3ヶ月でSAA, SOA, DVAを取得した方法
こんにちは!
みなさんトレーニングと認定してますか?
今回は、3ヶ月で全AWS Associate認定であるSAA,SOA,DVA[1]を取得できたので、その勉強方法や順番などを紹介したいと思います!
CLFはこちらで解説しています!
AWS認定とは
AWS認定は、Amazon Web Services(AWS)が提供するクラウドコンピューティングサービスに関するスキルと知識を評価し、認証するプログラムです。
上記はAWS公式の参考画像ですが、実務経験はなくても資格を取ることはできます!
(自分は「実務経験があれば、少しの勉強で取得できる」と読み替えております笑)
特に、Associate認定(画像左下)はAWS中級者が取得すべき資格となっており、これを取ればベストプラクティスを知ることや実力の証明になります!
Associate認定とは
AWS試験ガイドを見てみると、何を問われているのかまとめられています!
AWS Certified Solutions Architect - Associate
- 現在のビジネス要件と将来予測されるニーズを満たすように AWS のサービスを
組み込んだソリューションを設計する。 - 安全性、耐障害性、高パフォーマンス、コスト最適化を実現したアーキテクチャ
を設計する。 - 既存のソリューションをレビューし、改善点を判断する。
AWS Certified SysOps Administrator - Associate
- AWS Well-Architected フレームワークに基づいた AWS ワークロードをサポート
および保守する。 - AWS マネジメントコンソールと AWS CLI を使用してオペレーションを実行する。
- コンプライアンス要件を満たすセキュリティコントロールを実装する。
- システムのモニタリング、ロギング、およびトラブルシューティングを行う。
- ネットワークの概念 (DNS、TCP/IP、ファイアウォールなど) を適用する。
- アーキテクチャの要件 (高可用性、パフォーマンス、キャパシティーなど) を
実装する。 - 事業の継続性と災害対策の手順を実行する。
- インシデントを特定、分類、および修復する。
AWS Certified Developer - Associate
- AWS でのアプリケーションの開発および最適化
- 継続的インテグレーションと継続的デリバリー (CI/CD) ワークフローを使用した
パッケージ化およびデプロイ - アプリケーションコードとデータの保護
- アプリケーションの問題の特定と解決
とはいえ、具体的にどうすればいいのかわかりませんよね…?
そこで私のベストプラクティスを紹介したいと思います!
おすすめの取得順
取るべき順番としては、SAA→SOA→DVAがおすすめです!
理由としては、以下のようになります。
- SAAは基本的なAWSのサービスを組み合わせる問題が多い
- ELB+EC2+RDSなど
- SOAは半分がSAAの知識、もう半分がSAAのサービスの運用面の知識が多い
- CloudFormationのスタック、DR戦略など
- DVAはサーバレスの組み合わせでSAAやSOAとは異なる分野が多い
- API gateway+lambda+dynamoDBなど
ちなみに、この順番で取った際の難易度(所感)はSAA>DVA>SOAです笑
(SAA:6週間、SOA:2週間、DVA:4週間)
SAAを先に取ってしまえば、SOAが圧倒的に楽になります!
DVAはサーバレス構成を問われるので、最近のAWS構築を知りたい方はこちらからでもいいと思います。
おすすめの勉強法
CLFを取っていない方はまずこれを取りましょう!
問題集だけでも取れるのは本当だと思います…
しかし、自分は暗記が苦手でそれが苦痛でしたし、なによりきちんと理解したい・実務に活かしたいと思っていました。
そこで、おすすめする勉強法は以下になります!
- 参考書によるインプット
- 問題集でのトレーニング
- サービスの機能を記事などで調べる
大枠を理解→問題で知らない知識の確認→サービスの詳細を理解、といった流れです。
とくに短期間でSAA,DVA,SOAを取るためには1→2→3のプロセスを回し続けることが重要でした。
次に具体的な教材を紹介したいと思います!
1. 参考書によるインプット
AWS認定資格試験テキスト
参考書を買ってもよい、という方にはおすすめです!
体系的にまとめられており、図解もされているのでまずはこういった参考書を読むのが良いと思います。
AWS Skill Builder
さまざまな講座を受けることができ、動画やテキスト・ミニクイズがあったりします。
個人サブスクリプションで課金されそうになりますが、Amazonアカウントがあれば無料講座を見ることができます。
ただ、Skill Builderには膨大な数の講座があるので、取りたい認定ごとにAWS Ramp-Up Guidesで講座を調べました。
(デジタルトレーニングと書いてあるものがSkill Builderで受講できます)サービスごとの講座もあるので、参考書より詳しい内容を知りたい場合にもおすすめです。
2. 問題集でのトレーニング
3か月で5000円程度のサブスク型のサイトがあるので、そちらを利用するのがいいと思います。
Udemyの問題集もありますが定期的に試験が改定されるので、受けるタイミングでサブスクに課金する方が個人的にはおすすめです!
問題集は正答率が80% になるまで勉強しました。
2,3週やる、という根拠のないやり方ではなく、体系的に理解できているかを重視しました!
3. サービスの機能を記事などで調べる
問題集を解いていると、当然ですがわからない問題が出てきます。
その際には、サービス名や機能名で調べて詳細まで知ることが大事だと思います!
DevelopersIO
やってみた系ブログ、とあるように実際にサービスを動かしたイメージを知ることができます。
おわりに
ここまで読んでくださってありがとうございました!
みなさまの資格ライフに少しでもお役に立てれば幸いです。
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SAA-C03, SOA-C02, DVA-C02 ↩︎
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