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現場事例#008 ワークフローの導入#2

2022/09/25に公開

あらまし

ワークフローの導入#1で、ワークフローを導入する過程で、検討したポイントを記載します。

ワークフローの稼働環境による違い

全体的なイメージ

ワークフロー製品の特色によってさまざまです。また、最近はSaasでサービスとして提供
されている形式も増えています。そこで注意して頂きたいのが、同じ製品でも
オンプレ[1]とSaas[2]で下記のような違いがあります。

オンプレ Saas 詳細
保守の手間 1 5 保守にどの程度工数が必要か
導入費用 1 5 導入時のコスト
ランニングコスト 5 1 継続した運用にかかるコスト
運賃精算 1 5 運賃情報の定期更新の手間
システム間連携 5 1 システム間連携の可否
合計 13 17

※5段階評価(MAX25)

自社の課題をベースに再度検討

さきほどの結果をベースに情シスの手間と継続して発生する費用を考慮して重要度を
設定してみました。

その結果、当初はSaasが良いと思っていたのですが、オンプレもシステム間連携や
ランニングコストを考慮すると意外と検討の価値ありでした。

まとめ

私の場合は、ユーザーの入力作業省力化 を目的としていたため、システム間連携を重視して
いました。そもそもシステム間連携ができない製品もありましたので、ワークフロー製品を
検討する際は、何をするために導入するのかイメージしてから検討するのをお薦めします。

もう一度同じことをするなら

CDATAの製品を活用するとSaasで提供されているサービスとの連携が検討できる気がします。

脚注
  1. 自社もしくはデータセンターで運用しているサーバー上でシステムを構築する事 ↩︎

  2. 主に開発元が提供しているWebサービスを利用する形態 ↩︎

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