじめ Google Meet のブレイクアウトルーム設定でメンバー割り振りなどを済ませておくと当日がスムーズになります
- 分け方例:
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グループワーク用の手順書兼、ディスカッションメモ帳を各グループの分用意する
- グループワークに集中できるように、ワーク以外のことは思考停止状態でもできるくらいに準備しておく
- タイムキーパー役、全体発表役、などチームの中で最初に役割を決めてもらうのもワークに集中するために有効です
- グループワークに集中できるように、ワーク以外のことは思考停止状態でもできるくらいに準備しておく
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アンケートを用意する
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※ アンケートは目的に対してどうだったかがわかるような設問にしておくと、次回に向けての改善や今回の成果検証が行いやすいです
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例えば・・・
- 総評
- 良かった・悪かった
- コンテンツについて
- 難易度、楽しい/楽しくない、など
- 当日の進行について
- スムーズさ、聞き取りやすさ
- 告知・案内・参加申込について
- 総評
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当日
ここまで来ればあとは実行するのみ!
※ 以下の項目リストはあくまで一例です
- アイスブレイク
- 座学
- リアルタイム質問がOKかどうかは喋り始める前に伝えておくとgood
- 質疑応答
- ここは時間を使いすぎないように注意
- グループワークの説明
- 内容・時間・手順、などを説明
- グループワーク実施
- グループワークを巡回してサポート
- グループ毎に全体発表&全体で意見交換
- いい感じで盛り上がるように取り回しましょう
- 意見があまり出ない場合は、指名して喋ってもらうのもオススメ
- 閉会の挨拶(兼、アンケート回答タイム)
後日
- アンケート分析
- コンテンツについて
- 当日の進行について
- 告知・案内・参加申込について
※ 次回に向けての改善や今回の成果検証
最後に
勉強会の主催は、自分の成長や社内のつながりを広げる良い機会です。小さく始めてみれば意外と楽しめますので、ぜひチャレンジしてみてください!
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