主催者としてFlutterNinjas Tokyo 2024を終えた感想
FlutterNinjas Tokyo 2024終わりました！
今までで一番楽しい仕事でしたが、一番疲れました！笑
セッションに関しては、以下の記事がよくまとまっているのでそちらをチェックしてみてください。
本記事ではFlutterNinjasを作った思いや、感謝、そして2025に向けた意気込みを書きたいと思います。
FlutterNinjasが始まったきっかけ
まず、僕はFlutter大学を2020年4月にはじめました。その後Flutter大学は人数的にも参加しているエンジニアのレベル的にも成長し、勉強会やハッカソンなどを積極的に開催し、日本のFlutter界を盛り上げてきたと自負しています。
途中から日本だけで閉じていることが勿体無いなと感じるようになり、海外の人も巻き込んでコミュニティを作ったり、イベントを開催することに興味が出てきました。
その意識を持ちはじめたのは2022年ごろからで、コロナが落ち着いてきた2022年の秋11月ごろにタイ旅行に行った後からさらにエンジンがかかり、英語学習を本格的にはじめました。そこから何だかんだ毎日勉強し続け、2023年は基本的に平日は1日3時間は英語に浸かっていたと思います。YouTubeやドラマやアニメなど、娯楽系も全部英語に変えていたため、日によってはもっと多くの時間を費やしたかもしれません。
ということで、そんな感じで粘り強く英語学習（主にスピーキング）に取り組み、英語のYouTubeも2024年初めから本格的にはじめました。
そんなタイミングで、Rivepord作者のRemiさんが日本に行きたいけどFlutterカンファレンスはなんかない？みたいな話をツイートしているのを発見しました。
これがきっかけとなり、Remiさんが来てくれるイベントを作れるなら、新しい英語のFlutterイベントを作るのもありかな？と思って作るに至ったわけではあります。しかもちょうど英語を勉強していたので自分個人にとっても英語を生かすいい機会だと思いました。
日本にはすでにFlutterKaigiという大きなFlutterイベントがあります。
Flutter大学発のイベントを昨年はたくさんやったので、もしかしたらFlutterKaigiに対して敵対意識あるのかな？と思う方もいるかもしれませんが、それはなくて、意識して違うコンセプトのものを作るようにしています。DRY原則や車輪の再発明の話じゃないですが、同じものが複数あるのはよくないと思っているので。
また、FlutterKaigiの運営メンバーの中に知り合いが何人もいるので、日程が被らないようにしたり、変に派閥みたいにならないようにしたりなど、調整を頑張っているつもりです。
僕はiOSエンジニア出身なので、iOSDCとtry! Swiftという２大カンファレンスがあるのを知っていまして、FlutterNinjasはtry! Swiftの方を意識しています。FlutterKaigiが日本人向けのiOSDCだとしたら、FlutterNinjasは英語でやってるtry! Swiftかなというイメージです。
多くの人が世界から集まってくれて感動しました
この思惑通り、本当に英語のFlutterカンファレンスを作ることができて嬉しいです。FlutterNinjasのためにわざわざ日本行きのチケットを取って、スペインやドイツ、イギリス、台湾、韓国、マレーシアなどから来てくれた方も沢山いて、感動しました。
もちろんFlutterNinjasパワーだけじゃなくて、日本、東京のパワーを大いに借りたなと思っています。日本のファンはすごい多くて、いつか行ってみたい、また行きたいとみんな言います。その日本に来るきっかけをFlutterエンジニアに対してタイミングよく作れたということだと思います。
FlutterNinjasが始まる前や終わった後に、参加者同士で友達になって富士山の観光に行ったり、東京観光をしたり、寿司を食べに行ってる様子も見れて嬉しかったです。
参加者とスポンサーへの感謝
今回、海外から来たスピーカーの交通費と3泊4日のホテル代を運営で負担しました。その他ランチ２日分、懇親会のケータリング、諸々のグッズなどにお金がかかりました。
今回は参加者も安くても1万円かかるイベントでしたので、CodeMagicさんやMoneyFowardさん他スポンサーさんはもちろん文字通りスポンサーですが、参加者の皆さんもスポンサーだと思っています。
何回も言いますが、初めてのイベントなのに価値があると信じて参加してくれた皆さん、本当にありがとうございます。
また、スポンサーのCodemagicとMoney Forwardさんもどうなるか分からないこのイベントにスポンサーをする判断を下してくれて感謝しています。有名な2社が大きなスポンサーになってくださることで、参加者の方の信頼度が上がりました。金銭的だけではない大きな恩恵を受けています。
また、たくさんの会社がコミュニティスポンサーにもなってくれました。実際に現地には行けないけど、単純に活動を応援！という意味だけでなってくれてる方もいて、本当に感謝です。。！
Google FlutterチームもSwagサポートしていただき、おかげで最後の抽選会は盛り上がりました！
みなさんのおかげで、赤字になることなく、そして楽しい会を成立させることができました！本当にありがとうございます。このイベントが価値あるものだと信じて突き進んでいましたが、それでもどのくらい人が来てくれるか、スポンサーさんがついてくれるのか予測不能だったので、最悪赤字を被る覚悟もしていたのですが、なんとか成り立ってよかったです。
Majidへの感謝
結局MajidはFlutterNinjasに来ることができなかったのですが、彼がCodeMagicを繋いでくれたし、拡散も手伝ってくれました。ヨーロッパのFlutterコミュニティの方が多く来てくれたのは、信頼が厚い彼のおかげです。
また、彼はFlutter Vikingという500名規模のFlutterイベントをノルウェーで開催したことがあり、その経験を惜しみなく僕にシェアしてくれました。
実は、僕とMajidは3,4回くらい2人でMTGしていました。いつもFlutterNinjasがうまくいってるか気にしてくれました。彼に利益が入るわけでもないのにです。本当に感謝しています。
運営チームのみんなへの感謝
↑僕はアフターパーティに行っちゃってるのでいません。。w
僕が思いつきと勢いで始めてしまったこのプロジェクトを面白いといって手伝ってくださり、本当に感謝です！FlutterNinjasの運営の初期メンバーをやったことで恩恵を受けれるように、今後もFlutterNinjasを盛り上げていきたいです！
2025年に向けて
今年の反省点としては、会場と日程が決まったのが2月で、開催が6月と、非常にタイトなスケジュールだったことで、スピーカー募集、スポンサー募集、全てが駆け足になってしまい、余裕を持って進めることができなかったことです。
（駆け足だからこそ勢いで出来たという側面もあったかもしれませんが）
この反省点を生かすため、早速2025年に向けて動き出します。まずは会場探しです。
今回は135人の方が参加してくれましたが、次は500人の方が来てくれるようなカンファレンスを目指します。
実は、FlutterNinjasは世界で最も盛り上がっているFlutterカンファレンスになれるポテンシャルを秘めていると思います。ヨーロッパのFlutterカンファレンスは500~1000人規模で行われていると聞きました。今回のFlutterNinjasはまだそこまでの規模ではないものの、台湾や韓国、インド、マレーシアなどのアジアのFlutterをリードしているメンバーが来日し、盛り上げてくれました。もちろんFlutterが最も盛り上がっているヨーロッパのメンバーも来ていましたので、いろんな国から人が集まるという結果になりました。アジアの各国からはロケーションとして近く、それでいて遠い国の人にとっても観光地として魅力的な日本東京で行えることに大きなアドバンテージを感じます。
日本のFlutterを盛り上げるため、そして日本自体を盛り上げるため、そして僕はその活動が単純に楽しいので、続けていきたいです。
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