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WSL2 (Ubuntu20.04) に Zenn 執筆環境構築を構築してみた
はじめに
FPGA や Python など、プログラムの勉強の忘備録を残したいと思い、新しめのサービスである Zenn を使ってみようと思った。
Zenn には GitHub 連携 + Zenn CLI という執筆支援ツールを使って記事を管理 & デプロイできるそうなので、自分の PC 環境で一通り動かせるようにしてみた。
これをネタに、まずは記事を書いてみる練習をやってみる。
開発環境
- Windows 10 20H2
- WSL2 ( Ubuntu 20.04.2 LTS )
- 基本的には WSL2 に環境を構築し、Visual Studio Code の Remote-WSL からごにょごにょできるようにする
構築ログ
前提
- WSL2 のセットアップが終わっている状態
- 以下公式記事を参考に、手動インストールの部分を進める
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Windows 10 に WSL をインストールする | Microsoft Docs
- ディストリビューションは "Ubuntu" を選択
- Zenn のアカウント作成が終わっている状態
- GitHub のアカウント作成ができており、SSH Key 等を設定して接続確認が済んでいる状態
- 以下記事を参考に、WSL2 上から GitHub への接続確認を行う
- SSH 接続をテストする - GitHub Docs
Zenn GitHub 連携
- 公式の参考URLどおりに進める
- GitHubリポジトリでZennのコンテンツを管理する
- リポジトリ名は何でもよい
- リポジトリはひとまず Private 設定にした
- README.md を作る設定にして、Initial Commit を発生させておいた
- 2021/7/3 現在、GitHub のデフォルトブランチは master ではなく main なので、main ブランチを連携させる
WSL2 (Ubuntu 20.04) に Zenn CLI をインストール
- 下準備
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WSL を最新にアップデートしておく
$ sudo apt update && sudo apt upgrade
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WSL に node.js をインストールしておく
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Zenn CLI に必要
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手順は以下の URL を参考に進めるが、バージョンは最新のものを使う
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2021/7/3 現在の nvm 最新リリースバージョンは v0.38.0
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以下実行手順
$ sudo apt install curl $ curl -o- https://raw.githubusercontent.com/nvm-sh/nvm/v0.38.0/install.sh | bash # nvm のインストール ### インストール後 PC 再起動 $ command -v nvm # コマンドが使えるかのチェック、nvm と返ってくれば OK $ nvm install --lts # node.js 安定版をインストール $ nvm ls # バージョンチェック
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GitHub のリポジトリをクローンしておく
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- Zenn CLI をインストール
- 基本的に以下記事で進める
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npx zenn init
実行前に、GitHub 上で作った README.md を削除しておく- 同一ファイルがすでにある場合、ファイル生成がスキップされるため
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npx zenn preview
を使うために、WSL2 の localhost を Windows Host 上で使えるようにしておく- 以下記事が参考になる
- .wslconfig ファイルを指定の場所に作成
- PC再起動後、WSL 上で
npx zenn preview
を実行し、Windows 上のブラウザで http://localhost:8000 にアクセス
おわりに
ひとまずこれで WSL 上から Zenn CLI の機能が使えるようになった。
記事の管理ってどうやるんだろう?とか思っていたので、かなり助かりそうなツールである。
Preview も実際に Zenn 上にアップされる記事として見れるので、結構便利。
この記事の公開もCLIを使ってできました。
Hello, Zenn. これからよろしくお願いします。
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