第弐ノ弐話|JSTQB FL を受けてきた
はじめに
第弐ノ壱話「What is JSTQB認定テスト技術者資格-FL」で紹介した JSTQB FL ですが、実際に受験してきたため、どんな感じだったかをつらつらと書いていきたいと思います。
試験勉強
うりの勉強方法
こちらも前の記事に記載しておりますが、基本は Qbook 様より提供されている「テス友」の、JSTQB対策だけやりました。
テス友では、完全にランダムで40問を30回くらい解きました。
シラバスを読むのが苦行だったので、シラバスはほぼ読んでいません。
ですが、もし苦でなければシラバスは読んだ方が良いと思います。
(70ページ前後ですしね。)
テス友をやっていると、「テストタイプ」だの「テストレベル」だの「テスト技法」...みたいな単語が出てきますが、シラバスを読んでいないとこれらが何を指すかが全く分かりません(当たり前)
おすすめの勉強方法
- シラバスは日本語が不自然で何言ってるかよく分からないから読みたくない
- でもシラバスを読まないと問題文中の単語の意味が分からない
このパラドックスを解決するための勉強方法、それは
シラバスを1章分読んだら、テス友でその章の問題だけを解くです!
JSTQB のシラバスは大体1章15ページ前後なので、2時間くらいあればしっかり読めると思います。
その後はテス友で40問×10回くらい解けば、その章は完璧になるでしょう。
また、実際テストを受けた感じだと、テス友で出てくるような問題がそのまま出てくる感じではありませんでした。
(そのまま出てくるのは体感 5% くらいで、残りはテス友で得た知識を複合/転換すれば解ける問題。)
もしテス友とシラバスだけでは不安であれば、その他教材本やセミナーなどを受講するのがよろしと思います。
お金を掛けたくない人はシラバスをしっかり読み込んで、テス友を解く。どうしても分からない単語があれば chatGPT に尋ねれば分かりやすく具体例を交えて教えてくれます。
試験当日
試験は13:45~で、西新宿のテストセンターでの受験でした。
ピアソンVUEの提供するCBT試験では、15分前には受付を完了しなければならないので、
試験会場や道順などを簡単に確認して、遅れないように注意しましょう。
試験時間
実際の試験では、入退室やパソコンログインで5分程度, 問題を解く時間が60分, アンケートが10分でした。
うりは、回答20分, 見直し10分, アンケート2分くらいで、開始から40分弱で試験会場を後にしました。
回答とアンケートが早く終わってしまえば途中退室可能です。
試験について
試験については大体以下のような感じです。
- 受付で氏名, 受験する資格名, 予約時間などを伝えたら、2点ほど署名して写真撮影。
- 試験スペースに自分で持ち込めるのは身分証だけ。
- 計算などに使うホワイトボード&ペンは別途支給される。
- カメラなどでガッツリ監視されるわけではないが、受付の時点でメガネの裏など確認される。
- 帰りは紙ペラの受験証明章を貰って帰宅。
- 試験結果はその場では出ず、数日で通知される。
(なぜか2025/2月受験分は試験結果公表に1カ月かかりました)
試験結果
無事合格。
自分の点数は教えてくれないらしいです。
おわりに
今回はJSTQB FLについて記事にしましたが、いかがでしたでしょうか。
Foundation Levelでは広く浅く、体系的にテストについての知識を学べるような内容でした。
もし今回の記事がこれからJSTQB FLを受ける方の一助になれば嬉しいです 😄
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