SSHのことを調べていて→DH鍵共有が出てきて→離散対数と出てきたので自分なりにまとめてみます。
指数法則|べき乗のべき乗
(a2)3=a2×3=a6
指数と指数,つまりここでいう2乗と3乗が掛け算できるという法則です。
ちなみにべき乗する数が変わっても成り立つ法則となります。
(a4)2=a4×2=a8
という具合にべき乗する数が変わっても成り立ちます。
合同式
x≡r(modn)
これは以下のような意味になります。
xをnで割った余り = rをnで割った余り
実例で考えてみます。
7 ≡ 4(mod 3)
7 ÷ 3 = 2余り1
4 ÷ 3 = 1余り1
両方余りが1になりますね。
また以下のような例も成り立ちます。
(105×109)mod100=(105mod100)×(109mod100)
分解して確認してみます。まず左辺を計算してみます。
(105 x 109) mod 100
=10045 ÷ 100
=45
次に右辺を計算してみます。
(105 mod 100) x (109 mod 100)
=5 x 9
=45
同様の式でべき乗を交えても同じように成り立ちます。
A=gamodn
B=gbmodn
であるならば
Ab≡Ba(modn)
https://zenn.dev/isosa/articles/448bb0e013a5b0
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