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Azure Web Apps に Local Git 経由でアプリケーションをデプロイする

2023/07/17に公開

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Azure Web Apps の Local Git とは

ちょっと前の Web Apps の入門記事などを見ると Visual Studio + Kudu でファイルをデプロイするとか FTPS でファイルを置きに行く話がよくヒットしますが、、、Visual Studio も大仰ですし、今時 FTPS をしゃべれるクライアントを入れる方が面倒くさいです。(企業ユースだと FTPS で Web Proxy 超えも悩ましい)
その点 Local Git は HTTPS 経由で git クライアントさえあれば、手元のアプリケーションコードをそのまま Web Apps にぽいっとデプロイできるのでお手軽で簡単です。

Web Apps で Local Git を有効化する

Web Apps の左ペインから Deployment Center を選択

Source で Local Git を選択

一度ここで Save します

Local Git のクレデンシャルを確認する

Local Git が有効化されると git remote するためのリポジトリ情報が出てくるようになります。

リポジトリに接続するためのユーザー名、パスワードは Local Git/FTPS credentials タブに表示されます。

リモートリポジトリとして設定する

Web Apps の Local Git リポジトリを手元のリモート

リモートリポジトリを追加

Local Git のクレデンシャル情報で確認したリポジトリを設定します。

$ git remote add azure <url>

リモートリポジトリにプッシュする

今時の環境だと、手元のコードでデプロイしたいブランチが main だったりすると思います。(masterがない)
その場合 Azure Web Apps の Local Git は master ブランチがデプロイされるので git push の時にブランチ名を明示してあげる必要があります。

$ git push azure main:master

git push コマンドの中で Local Git 経由で Web Apps にコードがデプロイされている様子が表示されていきます。

Build Summary でエラーやワーニングが出ていなければ成功です。

あとは実際に Web Apps にアクセスして正常にコードが実行されていることが確認できれば OK です。

参考URL

Azure App Service へのローカル Git デプロイ

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