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精読「独習Python」(制御構文)
独習Python
「独習Python」は、初心者から中級者までを対象に、Pythonの基礎から応用までを体系的に学べる入門書で、豊富な例題と練習問題を通じて実践的なスキルを身につけられる一冊です。
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制御構文
条件分岐
if命令-単純分岐
与えられた条件がTrue/Falsenいずれかであるかによって、実行すべき処理を決める命令
age = 18
if age >= 18:
print("あなたは大人です。")
else:
print("あなたは未成年です。")
if命令-多岐分岐
elseブロックを利用することで、多岐分岐も表現できる
age = 25
if age < 13:
print("子ども料金です。")
elif age < 18:
print("学生料金です。") # 最初に合致したブロックのみ実行
elif age < 60:
print("大人料金です。")
else:
print("シニア料金です。")
繰り返し処理
条件式がTrueの間だけ処理を繰り返すーwhile命令
count = 10
while count > 0:
print(count)
count -= 1
print("発射!")
リストの内容を順に処理するーfor命令
リスト/辞書などから順位要素を取り出し、決められた処理を実行する
fruits = ["apple","banana","cherry"]
for fruit in fruits:
print(fruits)
決められた回数だけ処理を実行するーfor命令(range関数)
range関数[5]を使って指定の回数で繰り返しを実行する
for i in range(5)
print(i)
リストから新たなリストを生成するーリスト内包表記
Pythonでリストを簡潔に生成するための強力な構文[6]
squares = [x**2 for x in range(10)]
print(squares) # 出力: [0, 1, 4, 9, 16, 25, 36, 49, 64, 81]
ループの制御
ループを中断するーbreak命令
for i in range(10):
if i == 5:
break
print(i)
print("ループ終了")
現在の周回をスキップするーcontinue命令
for i in range(10):
if i % 2 == 0: # iが偶数の場合、
continue # スキップして次の繰り返へ
print(i)
ループでの終了処理を実装する
else節をwhile/for命令で利用することで、breakせずにループを終えた場合に実行する処理を書ける
for i in range(5):
print(i)
else:
print("ループは正常に終了しました")
例外処理
例外を処理するーtry命令
あらかじめ発生するかもしれないエラーを想定しておき、実行を継続できるように処理する、または、安全に終了させるための処理
try:
result = 10 / 0
except ZeroDivisionError as e:
print(f"エラーが発生しました: {e}")
except Exeption as e:
print(f"予期しないエラーが発生しました: {e}")
else:
# 例外が発生しなかった場合の処理
print(f"成功しました。結果は: {result}")
finally:
# 例外が発生したかに関わらず必ず実行される処理
print("処理が終了しました。")
参考
Discussion