📅
Microsoft Bookings API でアプリケーションのアクセス許可が一般提供されました
Microsoft 365 開発チームの公式ブログに以下のようなアナウンスがありました。
これまでは委任されたアクセス許可しかありませんでした。そのため、バックエンドで Microsoft Bookings API を呼び出す場合、管理者ユーザーを利用する必要がありました。Resource Owner Password Credentials Grant は非推奨であり、多要素認証にも対応していないため、この方法にはさまざまなリスクがありました。今回、アプリケーションのアクセス許可が提供されたことで、より安全な方法でバックエンドを実装できるようになりました。たとえば、以下の方法が現実的なレベルで実現可能となります。
- 既存サイトへの予約システム統合
- ボットによる予約アプリケーション開発
ボットについては、以前の記事でもサンプルを作成しています。
Microsoft Bookings はソリューションとして優秀ですが、カスタマイズ性の低さが課題でした。今回、待望の機能が追加されたことで、より柔軟な活用が可能になりました。ぜひご利用ください。
Discussion