プログラミング雑記 2025/09/26
GitHub Copilot CLIがパブリックプレビューとして公開され、ターミナル上でAIコーディングエージェントの機能を直接利用可能になりました。CLIはGitHubアカウントで認証し、そのままリポジトリやIssue操作などを自然言語で実行できます。コード生成や編集、デバッグやリファクタもAIが支援し、MCPサーバによる拡張性や安全な操作確認機能も備えています。npmからインストールし、Copilot ProやBusinessプランですぐに利用開始できます。
プログラミング
Go言語
Google Go Style Guideは公開後も継続的にアップデートされており、Protoのimport名や構造体フィールド記述の必須化、エラーのドキュメント化など複数の重要な変更が加えられている。内容の差分はGitHubで確認でき、チームや開発フェーズに合わせて活用すると良いと紹介している。
Go言語でキャラクターベースの表を作成するためのライブラリ。
.NET
ほぼ週間.NETまとめ。
Aspire 9.5がリリースされ、分散アプリケーション構築の体験が向上しました。新しいaspire updateコマンドでアップグレードが簡単になり、単一ファイルでのAppHostサポートや、AI中心の呼び出しを視覚化するGenAIビジュアライザーなどの新機能が追加されています。
JetBrains Rider 2025.3は.NET 10同日リリースを目指し、パフォーマンス向上、Islands UI新テーマ、OpenTelemetry強化、ゲーム開発支援(Unreal/Unity/Godot)、CMakeやAzure DevOps、NuGetなど多彩な新機能・改良が予定されています。
Windows
WinUI Gallery 2.7が公開され、新機能やサンプルの追加、履歴・お気に入り機能、WinUI TitleBarやThemeShadowなど新API対応、スタイル刷新、100以上の改善・バグ修正など、コミュニティからの貢献も含めて大幅にアップデートされました。
Microsoft Edge 140では、CSS Custom Highlight APIに新しいhighlightsFromPoint()メソッドが追加され、画面上の座標から重複するハイライトを簡単に検出できるようになりました。これにより、スペルチェックや共同編集、ツールチップなどのインタラクティブ機能がより効率的に実装可能となります。
Python
Python 3.14で追加される「t文字列」は、テンプレート構造を持つ新しい文字列リテラルの形式です。遅延評価や自動エスケープ、安全な構造化ログなどが可能になり、f文字列では実現できなかった処理やセキュアな差し込み・集計に活用できます。URL生成やi18n、設定ファイル、ログなどに効果的です。
JavaScript/TypeScript
本記事は、既存のJavaScriptプロジェクトをTypeScriptへ段階的に移行する手順を解説します。手軽にTypeScriptを導入してメリットを享受するため、自作コードを中心に現実的な方法を提案しています。
GitHub
GitHubのPull Request「Files changed」新ページで、変更されたファイル内の未変更行にもコメント可能になりました。従来制限があったが、任意の行で指摘や提案、追加説明ができます。機能改善やUI変更も反映され、順次各リポジトリへ展開中です。
PostgresSQL
PostgreSQL 18が2025年9月25日にリリースされ、I/Oサブシステムの刷新によりストレージ読み込みで最大3倍のパフォーマンス向上を実現、より多くのクエリがインデックスを活用可能となりました。メジャーアップグレード後の統計情報保持や並列アップグレードなど、移行も高速化。仮想生成カラムやUUIDv7生成、OAuth 2.0認証対応など新機能も充実し、セキュリティ強化・開発体験向上・テキスト処理の最適化も図られています。詳細は公式リリースノートを参照してください。
Tool
Dev Proxy v1.2のリリースでは、APIシミュレーションのリアルさを高める「モックレスポンスミラーリング」機能が追加されました。これにより、POSTやPATCHなどリクエストに応じて動的にレスポンスフィールドを自動生成でき、開発・テストの効率が向上します。さらに、Microsoft Graph OpenAPI仕様キャッシュのe-tag対応でパフォーマンスも改善。Visual Studio Code用のDev Proxy Toolkitもv1.4.0に更新されました。新機能により、よりリアルなAPIテストと迅速な開発が可能となります。
