アトピー性皮膚炎のエンジニアを支える技術 2(完結)
前回の記事の反響を受け、続きを書いてみようと思います。この記事で完結とします。
処方薬
前回は外用薬の一部しか書いていなかったので、列挙してみます。
因みにアトピー以外の既往は、気管支喘息・偏頭痛です。アトピー患者は気管支喘息を併発しやすいです。 これまで30年余り喘息ではなかったのですが、昨年、発症してしまいました。なので、症状がアトピーだけの方も、今後喘息を併発する可能性はあります。
内用薬(飲み薬他)
ザイザル/レボセチリジン(第二世代の抗ヒスタミン薬 私はそこまで眠気を感じないです)
モンテルカスト(喘息用)
フルティフォーム(喘息治療用の吸入薬)
スマトリプタン(偏頭痛発作時)
シナール配合錠(色素沈着改善用)
トラネキサム酸(色素沈着改善用、化粧品にも使われることがありますが、アトピー治療であれば保険適用です)
ヨクイニン錠(ターンオーバー促進、イボ治療)
ロキソニン/ジェネリック:ロキソプロフェン(偏頭痛・生理痛用)
レバミピド(胃薬、ロキソニンと一緒に飲む)
外用薬(塗り薬)
マイザー軟膏(ステロイドのランク:Very Strong 季節の変わり目などひどくなった時用)
ロコイド軟膏(ステロイドのランク:Medium 顔、首、頭皮用)
ヒルドイドソフト(上記のステロイドと薬局で混ぜてもらって使う時と、単体で使う時あり。ローションタイプ、スプレータイプあり。スプレータイプ使い勝手よかったです)
モイゼルト軟膏(ステロイドを塗るまでもないが軽い炎症がある顔や首に塗る)
バラマイシン軟膏(耳掃除して傷がつくとたまに細菌感染して外耳炎になるので、抗生剤として使用)
パタノール点眼液/ジェネリック:オロパタジン塩酸塩(スギやイネ科の花粉で目が痒くなるため)
ステロイドについては、昔Strongestランクまで処方されていた時期もありましたが、今は上記2つで落ち着いています。
薬は最寄りの薬局が連携していることもありEPARKお薬手帳で管理しています。(ようやく技術っぽい)
月に一度通院するのですが、節約のため、体調がよければその時在庫が少なく欲しい薬だけ列挙したメモを渡して処方だけしてもらい、気になることがある、相談したいことがある時は診察してもらうようにしています。また、居住地の市で喘息患者に対する補助制度があり、喘息診断後に申請して利用しています。検査がなければ通院と処方で毎回3000円〜5000円くらいが自費です。健康保険制度に生かされています。(切実)
生活用品
前回掲載したもの以外を列挙します。
シャンプー、コンディショナー
コラージュフルフルすっきりさらさらタイプをリピート中です。
赤い方のうるおいなめらかタイプだと痒くなるので、こちらにしています。洗顔
顔に塗るのは石鹸で落とせる日焼け止めと、ごくたまにミネラルコスメ(エトヴォス、オンリーミネラル)なので、メイク落としは使用しません。特にこだわりがないので、同居人が使用しているボディソープを使用しています。
化粧で使用するブラシやパフはこれだけだとファンデーションが落としきれないようで、もう使わなくなったメイク落としで洗っています。シャンプー、洗顔時
泡立て時の摩擦で手や頭皮を刺激したくないので、泡だてネットで泡立ててから使用しています。
泡立て時の摩擦が少なくなったからか、若干頭皮の炎症が解消されました。洗濯用洗剤
緑の魔女を使っています。店頭にはあまりないので、Amazonで購入しています。
香料入りや柔軟剤は肌に影響が出てしまうのが怖くて使いません。炊事
手が荒れている時の炊事用に、使い捨て炊事手袋を使用しています。
手が痛いから、というのもありますが、ステロイドを塗った素手で料理したくないので。ひどく荒れている時は、キッチンバサミで調理を済ませられるレシピにしたり、無理せず惣菜・レトルトも使用します。マスク
不織布の接触箇所が多いと顔が荒れる、かつ息苦しく咳き込んでしまうため、ビクトリアンマスクを使用しています。
普通のマスクよりは値が張ります、、、リモート勤務メインならそこまで消費しなくて済みそうです。おわりに
アトピーが悪化している時期もそうですが、風邪を引いたりコロナに罹患した際は1ヶ月以上咳が止まらかったことも何度かあったので、オフィスへ定期的に通勤が必要になるライフスタイルは当分控えたく、自宅でフルリモート案件を掛け持ちする形にしようかと思っています。先ほども業務委託の面談を1件終えました。決まるといいなぁ。
湯治に関するコメントがいくつか見かけたので興味が出てきました。肌を見せたくないので温泉に行った際は大浴場ではなく貸切風呂を使うことが多いのですが、湯治なら気兼ねなく入れそうです。そのうち行ってみたい。
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