M3Macに開発環境を用意する - Part2
はじめに
前回の記事の続き
VisualStudioCode
開発用のエディタにはVisualStudioCodeを採用します。
インストールは公式サイトからインストーラーをダウンロードして解答するだけ。
またターミナル上でcodeコマンドを使えるようにしたいのでこちらの記事を参考に設定を反映しておく。
ブラウザー
メインブラウザはGoogleChromeなので公式サイトからインストール。
開発中にはFirefoxを使ったり、広告が鬱陶しいときにBraveを使ったりと使い分けをしているので、それぞれbrewでインストールする。
$ brew install firefox
$ brew install brave
Vim
Macには最初からVimがインストールされているが、最新版でないためbrew経由最新のものをインストールしておく。
$ brew install vim
Docker
開発時にはDockerコンテナを使って開発を進めることが多い。
今回は折角なのでちらほら名前を聞くOrbstackをインストールしてみる。
詳しくは自分もまだ良くわかっていないのだが、どうやらDockerDesktopForMacより軽量に動作するコンテナ環境及びLinuxVM環境らしい。
下記リンク先にDockerDesktopとの比較表が載っていた。
OrbStack vs. Docker Desktop
ざっくりまとめると
DockerDesktopよりも軽量、高速、シンプルといった感じなのかな?
VSCodeのDevContainerと組み合わせても問題なく利用できるっぽい。
使用感などわかってきたらまた別記事を起こしてみたい。
とりあえずインストールしておく。
$ brew install orbstack
# docker コマンドがそのまま利用可能(http://localhost:80)
$ docker run -d -p 80:80 docker/getting-started
Oh My Zshをインストールする
oh my zsh
はzshのフレームワークで、補完機能やテーマの変更などを可能にする。
インストール時に既存の~/.zshrcのファイル内容が上書きされてしまうので予めどこかに退避しておくことを推奨[1]
$ sh -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/robbyrussell/oh-my-zsh/master/tools/install.sh)"
設定とか
自分はテーマをys
というものに変更して使っています。
追加プラグインはzsh auto suggestions[2], zsh syntax highlighting[3], peco[4]
# プラグインのインストール
$ git clone https://github.com/zsh-users/zsh-autosuggestions ${ZSH_CUSTOM:-~/.oh-my-zsh/custom}/plugins/zsh-autosuggestions
$ git clone https://github.com/zsh-users/zsh-syntax-highlighting ${ZSH_CUSTOM:-~/.oh-my-zsh/custom}/plugins/zsh-syntax-highlighting
$ brew install peco
# vimで開いて該当する設定を変更
$ vim ~/.zshrc
ZSH_THEME="ys"
plugins=(
git
zsh-autosuggestions
zsh-syntax-highlighting
)
# >> peco >>
function peco-select-history() {
local tac
if which tac > /dev/null; then
tac="tac"
else
tac="tail -r"
fi
BUFFER=$(\history -n 1 | \
eval $tac | \
peco --query "$LBUFFER")
CURSOR=$#BUFFER
zle clear-screen
}
zle -N peco-select-history
bindkey '^r' peco-select-history
# << peco <<
# 設定反映
$ source ~/.zshrc
キーボード設定
私はUSキーボード愛用者であるが、デフォルトの設定だと日本語と英数の切り替えがcontrol+space
となっていてとても切り替えづらい。
Windowsマシンではcaps lockを使って切り替えをできるようにしているためMacでも同様の切り替え方法ができるようにする。
そのためにKarabiner-Elementsを使用する。プロファイルを好みにいじることでキーを役割を自由に変えたりできる。
$ brew install karabiner-elements
プロファイル設定は下記リンク先のものをそのままお借りする。
[Mac]Google日本語入力でCaps Lockキーによる日本語と英語のトグル切り替えを行う[US配列]
おわりに
Part3へ続く
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