バイブコーディング・仕様駆動開発
主要AIコードレビューツール5種類(Codex Cloud、Copilot、Devin、Claude Code Action、Greptile)を比較し、コスト効率と品質のバランスを重視し「Codex Cloud+Copilot+要所でDevin」を推奨。用途に応じて使い分けることで、最適な運用とコスト削減が可能
Claude CodeとCodex MCPを連携させることで、大規模タスクでもコンテキスト消費を大幅に削減し(約35%削減)、自律的に詳細な作業が可能となった。Codexが実行役、Claudeが管理役の分散運用により、監視不要で安心できる開発体験が実現できる、という実例と検証結果を説明した記事です。
cagentはDocker社が開発したAIエージェントフレームワークで、YAMLファイルだけでエージェントの振る舞いや役割、使用するツールを宣言的に定義し、コード不要で構築できるのが特徴です。複数エージェントの協調やツール連携、エージェントの共有・再利用も容易に行えます。
Codex CloudのPRレビュー機能は、GitHubでPR作成時にコメントで「@codex review」と入力するだけでAIがコードを解析し、指摘・改善案を自動で提示してくれる手軽さと精度が特徴。セットアップも簡単で追加料金不要、PR説明文生成など他タスクも依頼可能です。
AI
OpenAI
OpenAIの開発者向けイベント。11月11日に東京でも行われるらしい。招待制ですが、一応申し込みできるらしい。
Google DeepMindの「Gemini Robotics 1.5」は、AIエージェントを物理世界へ導入する新世代のロボットモデルです。Gemini Robotics 1.5は、視覚・言語・動作を融合したVLA(Vision-Language-Action)モデルで、指示や視覚情報をモーター制御に変換し、ロボットが複雑な作業を実行できるようにします。さらにGemini Robotics-ER 1.5は、空間理解や計画立案に優れたVLM(Vision-Language Model)で、マルチステップのタスクやツール利用、論理的判断までこなせるのが特徴です。両モデルは連携し、ロボットの「考える力」を高めます。例えば、ゴミ分別では現地ルールをインターネットで調べ、物体認識から分別・投入まで一連の流れを自律的に判断・実行します。Gemini Robotics 1.5は複数のロボット間で学習成果を転送でき、新しい動作習得も高速化。安全性にも配慮し、セマンティック安全や衝突回避など高度な安全設計が施されています。これにより、ロボットは人間中心の環境でもより賢く、安全に活用できるようになります。Gemini Robotics 1.5は、汎用的で柔軟な物理エージェント実現への大きな一歩です。
日本語に対応。
「AI関数を使えるのは、Google WorkspaceのBusiness Standard/Plus、Enterprise Standard/Plus、Google AIのPro/Ultra/Ultra for Educationとなり、Business Starterプランや個人向け無料アカウントでは利用できない。」
なるほど。
OpenAI
OpenAIが新たに提供する「ChatGPT Pulse」は、ChatGPTが自発的に情報収集し、ユーザーに合わせたパーソナライズされた日々のアップデートを届ける機能です。Pulseは、チャット履歴や接続アプリ(Googleカレンダーなど)、ユーザーからのフィードバックをもとに、視覚的なカード形式で重要な情報をまとめて提示します。ユーザーは関心分野をリクエストしたり、フィードバックで内容を調整でき、日々の目標達成や生活のサポートを受けられます。現在はProユーザーを対象としたプレビュー版ですが、今後Plusや一般ユーザーにも段階的に展開予定です。Pulseは、今後さらなるアプリ連携や行動支援機能の拡充を目指しています。
ChatGPTのビジネス向けに「共有プロジェクト」機能や外部ツール連携が強化され、チームでの共同作業や情報共有が効率化。新たな認証や管理機能も追加され、セキュリティと管理性が向上しています。
GitHub Copilot
GitHub Copilotの新機能により、関連するコードスニペットやファイルを直接Issueに添付できるようになりました。提案内容は編集可能で、よりコンテキストが充実したIssue作成が可能です。
GitHub CLI用の「gh-copilot」拡張は2025年10月25日に廃止され、より強力な新「GitHub Copilot CLI」へ移行推奨。Pro/Enterpriseは新CLIへ移行、無料プランはVS CodeでAskモード利用推奨。
