【Day2】Hello world! / runnチュートリアル
はじめに
一人アドベントカレンダーとしスタートしていました。
本記事は API シナリオテストツールでもある runn のチュートリアルをステップバイステップで理解して貰おう!というのが趣旨です。
25 日間のチュートリアルを経て、 runn を使っての API シナリオテストや、 API と連動させる自動化処理を一人で行えるようになることを目標にしています。
runn is 何?という方は、以下に紹介記事を書いていますのでよろしくお願いします。
チュートリアルを実際に試し、もし躓いた箇所があれば、記事のコメント欄にお知らせいただけると幸いです。
前日の記事は「runnをインストールしてみよう」でした。
Hello world!
runn のシナリオは runbook という yaml 形式で定義します。
runn からコンソールに文字を出力する方法は幾つかありますが、一番オーソドックスなもので実装します。
runn の実行コマンドは runn run runbookのパス
の形式となります。
実行すると以下のようになります。
$ runn run day02/hello_world.yml
Hello world!
.
1 scenario, 0 skipped, 0 failures
最終行が緑色になり、0 failures
となっていればすべてのシナリオが成功したことを表しています。
各ステップについて説明をしていきます。
desc
はシナリオの内容の説明文を入れておくと良いでしょう。なくても動きます。
steps
はシナリオのステップを複数定義していきます。こちらのセクションは必ず必要になります。
上記のハイフンから dump の部分がシナリオのステップの中身になり、こちらが 1 つのステップとなります。
dump
は、Dump Runner と呼ばれるもので自動組み込みされる Runner で、何も定義しなくても使えます。
こちらの指定された値を表示します。
runbook が yaml で書く関係上、数値と文字列は区別して書く必要があり、"'Hello world!'"
といった形でダブルコーテーションとシングルコーテーションを利用して文字列を表現しています。
明日は「curl コマンドを replay させる」です。
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