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非エンジニア向け🍓開発生産性に関する研修をやってみた

2024/05/13に公開

お疲れ様です。
レバテック開発部でDevRelを担当しているヤマモトヒロキです。
「月1本テックブログ執筆」を志しておりましたが、
GWの波に飲まれて4月執筆を逃してしまいました。人は怠惰な生き物です。
過去の記事はこちら。

https://zenn.dev/levtech/articles/5c308c564c6039

https://zenn.dev/levtech/articles/0224ec13e6663e


やってみた

3行サマリ

  • 仮説「開発生産性向上のキーファクターは、開発組織外にある」
  • 「非エンジニア向けの開発生産性研修」をやってみた
  • 研修設計の肝は①抽象概念インプット→②自社具体例→③理想行動の具体化

背景

現在私はDevRelやっておりますが、出自はマーケターで事業企画にキャリアの軸足を置いている、
ゴリゴリの非エンジニアです。
事業の責任者として事業を率いる立場と、
DevRelとしてイケてる開発組織を作り発信する立場の両方を経験したうえで、

「事業の継続的な成長と、開発生産性の維持向上の両立ほんと難しい~」
というあるあるな悩みと日々戦い続けている一人です。

「開発生産性の向上」に対してのアプローチは、
日々発見と失望が繰り返されている今日この頃ですが、
レバテックでも多分に漏れず様々なアプローチで取り組んでいます。

そんな中ですが、非エンジニアとして事業企画を推進している立場として、
「開発生産性の向上のキーファクターは、開発組織外にあるのではないか」
という仮説があります。
ま、他の方も所々論じられてるところかなとは思いますが。
(コレに関しては後日また記事にできたらと思いますが今日は割愛)

「非エンジニア向けの開発生産性研修」をやってみた

あらゆる組織の意思決定の不和は、情報の非対称性により生まれます。
近年の開発生産性への注目により、経営層や事業責任者レイヤーを中心に開発生産性への理解は深まりつつあると思います。
が、日々エンジニアや開発組織と仕事している、マーケターや営業や事業開発担当者はどうでしょうか。
自身の目の前の数字や今月の目標達成に向けて邁進する中で、
どうしても開発組織に対して無理を言う場面も多いのではないでしょうか。

と、いうことでレバテックでも非エンジニアに向けて開発生産性についての理解を深める研修をしました。

研修の設計

対象者

対象者は、日々開発組織と関わるメンバー、特に中期的な開発優先度の意思決定に関わるレイヤーを集めました。
事業責任者や営業やCSのリーダー、マーケターディレクターなど総勢30名。
+開発メンバーも5~6名。
ディスカッション時には開発メンバーも各チーム1人くらい入りました。

内容

ざっくりの章立て以下の通り。

  • レバテックの事業とシステムの歴史(創業期~成長期~現在)
  • システムと組織の複雑化により起きている問題
  • 開発生産性とは・内部品質/保守性とは
  • 自社の内部品質の具体例
  • 開発生産性のよくある疑問
  • 開発生産性を維持/向上するための非エンジニア向けコミュニケーション具体例

時間

計2.5h
だいたいインプット1.5h
ディスカッション1h

設計者

私とCREチームsmmrさんの二人三脚で進めました。

結果・感想

感想一部抜粋

  • 知識としての「内部品質」は知っていたが、自社の具体例を合わせて理解できたのはいい時間だった
  • 「開発生産性」は非エンジニアの変数だとは思えていなかったが、自分ごと化できた
  • 「ソフトウェアの内部品質の低下は間接・長期的に外部品質の低下を招く」がきれいな言語化だと思った
  • 魔改造された事業予算シートを例に出した内部品質が低い具体例、めちゃくちゃ分かりやすかった


グループワークの画

総じて

非エンジニアのメンバーにとって
「自身の日々のコミュニケーションや意思決定が、
ソフトウェアの内部品質および今と将来の開発生産性を左右する」
という自覚が出来たことが価値だったのではないでしょうか。

結果

定量的な目標値を置いていたわけでもなく、
まずはやってみようというフットワークで始めた研修でしたが、
感覚的にはやってよかったなと思います。
資料は一度作れば使い回せるので定期的に組織をまたいで研修実施していこうと思います。

研修設計の肝は①抽象概念インプット→②自社具体例→③理想行動の具体化

レバテックはその事業領域として「開発組織やエンジニアのキャリア」を扱っていることもあり、
知識としての内部品質や開発生産性ヘの理解はあるメンバーも多かったです。

が、改めて概念的な理解のベースアップを促したうえで、
ディスカッションを通じて社内の具体例を元に抽象→具体に紐づける作業を出来たことはいい体験だったかなと思います。

また、「じゃあ非エンジニアが開発生産性を上げるためになにができるんだ」
に対しての具体的な行動指針・コミュニケーション指針を打ち出せたことも進歩でした。
ここに関しては「推奨行動」の定義よりも「アンチパターン」の定義のほうが
非エンジニアとしては助かっている印象でした。

まとめ

研修の内容自体はまだまだブラッシュアップの余地ばかりですが、
同様の課題感がある開発組織/企業さまの検討の一助になれば幸いです。
研修の中身/資料詳細が興味をお持ちの方がいらっしゃればDMください。

https://twitter.com/Ymmt169

スライドは社内用語やら数字やら色々載せてしまっているので、
タイミング見て公開に移します。

レバテック開発部

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