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SQL Server Reporting Services のレポートでカスタム コードを埋め込む

2022/01/01に公開

はじめに

この記事は Visual Basic Advent Calendar 2014 の参加記事です。

https://qiita.com/advent-calendar/2014/vb

あまり知られていませんが、SQL Server の機能のひとつに SQL Server Reporting Services (SSRS) というのがあります。マイクロソフト公式のレポート作成機能ですね。SQL Server Express でも SQL Server Express with Advanced Services をインストールすると PDF を作成するくらいのことはできます。Active Report などの製品には敵わないのですが、簡単な帳票であれば SSRS でもできてしまいます。

レポートの開発には無償で提供されているレポート ビルダーを使います。テーブルのデータは簡単に参照できるようになっており、VB ベースの基本的な関数も準備されています。ただし、ある程度複雑なことをやろうとすると、カスタムのロジックを追加する必要があります。レポート ビルダーでは VB.NET のコードを埋め込んで参照できます。

実行結果

レポート ビルダーの レポートのプロパティ を表示し、コード をクリックします。

カスタム コードを入力するテキスト ボックスにコードを記述します。ここでは Hello World という文字列を返すメソッドを定義します。

任意のテキストボックスの式に =Code.HelloWorld() と指定します。

プレビューで見てみると、ちゃんと表示されてますね。

おわりに

ちなみに dll を参照設定して呼び出したりもできるそうです。

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