【人生どうしたもんか】自己分析 〜私の目指すエンジニア像〜
まとめ
体験重視型エンジニアを目指す。
ゆくゆくはテクニカルディレクター(TD)になっていきたい。
エンジニアタイプ
→ https://zenn.dev/link/comments/513325e8de1749
体験重視型エンジニアとTDの違い
→ https://zenn.dev/link/comments/e4f054d8a81b48
役割のレベル: 体験重視型エンジニアは実践者、TDは管理者/リーダー。
主な関心事: 体験重視型エンジニアはユーザー体験、TDはチーム・技術戦略。
体験重視型エンジニアに近づくためには?
以下の観点を検討する
→ https://zenn.dev/link/comments/ad2e4c3e390616
- 経験:
- あるWeb制作の案件を通じて、ユーザーからのポジティブな反応(「楽しかった」「ありがとう」など)を直接目にした。
- 志向と価値観:
- 体験者の心を動かすコンテンツ作りをしたい。数値的な成果(閲覧数など)よりも、ユーザーのポジティブな体験や感情を重視する。
- 製作者の自己満足に終わらない、ユーザーにとって意義のあるものを作りたい。
- 手段より目的に目を向けて、使用する技術(Unityやフロント技術など)にはこだわらず、目的を達成することを優先したい。
- 明確なターゲットとゴールを設定したコンテンツに魅力を感じる。
- キャリアの方向性:
- BtoC志向であると思う。企業の課題解決よりも、消費者に寄り添ったサービスやプロダクトに関わりたい。
技術主導型エンジニアと体験重視型エンジニア
私の考えるエンジニアの人材は大きく分けて2つの型に分かれる。
技術主導型エンジニアと体験重視型エンジニアである。
私は体験重視型エンジニアである。
技術主導型エンジニア
- 技術や特定の技術スタックに情熱を持ち、「この技術を使って何かを作りたい」という技術主導のエンジニア。
- 複雑な技術的課題を解決する能力が高く、技術的なリーダーシップを発揮する。
- 深い技術的専門性と革新的なアプローチを通じて、製品やシステムの性能、効率性、信頼性を向上させることができる。
体験重視型エンジニア
- 技術はあくまで手段であり、「ユーザーにこんな体験を提供したい」という目的主導のエンジニア。
- ユーザーの視点を最優先に考え、優れたユーザー体験を提供することに注力する。
- デザイン思考を活用して創造することができる。
体験重視型エンジニアに求められるスキル
- ユーザーエクスペリエンス(UX)の理解
- ユーザーのニーズ、行動、心理を深く理解し、それに基づいた設計ができる。
- デザイン思考
- 問題解決において、人間中心のアプローチを取り、創造的な解決策を生み出す能力。
共感力とコミュニケーション能力
- プロトタイピングとユーザーテスト
- アイデアを迅速に形にし、ユーザーからのフィードバックを収集・反映するスキル。
-
柔軟な技術選択
目的達成のために最適な技術やツールを選び、必要に応じて新しい技術を学ぶ意欲。
体験重視型エンジニアの能力を培うための具体的な方法
1. ユーザー理解を深める
- ユーザーリサーチの学習:
ユーザーインタビュー、アンケート、観察などの手法を学び、ユーザーのニーズや行動パターンを理解します。 - ペルソナの作成:
典型的なユーザー像を作成し、ユーザーの視点で製品やサービスを考える習慣を身につけます。 - ユーザージャーニーマップの作成:
ユーザーが製品やサービスをどのように利用するかの流れを可視化し、改善点を見つけます。
2. UXデザインの基本を学ぶ
- UX/UIの原則の理解:
ユーザビリティ、アクセシビリティ、情報アーキテクチャなどの基本概念を学びます。 - デザイン思考の実践:
問題解決のプロセスとしてのデザイン思考を学び、実際のプロジェクトで適用します。 - ヒューマンセンタードデザインの理解:
ユーザーの視点を中心に据えたデザイン手法を学びます。
