Xreal Air2 Ultraがようやく届いた
2024年3月に発売されたこのARデバイス。
発売前に予約してたのですが、納期の遅延が続いて10月にようやく届きましたので紹介します。
仕様
- Android OS
- 6DoF対応(ヘッドトラッキング・ハンドトラッキング)
- 内蔵オーディオ(グラスの縁)
- 接続端子はUSB TYPE-C
- OpenXR 非対応
- 撮影機能はなし(ただしスクリーンショットなら可能)
- 重さは83グラム(普通のサングラスと同じくらい)
公式サイトはこちら
ディスプレイの出力だけだったらほとんどの端末に対応しています。
Switchとかプレステにも対応してるようです。
ARアプリを使いたい場合は、以下のAndroid端末と有線で接続しておく必要があります。
今後は対応端末増えてくれることに期待
使い方
実際のXrealはこんな感じで、見た目はもろサングラス。
Xreal自体にはバッテリーが搭載されてなくて、充電とかは不要。
しかし逆に言えば、有線接続が必須。
Android端末に接続すると以下のようにアプリが立ち上がってモードを選択できます。
Android端末のみARモードを使用できるので、「ARモード」を選択します。
ARのモード
ARでは三つのパターンを選択できます
- ヘッドフォローモード...自分が向いてる方向にディスプレイが追尾してくれます。
- ボディーフォローモード...最初に向いてた方向から真っ直ぐ移動しても追尾してくれますが、首を別方向に曲げたら追尾してくれません。
- 空間ロック...最初に起動したところに固定されるので、移動してもディスプレイが固定されたままです。
操作
Android端末がリモコンとなるので、メニュー選択とかクリックはAndroid端末のスクリーンをタップして行います。
ポインターの微調整もホームボタンを3秒以上長押しで再調整してくれます。
スクリーンショット
ARモードなんで掛けてる本人は現実空間も見えるのですが、撮影時は真っ暗になりました。
保存は有線で接続したAndroid端末のギャラリーに保存されます。
画面録画
どうやらマックス30秒っぽいです。
あとはスクリーンショット同様に現実空間は全て真っ暗になります。
アプリの作り方
Xreal用のアプリを作るためにはNRSDKを導入する必要があります。
Unity 6にも対応してて、ビルドOSもAndroidなので普通のUnityアプリと遜色なく作ることができそうです。
アプリ開発は別の記事で出します。
感想
納期...
2024年の2月とかに予約して、到着したのは10月末...
何回か存在を忘れてました。
普通に遅すぎるなーと感じました。
バンバン最新機種が登場してる状況で8ヶ月待ってるともっといい機種が出てくるんじゃないかと心配してました。
超おしゃれ
今までのARグラスとかゴーグルは外でつけてたら恥ずかしいと感じちゃいますが、Xrealはめちゃくちゃオシャレです。
モデルからして他と違う。
全然日常生活でつけれます。
ハンドトラッキングについて
デフォルトの操作からハンドトラッキングを使えるわけではなくて、MRのアプリで使用ができるようです。
Hololen2みたいなハンドトラッキング中心のデバイスを触ってきた身からしたらAndroid端末でのリモコン操作の方が遥かにやりやすいので、これで十分かと思います。
音漏れが気になる
スピーカーが縁についてるんですが、音量を上げると周囲にも普通に聞こえてしまいます。
Bluetoothスピーカー使うのが無難ですね。
長時間つけていられる
Hololens2とかMetaQuestはデバイスが重たい & 頭の前後で固定ということもあって、30分以上つけてると気分が悪くなってました。
しかしXrealは軽いし、Android端末でメニュー操作もできるので使いやすかったです。
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