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Teams アプリで Copilot for Microsoft 365 プラグインを有効にするための要件

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Copilot for Microsoft 365 プラグインを開発する場合、2 種類の方法から選択できます。

  • Copilot Studio (かつての Power Virtual Agents) を使用したプラグイン
  • Teams メッセージ拡張機能アプリを使用したプラグイン

https://learn.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365-copilot/extensibility/publish?WT.mc_id=M365-MVP-5002941

どちらを選択するべきかについては本記事では触れませんが、前者は市民開発者、後者はプロ開発者の機能です。Microsoft 365 開発者の場合は後者の Teams アプリを選択することが一般的です。Teams アプリの中でもメッセージ拡張機能は知名度が低いですが、中身は Microsoft Bot Framework であり、ボット開発経験があれば理解しやすいです。

マニフェストに composeExtensions が含まれるアプリはインストール時に Copilot プラグイン が有効なことを確認できます。このとき、Copilot プラグインを有効にするための特別な設定は不要です。

一部のアプリではメッセージ拡張機能が有効であっても Copilot プラグイン が有効ではない場合があります。

これはマニフェストのバージョンが古い場合 (1.12 以前) に発生します。1.13 以降では Teams アプリが統合アプリ (Teams だけでなく Outlook など他の Microsoft 365 サービスでも実行できるアプリ) として認識されるため、Copilot プラグインとして利用できます。

https://learn.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/admin/manage/test-and-deploy-microsoft-365-apps?WT.mc_id=M365-MVP-5002941

新規でアプリを作成する場合は特に問題ありませんが、既存のアプリを Copilot プラグインにする場合は最新バージョンにアップグレードしてください。また、正しく Copilot からプラグインを呼び出すためのガイダンスもあります。説明やサンプルプロンプトを含めないとプラグインを有効にしても呼び出されないため注意が必要です。

https://learn.microsoft.com/ja-jp/microsoftteams/platform/messaging-extensions/high-quality-message-extension?WT.mc_id=M365-MVP-5002941

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