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AIを使った自動セグメンテーションマスクツール「EISeg」のセットアップ方法
自動セグメンテーションマスクツール「EISeg」
めちゃ便利そうなツールがありました。
ディープラーニングのセマンティックセグメンテーション用のアノテーションツールのようですが、普通に写真の切り抜きにも使えます。
「EISeg」セットアップ方法
ちょっと苦労したのでメモしておきます。
WindowsのWSL2でインストールできました。
バージョンなどの情報は以下です。
- OS: Windows 11(WSL2)
- Python==3.8.12
- paddlepaddle==2.2.1
- eiseg==0.4.1.2
Windowsのセットアップは以下記事参照ください。
Python環境はWSL2上にpyenvでセットアップしています。以下記事参照ください。
試してないですが、ネイティブのLinuxでも普通にセットアップできると思います。
Apple SiliconのMacは、途中でハマったので諦めました。頑張ればセットアップできるかもしれません。
WSL2上のセットアップコマンドは以下です。
$ python3 -m pip install paddlepaddle==2.2.1 -i https://mirror.baidu.com/pypi/simple
$ python3 -m pip install eiseg==0.4.1.2
$ sudo apt update
$ sudo apt install -y libxcb-icccm4 libxcb-xkb1 libxcb-icccm4 libxcb-image0 libxcb-render-util0 libxcb-randr0 libxcb-keysyms1 libxcb-xinerama0 libxkbcommon-x11-0
セットアップしたら、WSL2上で以下コマンドで起動します。
$ eiseg
「EISeg」を使ってみた
使い方は@koshian2さんの以下記事がとても参考になります。というかまんまそのままです。
モデルは以下ページからダウンロードして読み込みましょう。
いよいよテストトライです。画像のフリー素材は、いつもお世話になっている変デジ研究所のろんすたさんです!
開いて
ポチポチクリックするとどんどん良い感じにマスクされていきます。気持ち良いです。
セーブすると以下
まとめ
自動セグメンテーションマスクツール「EISeg」のセットアップと使い方をメモしました。
Photoshopの代わりになるかというと、セットアップの煩雑さや使い勝手で難しい気もしますが、切り抜きの性能はとても高いです。
参考リンク
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