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精読「頭のいい人が話す前に考えていること」(「知性」と「信頼」を同時にもたらす7つの黄金法則(マインド))
頭のいい人が話す前に考えていること
本書は、話し方だけでなく、思考の質を高める方法を学び、誰でも「頭のいい人」になれる方法を教えてくれます。本書で紹介されているマインドや思考法を実践し習慣化すれば、間違いなく今の自分よりは頭の良い人に近づけると思います。
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黄金法則① とにかく反応するな
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怒りや恐怖など強い感情にとらわれると、愚かな行動に走りやすい[1]
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上司から叱責されたとき、同僚から無能だとみなされたとき、大勢の前で恥をかかされたとき、良い判断のできる人はほとんどいない
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頭のいい人は、キレることでどれだけ大きな損失を被るか知っている
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キレないための技術:すぐに口を開かない、相手がどう反応するか、いくつか案を考えて比較検討する
黄金法則② 頭の良さは、他人が決める
- 社会的知性(SQ;他人の思考を読み、他者の信頼を得て、他者を動かす能力) が高い人が頭のいい人である
- 社会的知性こそが、新の知的馬力であり、IQのような論理的能力は知性の本質ではなく、副産物[2]
- 他者とのコミュニケーションの中で知性を身につける[3]
- 立場も価値観も違う他人と考えを共有するためには論理的思考が重要なスキル
黄金法則③ 人はちゃんと考えて”くれてる”人を信頼する
- 賢いふりは表面的な印象を重視するのに対し、賢いふるまいは実際の結果や長期的な価値を重視する
- ”ちゃんと考えてくれてるな”と思わせる人に「信頼」を寄せる
黄金法則④ 人と戦うな、課題と闘え
- 頭のいい人は、議論の勝ち負けではなく、議論の奥にある、本質的な課題を見極めようとする
- ちゃんと話すというのは、”相手の言っていることから、その奥に潜む想いを想像して話す”ということ
黄金法則⑤ 伝わらないのは、話し方ではなく考えが足りないせい
- 話し方で心は動かない
- 型を覚えても考えたことにならず、賢いふりをしているだけで見透かされる
- 相手に伝わらなければ、話し方が悪かったのではなく、考えが浅かったと考える
黄金法則⑥ 知識はだれかのために使って初めて知性となる
- 真に頭の良い人は賢いふりではなく、”知らないふり”ができる人
- 簡単にアドバイスしない、意見を言わない、とにかく相手に話してもらう
- 知識は披露するのではなく、だれかのために使って初めて知性となる
黄金法則⑦ 承認欲求を満たす側に回れ
- 自分の承認欲求は抑制し、他者の承認欲求を満たすことができれば、「コミュニケーションの強者」になれる
- 他者は褒めつつ、自分は「なんでもない人間です」という顔をするのが、コミュニケーション強者の態度であり、知的で慕われる人の態度
参考
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社会的知性を身につけてから、学校的知性で復習するように、学ぶ。そして先ほども説明したように社会的知性と学校的知性を行ったり来たりして、より思考を深めていく ↩︎
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