Windows Terminalの設定ファイルで設定できる項目は大きく分けて4つのセクションに分類されます。
まず全体の設定を定義するGlobals
です。これには「ウィンドウを常に最前面に配置する」alwaysOnTop
のように、Windows Terminal全体に影響を及ぼす設定を書きます。
次にタブを開くときのプロファイルを設定するprofiles
です。プロファイルとは端末の接続先(や見た目)の情報で、ここに書いたプロファイルはドロップダウンメニューやタスクバー上のタスクリストに表示されるため簡単に選択・新規接続ができるようになります。PowerShellや旧来のコマンドプロンプト=cmdだけでなくWSLやAzureに直接繋いだりssh接続を開始することもできます。
3つ目はカラーテーマを定義するschemes
です。これによりプリセットの物を使うだけではなく、自分好みのカラーテーマを作れます。
4つ目は各機能へのキーボードショートカットを定義するkeybindings
です。Windows Terminalでは、提供する機能(アクションと言います)ほぼすべてにキーボードショートカットを定義できます。もちろんデフォルトでいくつものキーボードショートカットが定義されていますが、自分の使い方に合わせた定義が可能です。
なお最後のkeybindings
は正確にはGlobals
の1プロパティにすぎません。ココではその重要さを鑑みて説明のためにセクションとして分類しました。