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クラシックマウスの新基板の紹介

に公開

こんにちは。Fornax所属のKatsuです。
今回は以前僕が設計したクラシックマウスの基板を改良した新しい基板を紹介します。
記事の最後には、スポンサーのJLCPCBさんの紹介と基板の発注の方法も説明します。

基板について

基板の写真は以下の通りです。

基板をシャーシとして使っている(いわゆる板マウス)ので、裏面には部品を配置していません。

変更点

以前の基板との変更点は

  1. 無線モジュールの追加
  2. 距離センサーの位置の変更
  3. DIP部品の削減

1つずつ説明します。

1.無線モジュールの追加


無線でデバッグをしてみたかったので、TWELITE-REDという無線モジュールをつけてみました。代わりに以前の基板で取り付けていた0.96inchのOLEDディスプレイは載せないことにしました。

2.距離センサーの位置の変更


横壁センサーを内向きにする必要はなかったのになぜか内向きにしていたので、外向きに変更しました。

3.DIP部品の削減


IMUのBNO055は以前は秋月電子のモジュールを使用していましたが、今回はモジュールは不使用にしました。

動作確認

STM32



STM32CubeProgrammerの写真
上の写真のように問題なく認識しています!

エンコーダー


左右のエンコーダーがともに問題なく動作しています!

Tof



全てのTofが問題なく動作しています!

IMU



問題なく動作しています!

スポンサーの紹介

今回の基板発注をご支援いただいたスポンサーの紹介をしたいと思います。

JLCPCBさんです。
JLCPCBは中国に工場がある基板製造サービスです。
安価で、発注から到着までの時間が短いというメリットがあります。
基板製造の他にも3DプリントやCNC切削のサービスなども手掛けており、それぞれ安価なのでぜひ利用してみてください!(下のリンクから利用できます)
https://jlcpcb.com/JPV

基板の発注のやり方

最後にJLCPCBで基板を注文する方法を説明します。
まず、JLCPCBのサイト( https://jlcpcb.com/jp/ )にアクセスします。
「お見積り」をクリックします。

「ガーバーファイルを追加」で設計した基板のガーバーを追加します。

設定は基本的に変えなくても問題ありませんが、基板の色や銅箔の厚さなど変更したいことがあれば、それぞれ設定します。
設定が終われば「カートに保存」を押せばOKです!
あとは支払いの設定を行い決済をすれば注文完了です。
通常は注文から1週間程度で届きます。
安く速く基板が製造できるのがJLCPCBの特長だと思うので、みなさんもぜひ利用してみてください!
下のリンクから発注できます。
https://jlcpcb.com/JPV

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