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現場事例#008 ワークフローの導入#2
あらまし
ワークフローの導入#1で、ワークフローを導入する過程で、検討したポイントを記載します。
ワークフローの稼働環境による違い
全体的なイメージ
ワークフロー製品の特色によってさまざまです。また、最近はSaasでサービスとして提供
されている形式も増えています。そこで注意して頂きたいのが、同じ製品でも
オンプレ[1]とSaas[2]で下記のような違いがあります。
オンプレ | Saas | 詳細 | |
---|---|---|---|
保守の手間 | 1 | 5 | 保守にどの程度工数が必要か |
導入費用 | 1 | 5 | 導入時のコスト |
ランニングコスト | 5 | 1 | 継続した運用にかかるコスト |
運賃精算 | 1 | 5 | 運賃情報の定期更新の手間 |
システム間連携 | 5 | 1 | システム間連携の可否 |
合計 | 13 | 17 |
※5段階評価(MAX25)
自社の課題をベースに再度検討
さきほどの結果をベースに情シスの手間と継続して発生する費用を考慮して重要度を
設定してみました。
その結果、当初はSaasが良いと思っていたのですが、オンプレもシステム間連携や
ランニングコストを考慮すると意外と検討の価値ありでした。
まとめ
私の場合は、ユーザーの入力作業省力化 を目的としていたため、システム間連携を重視して
いました。そもそもシステム間連携ができない製品もありましたので、ワークフロー製品を
検討する際は、何をするために導入するのかイメージしてから検討するのをお薦めします。
もう一度同じことをするなら
CDATAの製品を活用するとSaasで提供されているサービスとの連携が検討できる気がします。
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