3. 共感力とコミュニケーション能力の向上
- アクティブリスニングの練習:
相手の話を深く理解し、的確なフィードバックを返すスキルを磨きます。 - 効果的なコミュニケーション:
技術的な内容を専門外の人にもわかりやすく説明する能力を養います。 - フィードバック文化の醸成:
チーム内でオープンに意見交換し、建設的なフィードバックを促進します。
4. プロトタイピングとユーザーテストの経験
- プロトタイピングツールの習得:
Figma、Sketch、Adobe XDなどのデザインツールを使って、アイデアを視覚化します。 - ユーザーテストの実施:
作成したプロトタイプを実際のユーザーに試してもらい、直接フィードバックを得ます。 - イテレーションの実践:
テスト結果をもとに製品を改善し、再度テストするサイクルを繰り返します。
5. クロスファンクショナルな協働
- 他職種との連携:
デザイナー、プロダクトマネージャー、マーケターなどと協力してプロジェクトを進めます。 - チームビルディング:
チームワークを強化する活動やワークショップに参加します。 - 共通言語の確立:
専門用語のギャップを埋め、円滑なコミュニケーションを図ります。
6. 柔軟な技術習得
- 新しい技術やツールの学習:
最新のフレームワークやライブラリを試し、適用可能性を検討します。 - フルスタックな視点の獲得:
フロントエンド、バックエンド、データベースなど、開発全体の流れを理解します。 - 技術選択の判断力:
プロジェクトの目的に合わせて最適な技術を選択するスキルを養います。
7. ユーザー視点のプロジェクトマネジメント
- アジャイル開発手法の導入:
スクラムやカンバンなどの手法を学び、柔軟な開発プロセスを取り入れます。 - ユーザーストーリーの作成:
ユーザーの視点で要件を定義し、開発の指針とします。 - 優先順位の設定:
ユーザー価値の高い機能から開発を進め、効果的なリソース配分を行います。
体験重視型エンジニアとテクニカルディレクター(TD)
体験重視型エンジニア
-
主な役割: ユーザーが使いやすく、満足度の高い製品やサービスを開発します。
フォーカス: ユーザーの視点や感情を最優先に考え、ユーザー体験(UX)の質を高めることに注力します。 -
具体的な活動:
ユーザーリサーチやユーザビリティテストを行い、ユーザーのニーズや問題点を把握します。
デザイナーやプロダクトマネージャーと協力し、ユーザー中心の機能やデザインを実装します。
フロントエンド開発などを通じて、ユーザーが直接触れる部分を開発します。 -
責任範囲: プロダクトの一部(主にユーザーが触れる部分)の開発と改善。
テクニカルディレクター(TD)
-
主な役割: プロジェクト全体の技術的な方向性を決定し、技術チームを統括・管理します。
フォーカス: 組織やプロジェクトの技術戦略の策定、技術的な課題の解決、チームのパフォーマンス向上。 -
具体的な活動:
技術スタックの選定やシステムアーキテクチャの設計。
技術チームのリーダーシップを発揮し、プロジェクトの進行管理やメンバーの育成を行います。
他部署(ビジネス、デザイン、マーケティングなど)との連携を強化し、全体的なプロジェクトの成功を目指します。 -
責任範囲: プロジェクト全体の技術的成功とチームのマネジメント。
簡単な比較
- 役割のレベル:
体験重視型エンジニア: 個々のプロジェクトや製品の開発に直接携わる実践者。
テクニカルディレクター: 技術チーム全体を統括する管理者やリーダー。 - 主な関心事:
体験重視型エンジニア: ユーザーが感じる「使いやすさ」や「満足度」。
テクニカルディレクター: プロジェクト全体の技術的成功、チームの効率性、技術戦略。 - 求められるスキル:
体験重視型エンジニア: ユーザー体験の理解、フロントエンドなどの技術、デザイン思考。
テクニカルディレクター: リーダーシップ、広範な技術知識、戦略的思考、チームマネジメント。