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MacBookの設定・環境構築

2025/04/06に公開
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はじめに

新学期、新生活が始まり、Macの環境が新しくなった人も多いのではないでしょうか?
自分もこの機にMacを新しくしたので、その時の設定をまとめてみました。
僕が普段使っているソフトウェア、開発環境のセットアップをまとめて見たのでよければ参考にして下さい!

対象者

  • 普段Macを使っている人
  • 開発環境を整えたい人
  • 新しくMacを購入した人
  • 開発初心者の人

環境

  • MacBook Pro (14-inch, 2024)
  • macOS Sonoma 14.3

ソフトウェア

Arcブラウザ

  • 説明
    The Browser Companyが開発した新しいコンセプトのWebブラウザ。Chromeをベースにしており、既存のChrome拡張機能もそのまま利用可能。タブを「スペース」で整理する仕組みや、サイドバー中心の操作性、内蔵のスプリットビュー機能など、開発者やクリエイターの作業効率を高める工夫が随所に施されている。
  • 公式ページ

https://arc.net


Clipy

  • 説明
    macOS向けの無料クリップボードマネージャ。コピー履歴を保存・再利用でき、定型文の登録やスニペット機能も搭載。シンプルながらも非常に軽量かつ安定しており、普段の作業を効率化してくれる定番ツール。エンジニアやライターに特に人気。

  • 公式ページ

https://clipy.softonic.jp/mac


Rectangle

  • 説明
    macOS用のウィンドウ整理ツール。ショートカットキーでウィンドウのサイズや配置を瞬時に変更できるため、マルチタスクや画面分割作業が快適に。オープンソースで軽量、デザインもミニマルで使いやすいのが魅力。

  • 公式ページ

https://rectangleapp.com/


Raycast

  • 説明
    macOS向けのランチャーアプリで、アプリ起動やファイル検索、スクリプト実行、カレンダー確認など、さまざまな操作をキーボードだけで高速に行える。豊富な拡張機能やスニペット、カスタムワークフローにより、開発者やパワーユーザーの作業効率を飛躍的に向上させる。

  • 公式ページ

https://www.raycast.com/


Cursor

  • 説明
    AI機能を統合した開発者向けコードエディタ。Visual Studio Codeをベースにしており、拡張機能やキーバインドもそのまま利用可能。ChatGPTを活用した自然言語でのコーディング補助やコードリファクタリング、エラーの説明などが可能で、ペアプロ感覚で開発が進められる。特にLLMを活かした効率化に興味のあるエンジニアにおすすめ。

  • 公式ページ

https://www.cursor.so/


Docker Desktop

  • 説明
    開発環境でコンテナ技術を手軽に扱えるようにするデスクトップアプリ。GUIでの操作に加え、CLIツールも統合されており、ローカルでの開発・テスト・ビルドがスムーズに。KubernetesやVolume管理、拡張機能なども搭載されており、モダンな開発には欠かせない存在。

  • 公式ページ

https://www.docker.com/products/docker-desktop/


Fork

  • 説明
    高機能で直感的なUIを備えたGitクライアント。複雑なブランチ操作やマージ、リベースなども視覚的に分かりやすく行えるため、Gitに不慣れな人から上級者まで幅広く使いやすい。動作が軽く、履歴の表示や差分確認もスムーズ。

  • 公式ページ

https://git-fork.com/


開発環境

ここからは基本的にターミナルで作業します。

Homebrew

  • 説明
    macOS向けのパッケージマネージャで、開発に必要なツールやライブラリを簡単にインストール・管理できる。コマンド一発でソフトウェアを導入できるため、開発環境の構築や再現性が非常に高まる。Mac開発者の必須ツール。

  • セットアップ手順

    /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
    echo 'eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"' >> ~/.zprofile
    eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"
    
  • 公式ページ

https://brew.sh


Oh My Zsh

  • 説明
    Zshをより便利にするためのフレームワーク。多彩なプラグインや美しいテーマが用意されており、ターミナルの見た目や操作性を大幅に向上できる。Git操作や補完機能も強力で、開発者にとって非常に頼れるシェル環境を構築可能。

