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60km Keyboard の紹介

2025/01/01に公開

60km keyboard

60パーセント台のキーボードをこれまで使ってきて、もっと自分好みにキーの数、
配置などカスタム向けに特化させたくて、自作しました。
写真は、ケースに収めた様子です。

ケースは3Dプリントしています。
所有の3Dプリンターが30cm以上のプリントが不可なので、分割してプリントしました。
キーキャップは、「Tai-Hao Black / Blue PBT Double shot Backlit Keycap」になります。

キーボードレイアウト

キーキャップのサイズは固定です。
基本的には、カスタム前提のキーボードなので、好みに合わせてキーマップを変更します。

自分の場合、微妙にキーキャップの配置を変えています。

基本機能

ホットスワップ

ホットスワップ対応です。
後から、お好みに合わせてキースイッチの入れ替えが出来ます。

REMAP(VIA)

REMAP(VIA)対応です。
REMAP(VIA)サイトへの登録は済んでいませんが、必要なjsonファイルをgitで公開しています。

レイヤー

基本レイヤーと3つのレイヤーを持っています。
QMK firmwareのデフォルトです。

レイヤーの例

REMAPを導入したレイヤーの例としては以下の通りです。
カーソルキーを捨て、なるべくホームポジションから右手が動かないようにし、上下左右、Home、End、PageDown、PageUpを出来るように設計にしています。

バックライト

キーボード基板の下段の裏側に15個のバックライト実装しています。
点灯パターンは切り替え可能です。点灯パターンはQMK firmwareのデフォルトです。

Status LED

  • Layer LED
    • LEDの位置:1キー ※1
    • レイヤー0(基本レイヤー):点灯なし ※2
    • レイヤー1:青
    • レイヤー2:赤
    • レイヤー3:紫

[レイヤー0]

[レイヤー1]

[レイヤー2]

[レイヤー3]

  • Num lock LED
    • LEDの位置:2キー ※1
    • Num lock ON : 緑
    • Num lock OFF: 点灯なし ※2

  • Caps lock LED
    • LEDの位置:3キー ※1
    • Caps lock ON : 緑
    • Caps lock OFF: 点灯なし ※2

※ここでは、Num lock ON(2キー)も点灯しています。

  • カスタム用
    • LEDの位置:4キー, 5キー ※1
    • 未使用です。デフォルトはバックライトの点灯パターンと連動しています。

※1: キーボードレイアウト参照
※2: バックライトの点灯パターンと同上(例では、黄色の点灯パターンを設定しています)

応用機能

無線化

マイコンをBLE Pro Microに換装して、無線化できるように設計してあります。
現在確認中です。(20240929現在)

ビルドガイド

以下を参照してください。
https://zenn.dev/km60/articles/559ad53ac65ae3

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