Microsoft copilot studioを使ってみた-⑤【Application insights導入編】
やること
Microsoft Copilot で作成したcopilotにApplication insightsを導入し、logを確認してみる
前提
・Azure環境があること
・以下のcopilotを使う
Application insightsとは?
Microsoft Azureが提供するアプリケーションパフォーマンス管理 (APM) サービスであり、Webアプリケーションやバックエンドサービスの監視、トラブルシューティング、パフォーマンス改善を支援します。リアルタイムでアプリケーションのパフォーマンスと使用状況を追跡し、障害を迅速に特定して解決するのに役立ちます。Application Insightsは、開発者がアプリケーションの問題を診断し、ユーザー体験を向上させるための洞察を提供します。
Application insightsの主な特徴
・リアルタイムパフォーマンス監視
Application Insightsは、アプリケーションのパフォーマンスメトリクスをリアルタイムで収集し、表示します。これにより、応答時間、サーバー要求、例外などの重要なパフォーマンス指標を追跡できます。
・ユーザーとセッション追跡
アプリケーションを利用しているユーザーの行動や、セッションに関するデータを収集します。これにより、ユーザーエクスペリエンスの向上や、特定の機能の使用状況を理解するのに役立ちます。
・例外追跡と診断
アプリケーションで発生する例外やエラーを追跡し、これらの問題の原因を診断します。スタックトレースや失敗したリクエストのデータを提供し、問題解決を容易にします。
・カスタムイベントとメトリクス
開発者は、アプリケーションの特定のイベントやカスタムメトリクスを定義し、これらのデータを収集して分析できます。
・統合アラート
特定のメトリクスが設定したしきい値を超えた場合に通知を受け取ることができます。これにより、問題が深刻化する前に迅速に対応できます。
・ログ検索と分析
収集したログデータを検索し、分析することで、アプリケーションの問題を深く理解し、問題解決のための洞察を得られます。
・多彩な言語とプラットフォームのサポート
.NET、Java、Node.js、Pythonなど、さまざまなプログラミング言語やプラットフォームで使用できます。
Application insights作成手順
- Azureへログイン
- 検索欄で「Log Analytics ワークスペース」を入力し、「Log Analytics ワークスペース」をクリック
- 「+作成」をクリック
- 必要なパラメータを入力し、「確認および作成」をクリック
- 「作成」をクリック
- 作成されたことを確認
- 検索欄で「Application insights」を入力し、「Application insights」をクリック
- 「+作成」をクリック
- 必要なパラメータを入力し、「確認および作成」をクリック
- 「作成」をクリック
- 作成されたことを確認
Application insghts導入手順
- 先程作成したApplication_insightsの接続文字列を取得し、どこかにコピーしておく
- copilotを開く
- 左タブの「設定>コパイロットの詳細」をクリック
- 「詳細」をクリック
- 1でコピーした接続文字列をペーストし、「保存」をクリック
動作確認
- copilot上で何件かチャットする
- Application insightsを開く
- 「トランザクションの検索」をクリック
- Application insgithsにlogが出ていることを確認
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