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画像処理ツール「Image-Processing-Node-Editor」インストール方法

2022/07/10に公開

Image-Processing-Node-Editorとは

素敵な画像処理ツールです。詳しくは作者の高橋かずひとさんの以下ブログ記事参照ください。

https://kazuhito00.hatenablog.com/entry/2022/06/05/223605

OSSとしてGitHubで公開されています。

https://github.com/Kazuhito00/Image-Processing-Node-Editor

インストール方法、色々な入れ方があって、READMEにまとまっています。

慣れている人はすぐ入れられると思いますが、初心者向けの補足を兼ねて、個人的にメモを残しておきます。

インストール方法

前提としてOSはWindowsのWSL2環境かLinuxが良いです。Apple Silicon Macはチャレンジしましたが挫折しました。多分Intel Macなら普通に入るのではないかと思います(試してないです)。

Windowsのセットアップは以下記事参照ください。Windows11で試しました。WSL2のインストール方法も記載してあります。

https://zenn.dev/karaage0703/articles/211d89cc0a29a1

Linuxのセットアップ記事は以下記事参照ください。

https://qiita.com/karaage0703/items/705f1b750c486f00d554

以下試したものを中心にインストール方法を紹介します。

pyenvで入れる

Windows(WSL2)/Linux 共通です。まずpyenvを以下記事参考にインストールしましょう。

https://zenn.dev/karaage0703/articles/5af7ce4b8b1a8a

あとは以下コマンドでOKです。

$ pyenv install 3.8.12
$ pyenv global 3.8.12
$ pyenv virtualenv 3.8.12 ipne
$ pyenv global 3.8.12/envs/ipne 
$ python -m pip install --upgrade pip
$ git clone https://github.com/Kazuhito00/Image-Processing-Node-Editor
$ cd Image-Processing-Node-Editor
$ pip install -r requirements.txt

起動はImage-Processing-Node-Editorディレクトリ以下で以下コマンドを実行しましょう。

$ python main.py

pipで入れる

pipでも入れられます。確実なのは上記pyenv環境で動かせる状態になった後に入れることですね(あんまりpipの意味ないですが)。

以下コマンドで入れられます。

$ pip install git+https://github.com/Kazuhito00/Image-Processing-Node-Editor

pipで入れた後は、以下コマンドで起動できるようになります。

$ ipn-editor

使う分には必要ないですが、PyPIパッケージの作り方が、以下記事で解説されていますので、作りたい人は参考にしてみましょう。

https://ar-ray.hatenablog.com/entry/2022/06/20/070000

私も以下のような記事を書いたりしています。

https://zenn.dev/karaage0703/articles/db8c663640c68b

OpenCV関係のエラー

例えば以下のエラーの場合。

AttributeError: module 'cv2' has no attribute 'wechat_qrcode_WeChatQRCode'

OpenCVを削除してからOpenCV contribの入れ直ししてみましょう。

$ pip uninstall opencv-python
$ pip install opencv-contrib-python==4.5.5.64

それでも変な場合は、OpenCVを疑いましょう。Python起動して対話モードでOpenCVの場所をチェックしましょう。

>>> import cv2
>>> cv2.__file__
'/opt/intel/openvino_2021.4.689/python/python3/cv2/python-3/cv2.abi3.so'

Oh...OpenVINOのOpenCVをよんでますね。

この場合は~/.bashrcに書いてあるsource /opt/intel/openvino_2021/bin/setupvars.shをコメントアウトすればOKでした。

Dockerで入れる

Dockerでも入れられます。Dockerに関しては以下記事参照ください。

https://karaage.hatenadiary.jp/entry/2019/05/17/073000

以下READMEのコマンドを実行するだけで簡単に動かせます。Windows11/Linux環境で試しました。

https://github.com/Kazuhito00/Image-Processing-Node-Editor/tree/main/docker/nvidia-gpu

アプリで動かす

Windowsのみですが、アプリとして動かすこともできるようです。以下のReleaseページで最新の「ipn-editor_win_x86_64.zip」がゲットできます。まだ試してないです。

https://github.com/Kazuhito00/Image-Processing-Node-Editor/releases

まとめ

みんなで「Image-Processing-Node-Editor」使って幸せになりましょう!

参考リンク

https://qiita.com/Kazuhito/items/03741785301f5f47caa2

関連記事

https://karaage.hatenadiary.jp/entry/2022/07/15/073000

https://karaage.hatenadiary.jp/entry/2017/07/31/073000

https://zenn.dev/karaage0703/articles/db8c663640c68b

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