🦔
主要な受け入れ基準が明確になっているか?
主要な受け入れ基準が明確になっているか?
背景・概要
設計内容を「満たすべき条件」=受け入れ基準として明確化することで、レビューやテストがブレずに実施できる
抽象的な「なんとなく良さそう」は判断や品質のバラつきの原因となる
例
- ユーザーがタスクを「承認」できること
- 誤って承認したタスクはある条件でのみ「取消」できること
- タスク一覧の件数・表示順が新ロジックに従ってXXXからYYYに変わること
よくある失敗例
- どの機能が満たされればOKなのかレビュー時点で曖昧
- 実装側とテスト側で期待値がズレていて二度手間になる。正常に動くことのような曖昧な期待値で発生しがち
- 状態の異常系(例:二重承認や破棄済みの操作)への検討が漏れている
FAQ
Q. 受け入れ基準はどこまで細かく書くべき?
A. 業務ロジック・画面UI・副作用(メール送信など)まで1ステップずつ書くのが理想で箇条書きでも可
Q. ストーリーとテストケースの違いは?
A. ストーリーは業務視点での期待値、テストケースはシステム視点での検証方法。両方あったほうがレビューが成立しやすい
関連観点
📘 本記事は SaaS設計レビュー観点チェックリスト(2025年版) の一部です。
設計観点カテゴリ:🧪 テスト
レベル:Structure(構造・原則・責務整理レベル)
推奨読者:設計初心者 / 設計中のチーム / レビュワー
🧭 他の観点もまとめて読みたい方はこちらからどうぞ。
Discussion