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SPClientCore 2.0.0 を公開しました
あんまりアップデートの告知をしていなかった SPClientCore ですが、2.0.0 を公開しました。2.0.0 では 1.* 系から大幅な変更があります。
- コマンドレットのプレフィックスが
SP
からKsh
になりました。たとえばGet-SPList
はGet-KshList
になります。[1] - REST API をやめて代わりに CSOM API を採用しました。といっても CSOM のライブラリは使っていません。これによって、これまで REST API で存在した不具合 (リスト アイテムに更新できない列があるなど) についてはすべて解消しました。
- SharePoint Server への接続を廃止しました。完全に SharePoint Online でのみ動作します。その代わり、SharePoint Online Management Shell で提供されている機能についても使えるようになっています。
-
PipeBind
を廃止しました。これまでUpdate
やRemove
のコマンドレットにIdentity
として URL や名前を指定できていたのですが、今後は常にGet
で取得したオブジェクトを指定するようになります。 - 完全なヘルプ ドキュメントを追加しました。
Get-Help
で表示できるほかオンライン ドキュメントとしても参照できます。
パッケージは NuGet Gallery からインストールできます。
-
Ksh は Korn Shell ではなく Karamem0 SharePoint の略です。 ↩︎
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