Jetson Nanoをヘッドレスでセットアップする

6 min read読了の目安(約5400字

用意するもの

2edww4xim5610sdnuir1izrypg3w

  • Jetson nano本体
    • 今回は2GBモデルを使用
  • 電源
  • マイクロSDカード
  • ブートSD作成用PC(今回はMacbookを使います)
  • マイクロUSBケーブル
    • Jetson Nanoへのシリアル接続に使用します
  • ネット環境
    • Wi-Fiがよい方はこちらのUSBドングルがおすすめです

電源アダプタやUSBドングルなどの選定については、公式でサポートされているデバイスの一覧がありますのでそちらも参考にしていただくとよいと思います。

Jetson Nano 2GB Developer Kit User Guide | NVIDIA Developer

やること

  1. OSイメージ作成、ヘッドレスで接続するための前準備
  2. Jetson Nano起動、初期設定

OSイメージ作成・前準備

公式から2GBモデル用のOSイメージをダウンロードします。4GBモデルとは共通ではないので注意しましょう。

https://developer.nvidia.com/jetson-nano-2gb-sd-card-image

SDカードへの書き込みはラズパイのときと同じように行います。

ラズパイをヘッドレスでセットアップする

自分はこのときもRapsberry Pi Imagerを使って書き込んでいます。

Raspberry Pi OS – Raspberry Pi

起動、初期設定

PCとJetson NanoをマイクロUSBで繋ぎます。

l71fe36mtypw65mq4kwx9bjfjuki

ケーブルによってはうまく接続できないので、それっぽいものを探しましょう。

コマンドラインから接続されたJetson Nanoを探します。

他にUSB機器を接続していなければcu.usbmodemで始まるデバイスが一つ表示されると思います。

ls /dev/cu.usbmodem*
/dev/cu.usbmodem14238200007743

screenコマンドを使ってセッションをオープン

sudo screen /dev/cu.usbmodem14238200007743 115200

Welcome

hhzob86h3yn9idmppfsae9lh50ja

次に、ライセンスについての説明が表示されます。

nei6cd7oefsxj0f7nb8rt2xb7d56

ここから怒涛の初期設定セクションです。

言語設定

Japaneseを探します。

i5hphw49qs7k27ohrbkgmwi97iuf

ロケール設定

言語設定で日本を選ぶと自動的にJapanが選択されてると思います。

vjtbv6fwrmfnmt7n5n5q3rzbkkf8

UTCの設定

yesを選択

778mrwfkmeb42jsgii3wgbubqrpa

ユーザーアカウント名設定

お名前を入力

6b0ki3myyg5nv7l3r2em10xs8ayk

次にアカウントのユーザー名を設定

g8glbpr2rbxxd6ef13uoqe4ue2h2

パスワードの設定

0h5kl2d8w9m9q758cq2ijs0giwvx

もう一度入力して

h38r7nmer2b7rlxh2j2pbrpw2xhl

パスワードの長さによっては短いよと怒られるかもしれませんが、とりあえずyesで続行

es6i8slgc3810dd31p8xvxk5cfcx

パーティションサイズの設定

デフォルトで最大値になっているので問題なければそのまま続行

u3wr6ot1y1uw1p1ijsyuymc4mcj1

スワップファイルの作成

4GBのスワップファイルを作るかどうか尋ねられる おすすめとのことなのでお言葉に甘えて作成しておく

etc8dms8f6yskrsbm7dw5r0s7jce

fuisa3xobcpk1n65cwowr00cbvyk

スワップファイルがあることで、今後重たいソフトをビルドするときに踏ん張ってくれると思います。

未使用のブートローダー領域削除

余分なパーティションを削除してたくさん領域を確保してくれるとのこと

OKを押すと2分ほどお時間いただきます

fw7hsph83fty02hbg2x3x9niay2s

ネットワーク設定

有線、Wi-Fi(USBドングル)、USB経由などいろんなインターフェースから選べます。

Wi-Fi、USB経由どちらも上手くいかなかったので有線接続を選びました(環境のせいかもしれません・・・)。

qwmwi16a3jf90565tp8vuynr4m0k

ホスト名を設定 デフォルトはlinux

efijhemctura7io2e8ue6eglnfme

電源モードの設定

フルパワーで動かしたいのでMAXNを選択

esia0mpezfapkv81674tuodfi8s9

設定完了

しばらくごにょごにょして・・・

zyr47qfw5q2fhmh7id2tr0jh19zz

ログインできました!

dtxngb528svdtkmacm9m3tvjpmgn

ネットワークの設定も行なったのでSSH接続もOKです。

t8x76tfa26jcuctyq1v6399euy36

Jetson NanoはデフォルトでSSH有効化されてるんですね。

最後に

ネット環境がなくてもシリアルコンソールで接続してセットアップできるので、シチュエーションによっては重宝しそうです。

今回はうまくいかなかったですが、クライアントPC経由でネットワークが繋がれば有線LANもいらないですね。

References