Devinを導入したら機能開発が爆速になった話
はじめに
先日、「個人開発でDevinに20ドル課金してみた」という記事を書きましたが、思ったよりもDevinが良かったので、会社にも導入を提案したところ、二つ返事で弊社(Inner Resource)にもDevinの導入が決定しました。
この記事では実際に会社にDevinを導入してどうだったかという話を紹介します。
Devinを導入して1週間の成果
軽微な機能追加やバグ修正をDevinに任せられるようになった
軽微な文言修正や、既存の画面を元に似たような新規画面を作成するなど、特に仕様検討の必要がない、実装するだけのタスクに関してはDevinに任せられるようになりました。
まだDevinを導入してから1週間ほどですが、既にDevinに5つのタスクを依頼して、その内の3つのタスクに関しては既にPRがマージされています。
簡単なタスクでだったとしても、人間のエンジニアが対応する場合は、ローカルのブランチを切り替える手間やテストコードの実装、動作確認など、少なからずコンテキストスイッチによる負荷があります。
Devinの場合は複数セッションを同時に立ち上げることができ、動作確認もローカル環境を汚さずにDevin上のブラウザで動作を確認できるため、生産性が非常に上がりました。
テストコード(RSpec)のカバレッジ向上
既存のテストコードが書かれていない画面について、試しにDevinにテストコード(RSpec)の実装を依頼して見たところ、特に問題なく対応することができました。
ただ、テストコードに関してはモデル作成時のバリデーションなど細かいところで詰まっている場面も見受けられたり、スタブやモックで無理やりテストを通そうとする場面もあるため、Devinへのナレッジ追加や、Playbookの活用など改善の余地はありそうです。
とはいえ、人間のエンジニアが対応するよりも圧倒的に早い時間でテストコードを実装することができるため、残りの画面に関してもDevinに依頼して、テストのカバレッジ向上を目指していきたいと思います。
問い合わせ対応へのDevin Searchの活用
社内/社外からのプロダクトの仕様に関する問い合わせについても、Devin Searchを活用することで入社したばかりのエンジニアでも圧倒的に早く調査できるようになりました。
また、Devin Searchに関しては現時点ではACUを消費しないため、エンジニア以外にも触ってもらい、まずはDevinに質問してもらうという運用にしていければと思っています。
さいごに
この記事では会社にDevinを導入してみた結果をご紹介しました。
まだDevinを導入してから1週間ほどしか経過していないため、まだこれから色々試していければと思いますが、1週間時点でも既にかなり開発が早くなった実感があります。
弊社ではDevinも活用して爆速で開発を進めていきたいエンジニアを募集しています。興味のある方はぜひ一度カジュアル面談にご応募ください。
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