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Microsoft FabricのData ActivatorでTeamsのチャネルに通知を飛ばす方法

2024/06/16に公開

課題

デフォルト機能だけではTeamsのチャネルに飛ばすことがことができない


以下の記事でTeamsに通知を飛ばすロジックを作成しました。
ここでは「チャット」に送っています。

しかし、本当はTeamsの「チャネル」に通知を送りたいです。
調べてみたところデフォルトではTeamsのチャネル側に通知を送る方法は無いようなので、Power Automateを使って実現させます。

https://zenn.dev/headwaters/articles/6d0b7284dc91e3

実装

前回作成したところから修正を加えるので、Data Activatorの設定は上記の記事を参考にしてください。

1. Data Activator側の設定...Part1

対象のDataActivatorを開く


Custom Actions」内の「create」を選択


カスタムアクション名を設定


二つ目の箇所は特に何か設定する必要がないのでスキップして、接続文字列をコピー
コピーすると「Create flow in Power Automate」が活性化するのでクリック


2. Power Automate側の設定

Create flow in Power Automate」をクリックすると別タブにPower Automateのフロー作成が面がつくられました。


トリガーをクリック


先ほどコピーした接続文字列を挿入


次にTeamsに通知を飛ばすアクションを設定します。
「+」ボタンをクリック


「teams」と入力して絞り込みをします。
検索欄の下にある「コネクタでグループ化」のチェックを外すことを忘れずに。


チャットまたはチャネルにメッセージを投稿する」を探して、クリック


アクションが追加されました。
追加されたアクションをクリックすると設定画面が出てきます。


投稿者は「ユーザー」、投稿先を「Channel」にします。


「Channel」に選択すると、自分が参加しているTeam一覧が表示されます。
投稿したいTeamとチャネルを選んで設定
あとはメッセージを適当に入れてください。


最後に「保存」をクリック


3. DataActivatorの設定...Part2

PowerAutomate上で保存まで完了するとDataActivatorのボタンが「Done」に変わります。


対象のSourceの「Triggers」をクリック


一番下までスクロールして「Act」の「Custom actions」内にある、先ほど作成したカスタムアクションを設定


最後に「Additional Information」にトリガー名を追加

テスト

Teamsチャネルに通知が飛びました!


3週間前から運用していますが、問題なく動いています。

次回

今は通知メッセージしか送ってないので、メッセージ内に対象のZennの記事のリンクを入れる方法を調べてみます。

ヘッドウォータース

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