サーバ構築まで(Part.3)
27歳で新たにIT業界に挑戦した株式会社HESの川添です。
前回の記事ではサーバ構築にあたり、仮想マシン(VM)作成について書きました。
今回は前回の続きとして、下記記事1)を参考に仮想環境にLinux OSをインストールしていきたいと思います。
出典:1) “仮想環境(Hyper-V)にLinuxをインストールしてみよう!.” https://yuworks.blog/hyper-v-llinux/, (参照2025-03-03)
仮想マシン(VM)環境設定
前回の記事で仮想マシン(VM)を作成しましたが、今回、Linuxサーバを構築するということで新たにLinux用のVMを新たに作成したいと思います。
作成方法としては「Ubuntu」のHPからISOファイルをダウンロードしてVMにインストールします。
VMの具体的な作成方法は前回の下記資料に記載しましたのでそちらをご参照して下さい。
今回はVM作成までの手順は割愛して作成したVM名は「ubuntu_test」としました。
Hyper-VにUbuntuをインストールするまで
手順通りにやってみたいと思います。
1.先ほど作成した「ubuntu_test」を右クリックして「設定」を選択。
2.「セキュリティ」の項目で「セキュアブートを有効にする」のチェックを外して「OK」をクリック。
セキュアブートとは:セキュア ブートとは、PC の起動 (ブート) 時に悪意のあるソフトウェアが読み込まれないように設計された重要なセキュリティ機能です。 最近のほとんどの PC はセキュア ブートに対応していますが、場合によっては、PC にセキュア ブート機能がないように見せる設定もあります。2)
出典:2) “Windows 11 とセキュア ブート.” https://support.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-11-とセキュア-ブート-a8ff1202-c0d9-42f5-940f-843abef64fad#:~:text=セキュア ブートとは、PC,に見せる設定もあります。, (参照2025-03-03)
3.画面に戻り、再度「ubuntu_test」を右クリックして今度は「接続」をクリック。
4.「起動」をクリックする。
5.「Ubuntuをインストール」をクリックする。
6.「キーボード」のレイアウトを選択して「続ける」をクリックする。
7.「通常のインストール」を選択して「続ける」をクリックする。
8.「ディスクを削除してUbuntuをインストール」を選択して「インストール(i)」をクリックする。
「ディスクに変更を書き込みますか?」と表示されるので「続ける」をクリックする。
9.「どこに住んでいますか」と聞かれるので場所を選択し、「続ける」をクリックする。
10.「ユーザー名」、「コンピューター名」、「パスワード」を設定して「続ける」をクリックする。
11.Ubuntuのインストールがはじまる。
12.インストールが完了できたら、「今すぐ再起動」をクリックする。
13.再起動が終了したら、先ほど設定したパスワードを入力してログインできれば完了。
仮想環境にLinux OSをインストールしてみて
実際に手を動かして仮想環境にLinuxをインストールしてみましたが、大きなトラブルもなくスムーズにゲストOSのセットアップが完了し、その手軽さに少し感動しました。まだ何も構成されていないシンプルなサーバーですが、それでも短時間で環境を構築できるのは「仮想化」の大きな魅力だと実感しました。これから、このLinuxサーバーを活用しながら、さまざまな設定やカスタマイズに挑戦していこうと思います。
参考資料
今回のブログ記事作成にあたり、以下の資料を参考にしました:
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