Unity開発にAI時代の新テキストエディタ「Cursor」を使う
はじめに
こんにちは、まつさこ です。
生成AIが日々なにかと話題ですが、そんななかAIファーストな新しいテキストエディタ「Cursor」が登場しました。今回は、Unity開発におけるIDEとしてCursorを使用するための導入手順について紹介します。
Cursorとは
AIファーストな新しいテキストエディタです。Visual Studio Code をフォークして作られているので、VSCode からスムーズに移行することが出来ます。
コードの一部を選択して「Ctrl + K(Command + K)」を押すことで、AIと対話しながらコーディングをすることが出来ます。
VSCodeのフォークなので、VSCodeで使用できる様々な拡張機能を利用できます。
Cursor導入と初期設定
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Cursor のホームページから最新バージョンのアプリケーションをダウンロードします。
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インストール出来たら初期設定します。
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Shortcuts
に慣れたIDEを選択しましょう。筆者はUnity開発にRiderを使用しているので、JetBrainsを選択しました。
- AIとの対話に日本語を使用したかったら、
Language
のところに「日本語」と入力します。
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Extensions
VSCodeを過去に使ったことがあったら、Extensionsをインポートできます。
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Cursorアカウントへにログインが求められるので、アカウントがない場合は新規作成してログインしてください。
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Cursorエディターが開けたら View > Extensions でExtensionsウィンドウを開きます。
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「Unity」で検索し、UnityのExtensionをインストールしてください。
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Cursorを再起動し、
Open Folder
でUnityプロジェクトのフォルダを指定して開いてください。
Unity側の設定
筆者のUnityバージョンは 2022.3.10f1
です。
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VIsual Studio Editorを導入もしくはアップデートしてください。
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External Script Editor
を設定します。- Preferences > External Tools > External Script Editor > Browse… を選択。
- Windowsであれば通常は
"C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Local\Programs\cursor\Cursor.exe"
にCursorのexeファイルがあるので、こちらを指定。
これで、UnityでC#スクリプトを選択したときに正しくCursorに飛ぶようになります。
- Preferences > External Tools > External Script Editor > Browse… を選択。
まだできていないこと
Cursorが起動していない状態でUnityでC#スクリプトを選択したとき、Cursorは起動するが一連のソリューションとして認識されないという問題があります。
作業を始める初回のみCursorを単体で起動し、Open Recent… 等からフォルダを開けば問題ありません。
Unityからスクリプトを選択してCursorを開いたときにも問題なく利用できるような設定が分かったら、記事を更新します。
📝2024年10月20日追記
heyring さんからコメントをいただき、UnityでC#スクリプトを選択したときにCursorが起動するようにする方法が分かりました。
External Script Editor Args
に "$(ProjectPath)" -g "$(File)":$(Line):$(Column)
を設定することでプロジェクトが認識されます。
コメントありがとうございました!
おまけ
Riderに慣れてしまった人類は、JetBrains Rider Dark Theme
をExtensionsで検索してインストールすると、気分がよくなります。
まとめ
この記事では、AIファーストな新テキストエディタ「Cursor」をUnity開発に使用するための導入・連携手順を紹介しました。
これからAIとペアプログラミングをするのが当たり前になっていきそうですね!
読んでくださりありがとうございました🤗
Discussion
大変有益な情報ありがとうございます。
External Script Editor Args
に"$(ProjectPath)" -g "$(File)":$(Line):$(Column)
を設定することでプロジェクトが認識されました。読んでくださりありがとうございます!
その記述は知りませんでした😲ありがとうございます、やってみます!
自分も上記の内容でうまくいったので、もしよければ本文に追記していただけると嬉しいです・・・
コメントありがとうございます。本文に追記しました!