  • セットアップ手順

    sh -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/ohmyzsh/ohmyzsh/master/tools/install.sh)"
    
  • 公式ページ

https://ohmyz.sh/


Powerlevel10k

  • 説明
    Zsh用の高性能でカスタマイズ性に優れたプロンプトテーマ。視認性の高いデザインと高速な描画が特徴で、Gitステータスやディレクトリ、実行時間などを分かりやすく表示できる。Oh My Zshと組み合わせて使われることが多い。

  • セットアップ手順

    git clone --depth=1 https://github.com/romkatv/powerlevel10k.git ${ZSH_CUSTOM:-$HOME/.oh-my-zsh/custom}/themes/powerlevel10k
    sed -i '' 's/ZSH_THEME=.*/ZSH_THEME="powerlevel10k\/powerlevel10k"/' ~/.zshrc
    source ~/.zshrc
    
  • 公式ページ

https://github.com/romkatv/powerlevel10k


zsh-autosuggestions

  • 説明
    ターミナルで過去のコマンド履歴や候補をリアルタイムにサジェストしてくれるZshプラグイン。使い慣れたコマンドの再利用が格段に早くなり、タイピングの手間を大幅に削減できる。シンプルだが非常に便利な定番拡張。

  • セットアップ手順

    git clone https://github.com/zsh-users/zsh-autosuggestions ${ZSH_CUSTOM:-~/.oh-my-zsh/custom}/plugins/zsh-autosuggestions
    sed -i '' 's/plugins=(/plugins=(zsh-autosuggestions /' ~/.zshrc
    source ~/.zshrc
    
  • 公式ページ

https://github.com/zsh-users/zsh-autosuggestions


GitHub

  • 説明
    ソースコードのバージョン管理と共同開発を行うためのプラットフォーム。Gitをベースにしており、コードのホスティングだけでなく、Issue管理、Pull Requestによるレビュー、ActionsによるCI/CDなど、開発に必要な機能が一通り揃っている。オープンソースから商用プロジェクトまで幅広く利用されている。

  • セットアップ手順
    詳しくはこの方のZenn – ReMac で Git & GitHub 環境の構築 / 再構築questの流れまでを参考にセットアップして下さい

  • 公式ページ

https://github.com/


nodenv

  • 説明
    Node.jsのバージョンを簡単に切り替えられるバージョン管理ツール。プロジェクトごとに異なるNode.jsバージョンを指定できるため、複数プロジェクトを扱う開発者にとって非常に便利。シンプルなコマンドで操作でき、npmやyarnとも問題なく連携。

  • セットアップ手順

    brew install nodenv
    echo 'eval "$(nodenv init -)"' >> ~/.zshrc
    source ~/.zshrc
    nodenv install --list       # インストール可能なNode.jsのバージョンを確認
    nodenv install 23.11.0      # 任意のバージョンをインストール
    nodenv global 23.11.0       # グローバルのNode.jsバージョンを設定
    
  • 公式ページ

https://github.com/nodenv/nodenv


pyenv

  • 説明
    Pythonのバージョンを柔軟に管理できるツール。プロジェクトごとに異なるPythonバージョンを切り替えることができ、複数環境での開発やテストが非常にスムーズに。Anacondaやpypyなどのディストリビューションにも対応しており、幅広い用途に対応可能。

  • セットアップ手順

    brew install pyenv
    echo 'export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"' >> ~/.zshrc
    echo 'export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
    echo 'eval "$(pyenv init --path)"' >> ~/.zprofile
    echo 'eval "$(pyenv init -)"' >> ~/.zshrc
    source ~/.zshrc
    pyenv install 3.13.2         # 任意のバージョンをインストール
    pyenv global 3.13.2          # グローバルのPythonバージョンを設定
    
  • 公式ページ

https://github.com/pyenv/pyenv


終わりに

僕が普段使っているソフトウェア、開発環境のセットアップをまとめて見ました。
これらのソフトウェアを使うことで、開発者にとって非常に便利な環境を構築できると思います。

もしよければ参考にしてみてください!

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