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SQL Server Reporting Services のレポートでカスタム コードを埋め込む
はじめに
SQL Server の機能の 1 つに SQL Server Reporting Services (SSRS) があります。これは Microsoft 公式のレポート作成機能です。SQL Server Express でも SQL Server Express with Advanced Services をインストールすると、PDF を作成できます。Active Report などの製品には及びませんが、簡単な帳票であれば SSRS でも作成できます。
レポートの開発には無償で提供されているレポート ビルダーを使用します。テーブルのデータは簡単に参照できるようになっており、VB ベースの基本的な関数も用意されています。ただし、ある程度複雑な処理を行う場合は、カスタムのロジックを追加する必要があります。レポート ビルダーでは VB.NET のコードを埋め込んで参照できます。
実行結果
レポート ビルダーの レポートのプロパティ を表示し、コード をクリックします。
カスタム コードを入力するテキスト ボックスにコードを記述します。ここでは Hello World という文字列を返すメソッドを定義します。
任意のテキストボックスの式に =Code.HelloWorld()
と指定します。
プレビューで確認すると、正しく表示されていることがわかります。
おわりに
なお、dll を参照設定して呼び出すことも可能です。
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