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軽量化のススメ: 軽量PCに、軽量の周辺機器 (2022年)

2022/01/29に公開
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ともかく軽量化を目指したい方に向けたブログです。

軽量ノートPC「富士通 LIFEBOOK UH シリーズ」

13.3インチノートPCながら本体重量が「634g」と、同じ13.3インチのMacbook Air(1.29kg)の半分と、異次元の軽さを実現したのが、富士通 LIFEBOOK UH シリーズです。

購入前Tips: 最新機種の探し方

最新機種は今までに発表した主な製品を見るのが一番よさそうです。(ちゃんと更新されていれば)

"UH" と "WU" 、モデル名について (筆者研究)

先にモデル名の解説をしておくと、UHはカスタマイズ不可(カタログモデル/店頭や通販向け)、WUはカスタマイズ可能モデルです。富士通のパソコン通販サイト "WEB MART" でCPUやメモリ容量を指定すると、自動的にWUになります。

WUの後ろの文字、例えば "WU2" "WU-X" と諸々ついてきますが、最軽量が欲しければ "WU-X" となります。そのほかのモデルの方向性は以下の通りです。

https://www.fmworld.net/fmv/uh/2102/ より

スラッシュ以降の文字はリビジョンのようです。
例えば WU-X/E3WU-X/F3 は、ハードウェア的には同じものですが、OSに違い(E3=Windows 10、F3=Windows 11)があります。ただ、WU2/B1WU2/E3では天と地ほどのハードウェアスペックの違いがありますので、モデル名はちゃんと確認しましょう。

購入後Tips: プライバシーフィルター (マグネット着脱)

WU全般に言えることですが、ベゼルにマグネットはありません。そのため、マグネット着脱をしたければ、PC本体側にもマグネットをつける必要があります。

しかし注意すべきは ベゼル上部の空きサイズ です。私が持っている WU2/B1 や WU2/C3 は、ベゼル上部に11mmの空きがあるためマグネットがつけられます。WU-X/F3は5mmしか空きが無いのです。

WU-X/F3のベゼル上部の空き

ちなみにWU-X/F3のベゼル横もそれぞれ5mmです。スリットのようなものを取り付けるのも難しいかもしれません。

WU-X/F3 なら「乗せる」だけでもフィルターできる可能性がある

何言ってんのかわからないと思いますが、以下の図のように「乗せたらピッタリだった」ということもあり得ます。

これはWU-X/F3のベゼル下部が11mm程度で、偶然(?)にも WU2/C3 の時に使った エレコム プライバシーフィルター 13.3の上下を逆転したらぴったりだったという話です。なんと、カメラとも競合していません。こんな奇跡もあるんですね。

ベゼル下部が厚くなるとPCを畳めなくなるため、マグネットを貼ってはいけません!乗せるだけでも安定して使えたので、むしろマグネットは貼らなくてよいです。
高さが全体で182mmの13.3インチ向けのプライバシーフィルターであれば、乗せるだけでフィルターできるでしょう。(完全に自己責任でお願いします)

https://www.amazon.co.jp/dp/B07GW4FD43/

ちなみに: WU2/C3の時の話

WU2/C3はベゼル上部が11mmほど空いているので、プライバシーフィルターに付属していたマグネット(9mm)がつけられました。

WU2/C3にマグネット着脱型のプライバシーフィルターを付けた

購入後Tips: 保護テープでバンパーを作る (キズ防止)

前の機種(WU2/C3)を2年ほど使ったら、このようなキズがついてしまいました。
ぶつかったときのキズでもありますが、筐体に採用されているマグネシウムリチウム合金の酸化(?)に伴う劣化も関係していそうです(専門家ではないので詳しい方PLS)。

2年間使ったWU2/C3のキズの様子

WU-Xはカーボンファイバー樹脂を採用とのことですが、強度やキズへの強さがいまいちわかっていないので、保護テープを貼ってみました。
テープはハッピークロイツ社の1cm幅 マットブラックを使ってみました。

https://www.amazon.co.jp/dp/B0798HJRJK/

貼る前、貼った後です。

保護テープ貼る前
保護テープ貼った後

テカリはダサくなるだろうと思い、ツヤ消し(マット)なものを探していたら、自転車等の保護に使っているブログを発見し、採用しました。

結構馴染んでるんじゃないかな。数グラム増えちゃったと思うけど。

保護テープ貼った後(正面)

天板側にも保護テープを

WU-Xは、天板で支える構造になっていました。すなわち、ここもキズになりやすいわけです。

WU-Xの天板が、本体を支えている

ここにも同様に、先ほどの保護テープをしておきたいものです。

保護テープ貼る前
保護テープ貼った後

これで長期利用もできそうです。

保護テープで天板を保護

駄文: WUと私

UHシリーズは、2012年の登場当時は1.4kg~と普通のスペックでしたが、2017年秋には「761g」というエポックメイキングなモデルを発表して、かなりの話題となりました。

また、LIFEBOOK UH開発者インタビューが展開されるなど、仕様だけではない部分をアピールも行っています。

私もWU2/B1の情報を聞いた当時は「東芝 Libretto 20かよ!(850g)」と思ったものです。もちろん買いました。購入当時はひどいことを言ってしまいましたが、サポートもいただき、WU2/B1 → WU2/C3 → WU-X/F3 と3台目を使用中です。

当時のツイート(^^;;;;;;

ACアダプター (USB PD / 45W~)

ACアダプターも軽量にこだわりたいです。
WU-X/F3はUSB PDによる給電に対応しており、必要スペックは45W(20V/2.25A)です。Type-Cが2ポートありますが、両方ともUSB PD給電に対応しています。標準添付品はちょっと大きいので、軽量なものにしたいですね。

私は、2019年にクラウドファンディング "Indiegogo" に登場した SlimQ 65Wを使っていますが、ばっちり給電できています。しかし、このモデルはすでにSlimQの公式からもなくなっており、他の物を使う必要がありそうです。

未検証ですが Anker Nano II 45W あたりがよさそうですね。あと、45W を超える電力のACアダプタを使った効果や影響は未検証です。

https://www.amazon.co.jp/dp/B08X1M3JN9/

軽量セカンドモニター (13.3インチ)

セカンドモニターがあると作業効率は向上するのはご存じのとおりです。ここも軽量化ならQuintokuta 5Z133-V2が「348g」と超軽量で、WU-X/F3と合わせても1kg以下という装備になります。

左がWU-X/F3、右が5Z133-V2

サイズは13.3インチでFull HD、光沢のIPS液晶です。Type-Cでの接続時は、電源もType-Cから給電されるため、モニター用のACアダプタが不要なのも軽量化のポイントになります。
光沢が気になる方はアンチグレアなフィルムを貼っても良さそうですし、それなら+12gですが非光沢な5Z133を購入するのもありかもしれません。

https://www.amazon.co.jp/dp/B09MKF22ZP

おわりに

まあ、ともかく軽量なのはいいことだ。

EoT

Discussion

YukiYuki

同機種購入に辺り、とても参考になりました。
ありがとうございます。

一つご質問させていただきたく...
プライバシーフィルターについては固定はしなくとも落下してくることは少ない感じでしょうか。

Kohei "Max" MATSUSHITA (松下こうへい)Kohei "Max" MATSUSHITA (松下こうへい)

乗せてるだけですので、横にしたり逆さにするともちろん落ちたりズレたりします。長時間の利用には向かないかもしれませんね。ただ、テーブルにおいて利用する分には実用的です。

YukiYuki

ご返信ありがとうございます。
大変参考になりました!