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初心者が挑む!自作PC組み立て完全ガイド【MAG B650 TOMAHAWK WIFI + RTX 4070 Ti SUPER】2
⚙️ 自作PC初心者がRTX 4070 Ti Superで構築した記録(第2回)
この記事は、**BTO経験しかなかった筆者が完全初自作PCに挑戦した記録の後編その1(配線とOSインストール編)**です。
前回はこちら
🧩 今回やったこと(第2回)
- 電源ユニット(850W GOLD)の取り付け
- グラボ・マザーボードへのケーブル接続
- フロントパネル系(Power SW / Reset / USB / HD Audio)接続
- Windows 11のインストール(UEFI USBメモリから)
🔌 ステップ①:電源ユニットを取り付ける
-
ケース背面からスライドで差し込み、裏配線スペースを確保
-
使用パーツに合わせて以下のケーブルを取り出す:
- 24ピン(マザーボード用)
- 8ピンCPU用(4+4)
- PCIe(グラボ用)→ RTX 4070 Ti SUPERは12VHPWRに変換
- SATA電源(必要なら)
🔧 注意ポイント:
グラボの12VHPWRケーブルが太く、曲げに弱いため、取り回しに時間がかかりました。
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電源ユニットをセット | ATX 12V ケーブル選定 | CPU補助電源ケーブル接続 |
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PSU へ2本ケーブルを接続 | PSU: 1本目 Before | PSU: 1本目 After |
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マザボ: 1本目 Before | マザボ: 1本目 After | PSU: 2本目 After |
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マザボ: 2本目 After |
✅ グラフィックカード取り付け(RTX 4070 Ti SUPER)
- ケース背面のブラケットを2枚外しておく
- マザーボードの 一番上のPCIe x16スロット に差し込む(グッと押す)
- 補助電源ケーブル(3×8ピン→12VHPWR変換)をしっかり差し込む
→ 奥まで刺さっていないと起動しない or 発熱トラブルあり
🧠 注意ポイント:
- 12VHPWRは抜き差しが硬くて不安になるレベル。奥までカチッと入れる
- グラボが重くて傾きやすい → ケース付属のサポートステーを活用
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背面ブラケットを2枚外す | ケース付属のGPUサポートステー | グラボを挿し込む① |
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グラボを挿し込む② | 補助電源ケーブル(12VHPWR) | PCI-Eケーブル2本を準備 |
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GPU側に12VHPWRを接続 | PSU側にPCI-Eケーブル接続 |
🧠 ステップ②:前面パネルケーブルを接続
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フロントI/Oに含まれていたケーブル:
ケーブル名 接続先 Power SW JFP1(ピン配置確認必須) Reset SW 同上 HDD LED 同上 USB 3.0ヘッダー JUSB3ポート USB 2.0ヘッダー JUSB1 or JUSB2 HD AUDIO JAUD1ポート
💡 MSIマザーボードの説明書を片手にやるのがベスト。ピン配置は間違えると動作しないので慎重に。
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マザボのJFP1ピン | フロントI/Oケーブル一式 | MSIマニュアルでピン確認 |
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[USB2.0] HD AUDIO Before | [USB2.0] HD AUDIO After | [USB3.0] USB3.0 Before |
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[USB3.0] USB3.0 After |
🧯 ステップ③:CSMを無効化したら画面が映らなくなった件
BIOS確認まではOK
がwindowsをusbからインストールしたが反応ない
仕方がないので
USBメディアから起動させる方法 BIOS画面上の起動順位(boot priority)で「UEFI USB Key」を選択し、それを一番左に(最優先)ドラッグして配置
それでもだめだったんで
「CSM(Compatibility Support Module)」を**Disabled(無効)**にする
UEFIブートが有効になる……という情報を鵜呑みにして設定を変更。
その結果:
🛑 BIOS画面すら映らなくなり、完全に詰んだ状態に。
✅ 試したこと
- モニター・HDMIケーブルを差し直す → ✕
- GPUとマザボの映像出力を切り替える → ✕
- 「放電」目的で電源を外し、数分待機 → ✕
🧠 復旧方法:CMOSクリア(ボタン電池を抜く)
最終手段として、マザーボードのCR2032ボタン電池を取り外して約5分放置 → 再装着
これで、BIOS設定が初期化され、無事に画面が復活しました。
ラッチが硬すぎて**「壊したかと思った」レベルの力が必要でした。
→ 結果として無事取り付けし直せましたが、ここが最大の山場**。
🧩 この時、GPUを一度取り外さないと電池が物理的に抜けない構造で、✅ 教訓まとめ
- フロントパネルの配線はマザボマニュアルが命
- USBメディア起動時のCSM設定は地雷。変更前に調べるべき
- ケーブルの取り回しには事前シミュレーションが重要
- CSMはむやみにいじらない(とくにOSインストール前後のタイミング)
- BIOSに入れないときは「CMOSクリア」を思い出す
- GPU直下のボタン電池を抜くには、一度グラボを外す必要がある構造も多い
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