「なんかいろいろやってます」という人が活躍できるLeanerの組織づくり
Leaner Technologiesでは、各自がエンジニアとして動きつつ、エンジニア+αの多様性ある動きをすることを組織として尊重しています。直接的な事業への貢献の背景の裏で「なんかいろいろやってくれる」人の存在を紹介します。
例えばこんなことをやってます
まず大前提として、みんなエンジニアとしてプロダクトを開発するのが好きです。そのベースのうえに、各自の判断で、例えばこんなことをしています。
チームのふりかえりやプロセスの改善をリードする
Leanerのエンジニアは顧客の要望や困りごとをCSから共有してもらい、一緒にプロダクトとして解くべき課題を考えます。必要なら顧客との商談や定例ミーティングにも同席して直接ヒアリングします。
顧客の困りごとをどう理解・解釈して、課題に落とし込むのか。そしてリリース後に得られたフィードバックをどのようにプロダクトの改善に活かすのか。このプロセスはプロダクトのフェーズによって常に移り変わり、アップデートされていきます。
普通の会社ではEMやそれに近い人が管轄する領域だと思いますが、Leanerではそこに特別なポジションはありません。
ユビキタス言語の策定とチームへの浸透
プロダクトのユビキタス言語を維持管理して、DevとBizが同じ言葉で喋る環境を作ってくれています。
チーム内での関係性をより良くする取り組み
たとえばチーム内でお互いに自分の苦手、弱みを共有して、こんなときはやばいから助けて欲しい、と言う話をしたりしてます。
メンバーとの1on1
メンバーとの1on1を通して、困りごとを吸い上げたり、成長の支援をしたりしてます。
他にもこんなことをやってたりします
- リリース時のフローを整備
- 会社全体で多様性を高めていくための議論
- 開発合宿の企画・運営
- 勉強会の企画・運営
- Podcastの運営
- 最近のLeanerについて知りたい方はぜひサブスクライブしてみてください。
- https://open.spotify.com/show/5KFIDQbQbqf4l0kabVpVXB
他にも日々大きなことから小さなことまで様々です。
一人ひとりが事業と組織に自分がどう貢献するかを考える
ここで大事なのは、いずれも誰かに頼まれたわけではなく、自分で必要なことを考えた上で行動していることです。
Leanerではあえて特定のポジションを作らずに、一人ひとりが自分のできること、やりたいことを考えて行動してもらう方針をとっています。
いろいろやってくれる人が活躍できる重要性
事業成長のためにプロダクトをより良くすることにすべての会社が真剣に取り組んでいます。そのために人を採用して、プロダクトをデザインして機能追加・改善しています。
プロダクトの成長角度はメンバーが開発に集中できる時間の密度で決まります。その密度をどれだけ高められるか、で事業の勝敗が決まるといっても良いです。
密度を高められる環境をつくりだせる人がいることで、がっつりエンジニアリングやりたい人や、プロダクトマネジメントを頑張りたい人だったりが安心して自分の仕事に集中できます。
チーム内外でこぼれ落ちるボールを積極的に拾える人が縁の下にいることで、チーム全体、会社全体に酸素が送られ、血が通います。
いろいろやってくれる人たちの悩み
- 明確に「これをやってます!」と言えるものが少ないので社内外への自分の役割説明が難しい
- 個人のキャリアプランを描くのが難しい
- 社内にも社外にもわかりやすいロールモデルや目標とするものがない
- 経験できるスキルやキャリアが会社に最適化され過ぎてしまう
これらは今後の課題です。
いろいろやってくれる人たちの重要性が世間一般の当たり前の価値観にしていきたいなあ、と思ってます。
「なんかいろいろやってます」という人が活躍できる組織でありたい
スタートアップで働くエンジニアにとっての一番の存在意義は事業成長に貢献することです。ただ、みんながそこに直接的に貢献する必要はありませんし、そういう人たちばかりが集まっていては個人のパフォーマンスを引き出せません。
チームで結果を出すためには、直接的に貢献するだけではなく、貢献しやすくする仕組みを整えられる役割も非常に重要です。仕組みを整えてくれる人がいるからこそ、チームメンバーがそれに乗っかって、個人のパフォーマンスを最大限に引き出せるようになります。
「この人に任せておけば自分は安心して目の前の仕事に集中できる」という安心感をもたらしてくれる人が活躍できる組織でありたいなあ、と思ってます。
「なんかいろいろやってます」という人のモチベーション
- 全力で頑張ってる人を応援したい
- 仕組みをうまくつくることで全体がいい感じに動いてるのを見るのが好き
- 個人の得意なことにより集中してもらえるようにしたい
- 個人やチームの成果がロスなく組織内やお客様に伝わるようにしたい
「エンジニア +α」の多様性を大切にしたい
エンジニアとして突き抜けるキャリアを選択するのも良いけど、それ以外の「エンジニア+α」を生かすキャリアを選択する人がいても良いですよね。自分が何で貢献できるかわからないけど、できることはすべてやって事業と組織に貢献したい、と思える気持ちをLeanerでは大切にしたいです。
安易な正解で思考を停止せず、常に +αで広がる多様性 を持って進化していきます。
マネージャーにならないとマネジメントはしない、ではなく、エンジニアとして動きながらちょっとそれ以外のこともできる、そういう組織でいたいなと思ってます。
よろしければこちらもどうぞ。
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