✨
SharePoint Framework 1.5 が公開されました
2018/06/05 に SharePoint Framework 1.5 が公開されました。
機能追加としては、パッケージ マネージャーとして npm の他に pnpm と Yarn が使えるようになりました。これによりプロジェクトを作成するときの時間と容量を節約することができるようになりました。軽くベンチマークをとったところ以下のような感じでした。
npm | pnpm | Yarn | |
---|---|---|---|
処理時間 (1 回目) | 238,031 ミリ秒 | 192,647 ミリ秒 | 240,827 ミリ秒 |
処理時間 (2 回目) | 207,439 ミリ秒 | 95,366 ミリ秒 | 129,975 ミリ秒 |
処理時間 (3 回目) | 212,534 ミリ秒 | 103,512 ミリ秒 | 141,791 ミリ秒 |
使用容量 | 338 MB | 314 MB | 365 MB |
Yarn は msi または chocolatey によるインストールが必要ですが、pnpm は npm からインストールできます。お手軽さを考えると pnpm ですかね。
また、プレビュー機能を評価するための plusbeta
オプションが追加されました。これにより、通常はプレビュー機能が含まれず、Yo で plusbeta
オプションを指定した場合のみ利用できるようになります。ただし、これまでプレビューとして公開されている機能 (MSGraphClient
など) を使う場合、plusbeta
オプションは必要ありません。
そして、プレビュー機能として Dynamic Data が追加されました。これはクラシックの Web パーツ接続に相当するもので、Web パーツ同士でのインタラクティブなデータをやり取りできます。サンプルとしてリスト アイテムを選択するとリスト アイテムの詳細情報と地図を連動して表示する Web パーツが取り上げられています。
Discussion