また Windows をインストールしようとしている私へ
駄文
これ、操作方法を陳列しなきゃいけないの面倒が過ぎるな。 なるべくレジストリの項目も列挙するようにしようか。
追記: 2024-05-04
気が狂って Windows をインストールしてしまったのでスクラップの名前が「また Windows で消耗しようとしている私へ」から「また Windows をインストールしようとしている私へ」に改められます。
ウィンドウにカーソルを乗せるだけでアクティブにする
Ubuntu の GNOME や FreeBSD の twm(こっちはデフォルトだけど)ではそのように設定している。 Windows もそのように設定しないと脳みそが混乱して手元が荒ぶってしまう。
- 「コントロール パネル」から「コンピューターの簡単操作センター」を選択
- 「マウスを使いやすくします」を選択
- 「ウィンドウの管理を簡単にします」の「マウス ポインターをウィンドウ上に合わせたときにウィンドウを選択します(W)」にチェック
- 「適用(P)」して「OK(O)」
Explorer でファイルの表示順をアルファベット順にする
デフォルトではバージョン順に並べられる。 Windows 2000 まではアルファベット順がデフォルトであった。
ファイルをアルファベット順に並べるには、HKCU:Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer に DWORD 値 NoStrCmpLogical を作成し、値を 1 に設定すればよい。 バージョン順に並べるにはその値を削除するか、値を 0 に設定すればよい。 なお、Windows 11 では HKCU:Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies に Explorer のキーがないかもしれない。 その場合には自分でキーを追加する。
Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer]
"NoStrCmpLogical"=dword:00000001
Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer]
"NoStrCmpLogical"=dword:00000000
winget をインストールする
PowerShell 上で下記コマンドを実行することにより得られる MSIX パッケージを使用します。
iwr aka.ms/getwinget -OutFile winget.msixbundle
Linux でインストールメディアを作成する
Microsoft のページから ISO ファイルを得ることができますが、これをそのまま USB に焼き込んでも boot することができません。 この問題を解決するために WoeUSB を利用します。
Required の項目にいろいろなものが列挙されていますが、基本的にはプリインストールされているはずです。 しかし、wimlib はインストールされていないかもしれませんから、その場合は追加でインストールします。 Ubuntu の場合、apt install wimtools
でインストールできます。
コマンドを空打ちすればヘルプが表示されるので従ってください。 例えば、次のように実行すると Win10_hogehoge.iso を基にした起動メディアが /dev/sdb に作られます。 当然、 /dev/sdb のデータは破壊されます。
$ sudo bash woeusb-*.bash -d Win10_hogehoge.iso /dev/sdb
あとはよしなにしてください。
「ディスクの管理」の開き方
- コントロールパネル → 管理ツール → コンピューターの管理 → ディスクの管理 と進みます。
- それを忘れて スタート を右クリックし、表示されるメニューから ディスクの管理(K) を選択します。
diskmgmt.msc
RTC が UTC であることを理解してもらう
on cmd.exe
reg add "HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Control\TimeZoneInformation" /v RealTimeIsUniversal /d 1 /t REG_DWORD /f
Special Thanks
yude に圧倒的感謝
WSL 上の GUI で日本語を入力する
WSL 2 では X11 などの GUI アプリケーションを実行できるようになりましたが、そのままでは日本語を入力できません。しかし、日本語入力に SKK を使ってみる話の内容を応用することで日本語入力に対応できます。
まずは WSL 上の Linux に日本語入力システムをインストールします。
$ sudo apt update && sudo apt upgrade -y
$ sudo apt install uim-skk
続いて、X11 用の設定を記述します。記事では ~/.xinitrc を作成していますが、今回の環境では xstart を実行しないため、~/.profile の末尾に追記して対応します。そのままでは uim-xim の出力するメッセージが煩わしいため、虚無にリダイレクトして黙らせます。
$ ed ~/.profile
$a
export XMODIFIERS='@im=uim'
export GTK_IM_MODULE='uim'
export QT_IM_MODULE='uim'
export XIM='uim'
export XIM_PROGRAM='uim'
uim-xim >/dev/null &
.
w
q
この状態で WSL 上の Linux のターミナルをもうひとつ開いてみます。正しく設定できている場合、jobs を実行することで uim-xim がバックグラウンドで実行されていることを確認できるはずです。
$ jobs
[1]+ Running uim-xim > /dev/null &
正しく設定できていることを確認した後、記事の uim の設定にある通り設定を行います。
設定を完了すると快適な日本語入力システムを WSL 上でも利用できるようになっているはずです。