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SharePoint Framework 1.4.1 で追加された MSGraphClient を試してみた

2022/01/01に公開

SharePoint Framework 1.4.1 が公開され、プレビューですが Graph API をサポートしました。

https://devblogs.microsoft.com/microsoft365dev/now-releasing-enhanced-preview-support-for-microsoft-graph-api-calls-from-sharepoint-framework/?WT.mc_id=M365-MVP-5002941

これまでのバージョンでは、GraphHttpClient によって限定的な Graph API の呼び出しがサポートされてきました。今回のリリースでは、新しい SharePoint 管理センターから承認することで、任意のアクセス許可を与えることができます。今回のリリースで追加されたのは MSGraphClient です。モジュールも @microsoft/sp-client-preview になっています。

https://docs.microsoft.com/en-us/sharepoint/dev/spfx/use-msgraph?WT.mc_id=M365-MVP-5002941

追加のアクセス許可を取得する場合は、package-solution.json にアクセス許可を指定します。アプリ カタログ サイトに登録すると、承認待ち状態でアプリが登録され、管理者が承認すると許可された API が使用できるようになります。

https://docs.microsoft.com/en-us/sharepoint/dev/spfx/use-aadhttpclient?WT.mc_id=M365-MVP-5002941

残念ながら GraphHttpClient とは違い OAuth で新しいウィンドウを開く動作となっています。ただし、ポップアップ ブロックが有効になっているときに教えてくれるようになりました。

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