GitHub Copilot Coding Agentが正式に一般提供開始されました。これは、非同期・自律型の開発支援エージェントで、有料Copilot契約者が利用可能です。Copilotにタスクを委任すると、GitHub Actionsを用いてドラフトプルリクエストを自動作成し、作業完了後にレビュー依頼します。バグ修正、新機能実装、技術的負債解消、テスト強化、ドキュメント更新など多様な開発タスクが対応可能です。企業・ビジネス版は管理者による有効化が必要です。
論文・その他
クラウド型の商用LLMは手軽に最新機能や高いスケーラビリティを活用できる一方、利用規模が大きいとコストやプライバシー面で課題が生じます。近年はオープンソースLLMの進化でオンプレ運用も現実的になり、ハード・電力・性能別コストを比較可能な研究が増えています。本記事ではAPI課金とローカル運用の初期投資・運用費(主にGPU・電気代)を実トークン処理量で比較し、損益分岐点をモデル規模別・企業規模別に解説。小型モデルは短期間で元を取りやすく、規模が大きいと導入まで時間がかかる傾向が明らかとなりました。
AIの効率化は開発や業務の生産性向上をもたらす一方、組織全体を脆弱にするリスクも孕んでいます。単一指標を追求して複雑性や多様性を排除すると、組織は環境変化や未知の状況への適応力を欠き、知識や役割の均一化が専門性や批判的思考力の低下、協働的な問題解決力の損失につながります。持続的な成長のためには、AI活用による即効的アウトプットだけでなく、認知や議論、異なる視点の統合など人間ならではの“生産的摩擦”を意識し、複雑性と多様性を組織の強みに変える取り組みが重要です。
クラウド
Azure
俺たちの焦げログ。
Azure Container Apps向けに、Azure Monitorの事前構築済みGrafanaダッシュボードが提供されます。アプリや環境ごとのCPUやメモリなどのメトリックをAzureポータルから簡単に可視化・監視でき、RBACによる安全な共有も可能です。追加コスト不要で利用できます。
Data API builder 1.6では、開発者向けの柔軟なロギング機能が強化されました。従来の標準ログレベルだけでなく、エンジンから出力されるログのフィルターやレベルを設定可能になり、細かな制御ができます。ログの保存先も拡充され、従来のApplication InsightsやOpenTelemetryに加え、新たにファイル出力(コンテナ内フォルダに保存)やAzure Log Analyticsへの連携が追加されました。これにより、ローカルでのデバッグから企業向け監査・運用まで対応範囲が広がり、コンプライアンスにも対応した一元管理が可能です。
OS
Windows
Microsoft PhotosアプリにAIによる自動カテゴリ分け機能が追加されました。Copilot+ PC上でスクリーンショット、領収書、身分証明書、メモの4種類を自動分類でき、写真整理が容易になります。他言語の画像でも認識対応
Windows 11 Insider Preview Build 27954(Canary Channel)が公開されました。主な内容は、全体的な体験向上のための改善と不具合修正、SMB v1利用時のネットワーク問題解消、既知の不具合情報(Arm64端末でのバグチェック増加など)、Canary Channelならではの注意点が案内されています。
macOS
Mist v0.30がmacOS 26 Tahoeインストーラーのダウンロードに対応し、不具合修正も実施されました。
macOS 26 TahoeにアップグレードしたM3/M4搭載Macは、USB-C to HDMIアダプター経由でもHDMI 2.1ディスプレイで4K60Hz以上の高リフレッシュレート出力が可能となりました。
ハードウェア
PC
QualcommはプレミアムPC向けのSoC「Snapdragon X2 Elite/Elite Extreme」を発表。Extremeは最大18コア、5GHz動作で前世代比大幅性能向上。AI処理は80TOPS、電力効率も飛躍的に改善し、2026年初頭に搭載端末が登場予定です。
スマートフォン
クアルコムが発表した「Snapdragon 8 Elite Gen 5」は、AI性能や電力効率、グラフィックスが大幅向上した高性能SoCです。最新AIアシスタントや長時間のゲームプレイ、プロレベルの動画制作も可能で、多くの主要スマートフォンに採用予定です。
その他
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