キャリアコンサルティング
信頼関係構築>問題把握>目標設定・共有>具体的方策>自立・自走へ
『信頼関係構築』が一番大切。
便利屋にならないために
現状を認識する
前提
使命感とか抜きにして、今までの業務や経験について意味付けをします。
項目
- どんな仕事が自分にとって楽しいかを考えてみる。
- どのプロジェクトやタスクに一番熱中したか?その理由は何か?
- 成功体験がある仕事は何か?その時に感じた満足感や達成感はどのようなものか?
- どのような仕事やタスクがストレスや不満を感じる原因となったか?その理由は何か?
- チームで働く時と一人で働く時、どちらが楽しいか?それぞれの状況でどのような要素が楽しさをもたらしているか?
- どの技術やスキルを使うときが一番楽しいか?その理由は何か?
- 過去に参加したトレーニングや勉強会で特に印象に残っているものは何か?その理由は何か?
- どのような問題解決が特に楽しかったか?そのプロセスや結果に何が関与しているか?
- どのようなフィードバックや評価を受けた時に一番やりがいを感じるか?
- 今までのキャリアの中で、一番成長を感じた瞬間はいつか?その時の状況や仕事は何だったか?
- 将来の自分にとって理想的な仕事環境や役割は何か?それに近い経験は今までにあったか?
今後どうするか
フィードフォワード(feed forward)とは、未来を見据えて「これからどうすべきか」を追求していく考え方です。
メタ認知を向上させるために
目標設定と振り返り
短期的および長期的な目標を設定し、それに向かってどのように進んでいるかを定期的に振り返る習慣をつけます。これにより、自分の進捗状況や改善点を把握しやすくなります。
フィードバックを求める
周囲の人からのフィードバックを積極的に求めることで、自分では気づかない視点や意見を取り入れることができます。フィードバックを受け入れることで、自己認識が深まります。
自己評価の練習
自分の行動や決定について、定期的に自己評価を行います。何がうまくいったのか、何が改善できるのかを客観的に評価する練習をします。
批判的思考の練習
情報や意見に対して批判的に考える練習を行います。自分の信念や考えを検証し、異なる視点から再評価することで、自己認識が深まります。
グループディスカッションやブレインストーミングに参加する
他人と意見を交換することで、異なる視点を取り入れることができ、自分の考えを客観的に見直す機会を得ることができます。
計画や企画についてのあれこれ
方針(モデルは1つ)
市場調査・セールスポイントをまとめて、1つに絞る
優秀な人は常に複数モデル提示できているので、優秀な人を目指すなら常にアンテナを張る必要アリ
それを実現するプランは松竹梅(複数用意)
プランを用意した上で、それぞれの比較検討ができてることが必須。
お膳立てをしたうえで、献上しにいく。(巻き込み、根回し、選ばせる という工程を踏む)
Goサインを得たら
合意ではなくGoサインです。
相手を巻き込んだ、マイルストーン・期待値コントロール・折衝について相談をする。
おめでとうございます
ここからようやくPJ走り出し。
どんなやり方が最適かは状況によって変わると思うけど、自分の経験則をまとめました。
ピープルウェアを復習しなおした
『ピープルウェア』(原題:Peopleware: Productive Projects and Teams)は、Tom DeMarcoとTimothy Listerによって執筆された、ソフトウェア開発における人間中心の側面を扱った書籍です。本書は、技術だけでなく、チームメンバーの協力や生産性を高めるための人間関係、文化、環境の重要性について詳しく説明しています。
主な内容とポイント
1. 人間中心のアプローチ
ソフトウェア開発は、技術よりも人間の協力やチームワークによる部分が大きいとされています。効率的な開発チームを作るには、メンバーがモチベーションを持ち、健全な環境で仕事に取り組めるようにすることが最も重要だという考え方です。
2. 生産性に影響を与える環境要因
生産性は、プログラマーやエンジニアが働く環境によって大きく左右されます。騒音、過度のミーティング、不十分な設備は、開発者の集中力を損なう主要な要因です。適切な物理的環境とプライバシーが提供されることで、集中力が高まり、生産性が向上するとしています。
3. 管理者の役割
マネージャーは、チームの生産性をサポートし、メンバーがパフォーマンスを発揮できる環境を整えることが最も重要な役割です。特に「マイクロマネジメント」を避け、チームメンバーに自己管理を促すことが推奨されます。また、メンバー間の信頼関係を構築し、コミュニケーションを促進することが強調されています。
4. プロジェクト管理の誤解
多くのプロジェクトが失敗する原因は、技術的問題ではなく、コミュニケーション不足やリーダーシップの欠如に起因しています。スケジュールを無理に厳守させるのではなく、適切なリソースと時間を確保することで、より質の高い製品が生まれるとされています。
5. チームビルディング
チームはただ集まった人々の集合体ではなく、信頼と尊重に基づく強力なつながりを持つ必要があります。チームメンバーの個々のスキルだけではなく、全体としての協調性やコミュニケーション能力がプロジェクトの成功に直結します。
6. ソフトウェアの生産性神話
よくある誤解として、個々の開発者の生産性を数値化したり、管理することでチーム全体のパフォーマンスを向上させるという考えがありますが、著者はこれを否定しています。むしろ、創造的な作業をするための自由や、干渉を最小限に抑えることが、真の生産性向上に繋がるとしています。
7. ワークライフバランス
健康的なワークライフバランスを保つことが、長期的な生産性の向上に不可欠であると強調しています。過度な労働時間やストレスは、かえってプロジェクトの進捗を遅らせ、最終的には品質にも悪影響を与えると指摘しています。
結論
『ピープルウェア』は、技術的な問題ではなく、チームの文化や環境がソフトウェア開発において成功の鍵を握っていることを強調しています。リーダーやマネージャーは、チームメンバーのニーズを理解し、彼らがベストな状態で働けるような環境を整えることが重要であると説いています。人間中心のアプローチこそが、質の高いソフトウェアを生み出すための最も重要な要素であるという教訓が、この本の主題です。