【PM、PdM】エンジニアの普通をエンジニア以外に適用したら業務が良くなった話
この記事の内容
FLINTERSブログ祭り🏮の記事です。PM、PdM、FLINTERSについて
ドラッカー風エクササイズやレトロスペクティブをビジネスサイドでやってみたらいい感じだったので、その時の勘所の話🤝
GANMA!という漫画アプリの片棒を担ぐ
2年前から、株式会社FLINTERSというところでGANMA! という漫画アプリのWebフロント、サーバー側の開発に携わるようになりました
このGANMA! はオリジナルコンテンツがメインで、コミックスマート株式会社 がコンテンツを制作、株式会社FLINTERSがアプリ開発、という構造をしています
GANMA!開発の仕方
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基本的にスクラム(1週間スプリント、たまに2週間[1]) を採用
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スクラムの振り返り(レトロスペクティブ)はMiroというビジュアルワークスぺースで行っている。内容は下記通り
- 1週間の振り返り(縦軸が感情、横軸が時間)
- 重要な内容はみんなで決めて、赤くして別にまとめて振り返れるようにしておく
- 重要な内容はみんなで決めて、赤くして別にまとめて振り返れるようにしておく
- チーム全体に話したい事書き出し
- みんなへ感謝[2]タイム(他の人の作業をどれだけ理解してるかがここで分かる)
- 1週間の振り返り(縦軸が感情、横軸が時間)
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新規メンバー追加時にドラッカー風エクササイズ[3]をGoogle Slideで行なっている
- 大体半年に一回くらい
- スタンプ置き場も追加して、みんなのコメントを賑やかに
- 大体半年に一回くらい
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期ごとに2週間リファクタリングや実験的技術を導入するキャンプ、というものを行なっている
- ここではいつものタスクは行わない
- コミックスマートのプロダクトオーナーの開発への理解の深さあってこそのイベント
そして次のステップへ
そして今年1月からプロダクトマネージャーになり、コードから数字を追いかける日々に変わり
関わる人数が、開発チーム(10数人)から開発チーム(10数人)+コミックスマート・マーケティング関連の部署(10数人)と一気に2倍になりました
あと、会議の数も3倍くらいになりました
開発サイドからビジネスサイドに移って気づいたこと
うむむポイント
- みんなが何をしているか、したかわからない
- 開発サイドでは、タスクは全てチケット管理していたがビジネスサイドではほぼ口伝
- みんなが何をできるか、やりたいかがわからない
- 開発サイドでは、ドラッカー風エクササイズで確認していたがビジネスサイドではほぼ口伝
- 開発ービジネス間でドキュメントが共有しづらい
- 開発サイドでは、Confluenceを用いてドキュメントを管理しているが、ビジネスサイドでは閲覧権限がないのでSlackなど開発チームに確認するしかない
要は口伝が多く、新しくジョインされたタイミングで諸々を把握するのに手間がかかるなあ、と思いました
いいなポイント
- 出社する日を作ってた
- ビジネスサイドではアイデア出しがメインな会議の時とかは積極的に出社していた
- 熱量がすごい
- 仕事や漫画への熱量がすごい、コミュニケーションも活発
要はコミュニケーションとドメイン理解ということで、開発サイドにはあまりない視点で面白いと思いました
うむむポイントをどうしたか
- みんなが何をしているか、したかわからない
- 開発のときより業務の種類が多岐に渡るので、チケットで一元に管理するのは難しいと判断
- 何をしたかを一度はスプレッドシートにまとめていたらしいが、管理コストが高すぎて辞めたらしい
- なのでまずはゆるく1週間の振り返りだけを行うことにした
結果
- めっちゃコメントしてくれてとてもよかった
- 開発チームの2倍くらいコメントがでてきた
- 重要な事が多かった、数字でわかりやすい指標があるものが多かったので選びやすかった
- プライベート的なことも多くてみんなの気持ちの連携ができてとてもよかった
- 今後
- 毎週1回行うことにした
- 赤い付箋がどれだけ役に立つかは今後
- みんなが何をできるか、やりたいかがわからない
- ドラッカー風エクササイズやってみた
- 開発の時とは質問を変えてみた
結果
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相互理解が深まってる感があって良さそうだった
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mbti診断も合わせて行なってみたらより深い理解ができそう、という面白い意見もあった
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アプリの仕様のドキュメントがない
- まだ試していないがNotion実験的に使う事を今後は考えている
いいなポイントをどうしたか
- 出社する日を作ってた
- キャンプ期間中に開発で出社する日を設けた
- スプレッドシートでみんなの出社したい日をみて、人が多そうなところだけ出社するスタイルをとった
- すぐに質問できるし、会社の飲み物も飲み放題でとても作業が捗った
- 熱量がすごい
- 定期的に懇親会を開催して熱を分けてもらっている
結論
- これは本当にプロダクトマネージャーの仕事なのか?と思ったそこのあなた
プロダクトマネージャーの仕事はプロダクトマネージャーの数だけある
「プロダクトマネージャーのしごと 第2版 ―1日目から使える実践ガイド」より
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