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入社者が最初に開くのはアカウント管理SaaSにした

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はじめに

入社者が最初に開くのをアカウント管理SaaSのマイページにした話。
以降具体的な製品であるBundleと記載する。
https://bundle.jp

以前の運用と課題

以前の入社フロー

入社フロー抜粋
〜2024 入社に必要な紙を印刷して、PCと一緒にお渡し。
2024 PCのデスクトップにhtmlファイルを格納して見てもらう。パスワードは記号つきだったのでこちらのほうがコピペできてよい。
2025〜 今回の内容

※htmlファイル内容

  • 各種パスワード
  • スマホPIN番号
  • 別途オンボーディングページへのリンク

運用上の課題

  1. Chromebook割当者はPCログインからGoogleログインになるため、事前にGoogleのログイン情報を知っておかないといけない。
  2. 現状、雇用区分ごとにhtmlファイルのテンプレートを用意している状態であり、テンプレートが増えて業務が複雑になっている。

Chromebookはこちら参照
https://zenn.dev/lancers/articles/cb268dc70108c3

新しい運用フロー

  1. [corpIT]入社数日前にオートメーションを実行し、さらにBundleマイページへの招待を実行
    • 現状、Bundleマイページ招待は手動のため
  2. [入社者]入社日に、入社者はマイページにログインして、そこに記載されている各種パスワードを確認(オリエンテーション時サポート)。
    1. 受信メールからアクセス
    2. アカウント作成

マイページ例

画像の矢印のところから詳細が確認できる。

所感

今まではパスワードをコピペしていたが、他人のパスワードを視認するのは抵抗感があるので業務の快適性が向上した(ただしメールアドレスを取り扱うことになったが)。
また、キッティングを外部委託する場合も考えて、PCの準備フローとアカウントの準備フローの分離ができたと思う。
申請ワークフロー機能も利活用して、とくかくアカウントに関することはBundleという状態を掲載する、したい。

なお、Bundleで招待した方も(離職などがあれば)削除する必要がある。それもBundleで把握しながら行うので、消し忘れはないはず。

log

2025/06 上旬

Bundleでマイページ機能が提供された!こんなんSaaS of the yearやろ....
https://help.bundle.jp/hc/ja/articles/47588816837529--新機能-アカウント申請-承認ワークフロー機能リリースのお知らせ
早速利用申請。

2025/06 中旬

機能を有効にしてもらったので確認。現状手間はあるが、マイページを入社者に連携できた。
採用チームさんとも相談してフローを考える。

2025/07 上旬

入社者おひとりでトライアル。このときはログイン時のページでうまくいかなかった。課題をBundleサポートチームさんへお伝え。

2025/09 上旬

ログイン体験について機能を拡充いただいたので再度チャレンジ。うまくいった。やったぜ!

ランサーズ株式会社

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